
「ホストに払ったお金は取り戻せないのか」「弁護士に頼むと何をしてもらえるのか」と、一人で悩んでいませんか。
恋愛感情につけ込まれて払わされたお金は、契約を取り消して取り戻せる場合があります。また、弁護士に依頼すれば、取り立てや連絡の窓口を任せ、請求を払う義務があるかを確かめたうえで減額などを交渉できます。
この記事では、こうした金銭トラブルの解決実績が豊富な弁護士が、次の点を解説します。
- 取り立てや連絡の窓口を任せられるか
- ホストの請求を払わなくてよい場合
- 色恋営業で払ったお金を取り戻せる場合
なお、ホストとのトラブルでお悩みの方は、一人で抱え込まず、この記事をお読みいただいた後、当事務所の無料相談をご利用ください。地域を問わずご相談を承っています。
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ホストとのトラブルを弁護士に依頼するとできること
ホストや店とのやり取りは、弁護士が代理人として引き受けられます。依頼してできることは、主に次の2つです。払ったお金の返金を求める方法は、その後で説明します。
取り立てや連絡の窓口を弁護士に移せる
売掛金(ツケ払い)を払えずにいると、自宅や職場への取り立てや督促を受けたり、借金や性風俗店での勤務を迫られたりすることがあります。
弁護士は依頼を受けると、店や担当ホストに受任通知(代理人に就いたことを知らせる書面)を送り、今後の連絡は弁護士にするよう求めます。それ以降の交渉は弁護士が受け持つため、あなたが直接やり取りせずに済みます。
ただし、ホストクラブは消費者金融などの貸金業者と違い、この通知で店からの連絡が法律上禁じられるわけではありません。店から連絡が来ても自分では応じず、弁護士に回してください。
暴行を受けたり、脅してお金を求められたりした場合は、恐喝罪・強要罪・傷害罪などにあたる可能性があります。身の危険があればまず警察へ110番通報を。刑事告訴(加害者の処罰を求める申告)も弁護士に任せられます。
払う義務があるかを確かめ、減額や分割を交渉できる
自分の意思で注文して生じた売掛金は、原則として払う義務があります。ただ、請求には払わなくてよい分が混じっていることもあります。弁護士が伝票やいきさつを確かめ、減額や分割払いを店と交渉します。
払わなくてよい可能性があるのは、主に次のような場合です。
- 頼んでいない高額なボトルを入れられた、泥酔して判断できない状態で注文させられた
- 店が売掛の金額や中身を証拠で示せない
- 18歳未満の人が親の同意を得ずに利用した(年齢を偽った場合などを除く)
- 支払期日から原則5年がたち、時効(期間の経過で支払いを拒めるようになる制度)を店に主張できる(途中で一部でも払うと数え直しになる)
払わなくてよい場合に当たるかどうかの考え方は、「ホストの売掛金・未収が払えない?支払い義務と対処法を弁護士が解説」で詳しく説明しています。
返済の見通しが立たないときは、債務整理(自己破産など、借金の減額や免除を受ける法的な手続き)も選択肢になります。支払いのために闇金で借りたり、性風俗店で働いたりしてお金を作るのは避けてください。
相談の前に、いつ・誰に・いくら払ったかを時系列でメモしておくと、弁護士が状況をつかみやすくなります。
ホストの色恋営業で払ったお金を取り戻せる場合
ホストに払ったお金でも、恋愛感情につけ込まれて払わされた場合などは、契約を取り消して返金を求められることがあります。取り消せば、店は受け取ったお金を返還する義務を負います。
色恋営業とは、ホストが客に恋愛感情を抱かせ、その気持ちを利用して高額なお金を使わせる営業のことです。
取消しの対象になり得るのは、社会経験の乏しい客がホストに好意を持ち、相手も同じ気持ちだと思い込んでいるのを知りながら、「飲まないと関係が終わる」と告げて困惑させ、注文させた場合です(消費者契約法4条3項6号)。消費者庁の周知文書も、ホストクラブでの契約を取り消せる可能性を示しています。料金を偽って説明された場合も、取り消せる可能性があります。
取消しは、困惑から抜け出して(料金を偽られた場合は、事実と違うと気付いて)取り消せると知った時から1年、契約から5年を過ぎるとできなくなります(同法7条1項)。悪質な手口なら、取消しとは別に、不法行為として損害賠償を求められる場合もあります(民法709条)。
弁護士は、店に取消しを伝えて返金を交渉し、応じなければ訴訟を起こすこともできます。
2025年6月28日施行の改正風営法は、恋愛感情につけ込んで客を困らせ、飲食させる行為や、売掛を払わせるための脅しなどを規制の対象にしました。ただ、店を取り締まる法律のため、客への返金の規定はありません。
返金を求める材料は、担当ホストとのLINE、振込の記録やレシートなどです。消すよう言われても削除せず、写しを別の場所に保存しておきましょう。
取消しについては、消費生活センター(消費者ホットライン188)にも相談できます。弁護士費用の負担が難しければ、収入や資産などの条件を満たすと、国が設けた相談窓口である法テラスの費用立替えを使える場合があります。
ホストとのトラブルは一人で抱えず弁護士に相談を
ホストへの支払いや請求をめぐるトラブルの解決は、払う義務の有無や、契約を取り消して返金を求められるかを確かめることから始まります。
店とのやり取りから減額・返金の交渉まで、弁護士に任せられます。
当事務所はホストトラブルや男女問題を数多く扱ってきました。全国どこからでもご利用いただける無料相談を設けておりますので、まずはお気軽にご相談ください。
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この記事の監修者
不倫慰謝料、婚約破棄、妊娠トラブル、パパ活トラブル、元交際相手からのつきまといなど、男女トラブルのご相談に力を入れて取り組む。慰謝料を請求する側・請求された側のどちらのご相談も、お話を丁寧に伺ったうえで、相手方との交渉や調停・訴訟など状況に応じた手段を検討する。「家族や職場に知られたくない」といった事情にも配慮して対応している。











