
「何度伝えても別れてくれない彼氏と、どうすれば別れられるのか」「別れ話をしてから、しつこく連絡が来て怖い」と悩んでいませんか。
恋人との交際は、あなたが終わらせると決めれば終えられるもので、彼の承諾は要りません。ただ、伝え方を誤ると話がこじれ、しつこい連絡やつきまといに発展することもあります。彼氏の心理を知ったうえで、安全な場所と言い方を選び、危険を感じたら早めに警察や弁護士を頼ることが大切です。
この記事では、男女トラブルに強い弁護士が、次の点について解説します。
- 彼氏はなぜ別れを受け入れないのか
- 別れ話はどこで・どう伝えればよいか
- それでも別れてくれないときの対処法
- しつこい・怖いときに頼れる相談先
お読みいただくことで、彼に何をどう伝え、どこで線を引き、いつ誰に助けを求めればよいかを整理できます。
なお、別れてくれない彼氏のことでお悩みの方は、一人で抱え込まず、この記事をお読みいただいた後、当事務所の無料相談をご利用ください。地域を問わずご相談を承っています。
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女性弁護士も在籍しています代表弁護士 若井 亮・弁護士 鳴海 裕子ほか、計10名が在籍
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別れてくれない彼氏の心理
別れてくれない彼氏が抱えている心理は、一つではありません。代表的な4つを知っておくと、どう伝えればよいかが見えてきます。
まだ好きで未練がある
別れてくれない彼氏の中には、別れを切り出されても、まだあなたを好きな気持ちが残っている人がいます。
あなたが何か月も迷ったすえに別れを決めていても、彼にとってはその日に初めて聞かされた話かもしれません。気持ちの整理がつかないまま、「悪いところは直すから」「もう一度だけ考えてほしい」と引き止めようとするのは、このためです。
未練が残っている彼氏に優しさから曖昧な返事をすると、「まだやり直せる」という期待を残してしまいます。決意が変わらないことを、はっきり示す必要があります。
別れる理由に納得できていない
彼氏が別れてくれない理由・心理として、彼女の別れる理由に納得できていない可能性があります。
例えば、「最近すれ違いが多い気がする」「前ほど一緒にいて楽しくない」などという理由で別れを切り出した場合、彼氏はそのような曖昧な理由では納得できず、別れに応じてくれないことがあります。
別れ話の理由が、努力すれば直せそうに聞こえる場合には、彼氏としては別れる以外にも関係を修復するためにできることがあるのではないか、と考えてしまう可能性があります。理由の伝え方は、後半の「別れの理由はシンプルに言い切る」で解説します。
彼女に依存している・今の生活を変えたくない
彼氏が彼女に物理的または精神的に大きく依存しているケースでは、別れを受け入れてもらうのが難しくなりがちです。
彼氏が彼女との関係を続けることでメンタルの平穏を保っているようなケースでは、彼女を失うことで彼氏のメンタルが不安定になるリスクがあります。
また、彼女が借りているアパートに彼氏が上がりこんでいる場合や、彼女が日用品を買いそろえてあげているような場合には、彼女と別れることで、日常生活の基盤を失ってしまうリスクもあります。
好きだから、別れるのが寂しいからという理由ではなく、単に今の生活を変えたくないという理由で別れを拒む彼氏もいます。とりあえず次の恋人が見つかるまでは今の彼女をキープしておきたいケースや、今の生活スタイルに不便を感じていないため彼女と別れて環境を変化させたくないというケースが考えられます。
この場合、彼の「別れたくない」は、あなたを大切に思う気持ちから出ているとは限りません。情に流されず、自分の気持ちを優先して構いません。
プライドや独占欲が強い
男性の中には、相手に振られることで自分のプライドが傷つくという理由から別れてくれない人もいます。恋人がいることを自分のステータスのように考えている彼氏は、相手から「捨てられた」という事実を受け入れられないことがあります。
また、彼女を自分の思いどおりに管理したいという独占欲から、どこへ行き誰と会ったのかを逐一報告させるなど、束縛が厳しく自己中心的な言動が目立つ男性もいます。このような男性は、女性が男性から離れようとする行動や発言を「自分に対する裏切り」と受け取るため、別れようとしても強く抵抗されることがあります。
プライドや独占欲の強い彼氏には、相手のプライドや自尊心を傷つけないように別れ話を進めていくことが重要となります。別れ話の場で怒鳴る、物に当たるといった態度が見られるなら、一人で話し合おうとせず、後述する警察や弁護士への相談も考えてください。彼氏のモラハラ的な言動に心当たりがある方は、モラハラ彼氏とは?特徴8選と対処法|診断チェックリスト付もあわせてご覧ください。
別れてくれない彼氏との別れ方と別れ話の進め方
別れてくれない彼氏との別れ話は、事前の整理、伝える方法、場所、理由の伝え方の順に考えておくと、こじれにくくなります。
別れ話の前に気持ちと理由を整理しておく
別れ話をする前に、あなた自身が別れたい理由を紙やメモに書き出しておきましょう。
理由が定まっていないまま話を始めると、別れ話が単なる口論や相手への批判に終始してしまうリスクがあります。しっかりと事前準備をしていないと、口の上手い相手に言いくるめられたり、結論を先延ばしにされたりしてしまいます。
あわせて、会う回数や連絡の頻度を少しずつ減らしておくと、彼氏のほうも関係の変化を感じ取り、別れ話を受け止める心の準備ができます。ただし、理由も告げずに突然連絡を絶つと、彼氏を混乱させるだけなので避けましょう。
同棲している場合は、次の住まいの目星をつけ、合鍵や貸し借りしている物の返し方も考えておくと、別れ話の後に会わなければならない場面を減らせます。暴力が心配な相手なら、話を切り出す前に実家などへ移っておくのも一つの方法です。
伝え方は対面・電話・LINEから安全を基準に選ぶ
別れてくれない彼氏に別れを伝える方法は、直接会う、電話、LINEやメールのいずれかです。
できれば直接会うか電話で伝えるほうが、別れの意思が本気であることが伝わりやすく、誤解も生まれにくいでしょう。これまで不満を口にしていなかったのに、いきなりLINEで別れを告げて連絡を絶つと、彼氏にとっては寝耳に水で、家まで押しかけてくるおそれもあります。
一方で、暴力や暴言が心配な相手や、会うと言いくるめられてしまう相手なら、無理に会う必要はありません。LINEやメールで伝えれば、やり取りが記録として残るという利点もあります。どの方法を選ぶかは、あなたの身の安全を第一に考えて決めてください。
人目のある場所で別れ話を切り出す
会って別れると伝える場合は、どちらかの自宅や車の中など、二人きりになる場所は選ばないようにしましょう。
別れ話を彼氏と彼女が二人しかいない閉鎖空間で行う場合には、双方がヒートアップして口論に発展する可能性があり、穏便に話し合いができないおそれもあります。
そのため、第三者の出入りがあるカフェやレストランなど、周囲に人がいる場所で、明るい時間帯に話すのが適切です。人目があると、お互いに落ち着いて自分の話をする・相手の話を聞くことができるようになります。
彼氏が激しやすく一対一で話すのが怖いときは、信頼できる友人に同席してもらいましょう。第三者の目があることで、相手の乱暴な言動を抑える効果が期待できます。話が平行線になったら、長く粘らずにその場を切り上げて構いません。
別れの理由はシンプルに言い切る
別れてくれない彼氏には、別れたいという決意と理由をひと言で伝えるのがポイントです。たとえば「もう気持ちは戻らないので、今日で終わりにします」のように、彼氏が「直す」と言っても変わらない結論として伝えると、話し合いで覆せる余地を与えずに済みます。
反対に、不満を一つずつ挙げたり彼を責めたりすると、「そこは直す」「お前だって」と言い返され、過去の喧嘩の蒸し返しになりがちです。感情的にならず、冷静な口調で同じ結論を伝えることを心がけましょう。これまでの感謝をひと言添えると、彼が激高するのを和らげられることもあります。
それでも彼氏が別れてくれないときの対処法
「別れる」と伝えても彼氏が受け入れないときは、話し合いで説得しようとするより、あなたの決意を言葉と行動で示し続けることが大切です。危険を感じたら、早めに外部の力を借りてください。
許可を求めず「別れる」と伝え続ける
別れてくれない彼氏に「別れたい」「別れてもいい?」と言うと、彼氏の許可を求めているように聞こえ、「嫌だ」と言われると話がそこで止まってしまいます。「もう決めたので、別れます」と、すでに決まったこととして伝えましょう。
話し合いの場で何を聞かれても、言い返されても、答えは「気持ちは変わらない」「別れます」の繰り返しで構いません。説得し合う形になると、彼氏に引き止めるための材料を与えてしまいます。
また、「あなたのことはまだ好きだけど」「今は付き合うのをやめたい」などと、復縁の可能性をほのめかす言い方も避けてください。相手に復縁を期待させた分、復縁ができないと分かったときには、相手から無用な攻撃や恨みを買うおそれがあります。
そもそも、交際中の恋人と別れるのに、彼の承諾は要りません。恋人どうしの交際は、夫婦のように法律で保護された関係ではないため、どちらか一方が終わらせると決めれば、それで関係を解消できます。「彼が納得するまで別れられない」と考える必要はありません。ただし、婚約している場合や内縁(事実婚)の関係にある場合は、正当な理由なく一方的に関係を解消すると慰謝料が認められることがあり、扱いが異なります。
泣かれても罪悪感で撤回しない
別れ話の途中で彼氏に泣かれたり、「別れたら生きていけない」とすがられたりすると、自分がひどいことをしているように感じてしまうかもしれません。
しかし、そこで「やっぱりもう少し考える」と撤回すると、彼氏は「引き止めれば別れずに済む」と受け取り、次に別れを切り出したときにはさらに強く抵抗するようになりかねません。罪悪感から結論を先延ばしにしても、二人とも苦しい時間が長引くだけです。別れた後に始めたいことや新しい生活に目を向けておくと、揺らぎそうになる気持ちを支えやすくなります。
「別れるなら死ぬ」と言われたときも、あなたが交際を続けて彼を支える必要はありません。今にも命を絶とうとしているなど緊急のときは、ためらわず110番や119番に通報し、あなた一人で背負わないようにしてください。「死ぬ」「殺す」といった言葉で別れを阻まれている場合の対処法は、「彼氏に「死ぬ」「殺す」などと脅されて別れられない時の対処法」で詳しく解説しています。
連絡手段を断って距離を置く
別れを切り出した後には、実際に会うのはもちろん、LINEや電話をすることも控えるようにしましょう。
話し合いにより円満に別れることができたと思える場合でも、彼氏のほうがあなたに未練がある場合には、たわいもない日常会話を投げかけてくる可能性もあります。中途半端に対応してしまうと、「まだ復縁の可能性がある」と認識されてしまい、依存心の強い男性の場合は、連絡の頻度を増やしてくるおそれがあります。
別れてくれない彼氏からそれでもしつこく連絡が来るときは、LINEのブロック、電話の着信拒否、SNSのブロックなどで、連絡手段そのものを断ち、物理的にも距離を置きましょう。返信しない状態が続けば、彼氏もあなたの決意が変わらないことを受け止めやすくなります。
別れた後も、自宅や職場の近くで待ち伏せされないか心配な方もいるでしょう。待ち伏せなどのつきまとい行為が始まったとき、警察がどのように対応してくれるのかは、元彼のストーカー行為はどこから?怖いときの対処法と対策で整理しています。
友人や家族に事情を伝えて協力してもらう
別れを受け入れない彼氏に一人で向き合い続けるのは、精神的にも大きな負担です。信頼できる友人や家族には、今の状況を早めに話しておきましょう。
事情を知っている人がいれば、不安なときにすぐ相談でき、別れた後に彼氏が押しかけてきたときにも助けを求めやすくなります。
彼氏と共通の友人がいる場合は、「彼に何か頼まれても間に入らないでほしい」「私の近況は話さないでほしい」とお願いしておくと、友人を通じて連絡されるのを防げます。ただ、共通の友人は中立の立場をとりがちなので、詳しい事情まで話す相手は選んだほうがよいでしょう。
しつこい・怖いときは警察や弁護士に相談する
別れ話の後に、別れてくれない彼氏からつきまといや待ち伏せ、自宅への押しかけ、復縁や面会のしつこい要求、拒んでも続く電話やメッセージなどを受けている場合は、ストーカー規制法(ストーカー行為等の規制等に関する法律)が規制する「つきまとい等」にあたる可能性があります。この場合、警察に相談すれば、相手への警告などの対応をとってもらえる場合があります。
また、「別れたら殺す」「痛い目に遭わせるぞ」などの脅迫行為を受けた場合には、すぐに警察に相談するようにしてください。生命や身体に対する害悪の告知は、脅迫罪や強要罪などの犯罪に該当する可能性があり、刑事事件として扱われる場合もあります。
相談するときは、着信履歴やLINE・メールの画面を保存した画像、通話の録音、待ち伏せされた日時と場所のメモがあると、被害の状況を伝えやすくなります。ただし、恐怖や身の危険を感じたときは、証拠がそろっていなくても、ためらわず110番通報してください。緊急でない相談は警察相談専用電話の「#9110」でも受け付けており、被害を受けたときの対応や証拠の残し方は、警察庁の取材協力による政府広報オンラインで案内されています。
警察沙汰までにはしたくない、警察を介入させることで相手に逆恨みされたくないといった場合には、弁護士への相談・依頼を検討するとよいでしょう。弁護士が代理人として彼との話し合いや交渉を引き受けるため、あなたが直接やり取りする負担を減らせます。紛争が蒸し返されないよう、今後は接触しないことを約束する合意書を取り交わすなど、別れた後のトラブルに備えることもできます。
別れた後のトラブルが実際に起きたときの具体的な対処法については、元彼の嫌がらせをやめさせる4つの対処法|逆恨みを避けるには?もご参照ください。
別れてくれない彼氏にお困りの方は弁護士にご相談ください
彼が首を縦に振らなくても、別れてくれない彼氏との交際を終わらせることはできます。理由はシンプルに伝え、泣かれても撤回せず、連絡の手段を断つことが基本です。それでも彼氏が引き下がらず、つきまといや脅しが始まったときは、一人で耐え続ける必要はありません。
弁護士にご依頼いただければ、彼との話し合いを代理人として引き受け、ご本人が直接やり取りをせずに済むよう対応いたします。接触を控えるよう求める書面の送付や合意書の取り交わしなど、別れた後の不安を減らす手立ても講じることができます。
何度別れを伝えても受け入れてもらえない状況が続くと、心も体も疲れ切ってしまいがちです。すでにしつこい連絡や待ち伏せが続いている場合や、彼氏の言動に怖さを感じている場合は、できるだけ早い段階でご相談ください。
当事務所は男女トラブルの解決に力を入れており、豊富な解決実績があります。ご相談者の安全を第一に考えて対応いたします。全国どこからでもご利用いただける無料相談を設けておりますので、まずはお気軽にご相談ください。
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この記事の監修者
不倫慰謝料、婚約破棄、妊娠トラブル、パパ活トラブル、元交際相手からのつきまといなど、男女トラブルのご相談に力を入れて取り組む。慰謝料を請求する側・請求された側のどちらのご相談も、お話を丁寧に伺ったうえで、相手方との交渉や調停・訴訟など状況に応じた手段を検討する。「家族や職場に知られたくない」といった事情にも配慮して対応している。











