
パパ活での盗撮被害は、動画のネット流出や脅迫に発展するケースが少なくありません。
「知り合いから、私そっくりな人の動画がネットに出回っていると連絡があった」「盗撮動画をネタに関係の継続を迫られている」といった深刻な相談が当事務所にも数多く寄せられています。
この記事では、パパ活での盗撮被害に強い弁護士が、
- パパ活で盗撮されることのリスク
- パパ活での盗撮の手口
- 盗撮する可能性のあるパパの特徴
- パパ活で盗撮されないための防止策
- パパ活で盗撮された時の対処法
についてわかりやすく解説します。
盗撮の手口や怪しいパパの特徴を事前に知っておくことで、被害を未然に防ぐことができます。万が一被害に遭った場合の適切な対処法も解説していますので、ぜひ最後までお読みください。
なお、パパ活での盗撮被害でお困りの方は、この記事をお読みいただいた後、全国どこからでもご利用いただける当事務所の無料相談へお早めにご連絡ください。早期対応が結果を左右します。
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パパ活で盗撮されることのリスク
パパ活で盗撮される最大のリスクは、その盗撮動画をネットに流出させられることです。
例えば「パパ活 流出動画」といったキーワードでネット検索すると、パパ活女子の性行為の盗撮動画が大量にアップロードされています。また、パパ活での盗撮動画販売サイトや、SNSなどの専用コミュニティなどでもかなりの数の盗撮動画や画像が確認できます。
こういった素人の性行為の動画は人気が高く、動画買取業者に高値で買い取ってもらえますし、個人で撮影した動画を売買できるサイトもあります。パパからすれば、お手当てを払って性行為をしても、盗撮動画を売ることでそのお手当てをペイできるため、あの手この手でパパ活女子との性行為を盗撮しようとするパパが少なくないのです。
実際、当事務所にも、
といった、流出動画を削除して欲しいといった相談も数多く寄せられています。
また、別の相談事例としては、
といったものもあります。さらに悪質なケースでは、身体のほかに金銭まで要求されることもあります。
こうした脅しは、それ自体が犯罪に当たります。「動画を流す」などと告知して相手を怖がらせる行為は脅迫罪(刑法第222条)にあたり、2年以下の拘禁刑または30万円以下の罰金が科されます。さらに、その脅しを手段として金銭を支払わせれば恐喝罪(刑法第249条)が成立し、10年以下の拘禁刑というより重い刑罰の対象となります。盗撮された側は被害者であり、こうした要求に応じる義務は一切ありません。
このように、パパ活で盗撮されることは多大なリスクを伴いますので、以下で説明する、パパ活での盗撮の手口や被害に遭わないための対策をしっかりと確認しておきましょう。
パパ活での盗撮の手口
パパ活で盗撮被害に遭わないためには、盗撮の手口を把握しておく必要があります。ここでは、パパ活でよく使われる盗撮の手口を解説します。
- ①スマホや小型カメラで盗撮
- ②自宅や車、ホテルに予め撮影機器を設置
①スマホや小型カメラで盗撮
パパ活の盗撮の手口で最も多いのは、スマホによる盗撮です。シャッター音や起動音がしない無音カメラアプリもあり、スマホをいじるふりをしてカメラを差し向けたり、枕の下にスマホを隠しておいて性行為時にこっそり盗撮したりする手口もあります。
また、一見カメラには見えない小型カメラ(スパイカメラ・カモフラージュカメラ)を用いた盗撮も少なくありません。腕時計型やペットボトル型の形状のカメラもあり、ベッドの枕元の棚に置かれていても不自然ではない小型カメラで盗撮していることもあります。また、メガネ型カメラもありますので、性行為時に着用したまま盗撮に及ぶケースもあります。
さらに、カバンに小さな穴をあけて、その穴からピンホール型カメラで盗撮する手口もあります。
②自宅や車、ホテルに予め撮影機器を設置
パパ活女子と時間を過ごす空間に予めカメラ・撮影機器を設置して盗撮する手口もあります。
自宅や乗用車は相手がいつでもカメラを忍ばせることができる空間です。そのためすぐに自動車を使用したデートに誘ってきたり、しつこく自宅に来るように誘導したりする場合にも盗撮を警戒しておきましょう。
ビジネスホテル・ラブホテルなど彼の私的な空間でない場所についても、既に受付を済ませているなど一度出入りの痕跡がある場合には事前にカメラ・撮影機器が設置されている可能性もあります。
部屋に入った際に既に荷物が置かれていたり既にチェックインしていたり、直前までホテルの部屋で仕事をしていた・仮眠を取っていたなどと言っている場合には警戒が必要でしょう。
なお、しつこく自宅に誘導してくるパパはストーカー化するリスクもあります。詳しくは「パパ活でストーカー化するパパの特徴と予防策・対処法」をご参照ください。
盗撮する可能性のあるパパの特徴
盗撮を企んでいるパパには、いくつかの共通した特徴があります。以下の特徴に当てはまるパパには注意が必要です。
- ①挙動不審な行動をとる
- ②自分の持ち物の話題を嫌がる
- ③やたらと指示や指定が多い
①挙動不審な行動をとる
盗撮する可能性があるパパは、挙動不審な行動をとるという特徴があります。
盗撮をしようとしている男性は、盗撮行為が発覚しないかどうかを常に気にしています。そのため、集中力が隠し事の方に削がれ、女性との会話や行為に意識を集中することができません。会話の内容を全く聞いていなかったり、意味もなくスマホを触っていたりする場合には、盗撮のリスクがあります。
そのような不審な挙動に気づいた場合には、「どうかしましたか?」「何かお困りのことがありますか?」とストレートに聞いて反応を見るのもひとつの手です。男性が焦って、とりとめのない回答をする場合や、急に饒舌になってあれこれ言い訳をし始める場合には要注意です。
このようにソワソワ・キョロキョロする等の挙動不審な行動をとる場合には、盗撮しようとしているおそれがあります。
②自分の持ち物の話題を嫌がる
自分の持ち物の話題を極端に避けようとするパパにも注意が必要です。
パパ活で盗撮をしようとする場合には、さまざまな形状のカモフラージュカメラや盗撮カメラを使用している可能性があります。ボールペンや腕時計・置時計、自動車のキーレス、モバイルバッテリー、ペットボトルの形をした盗撮カメラも存在しています。
そのため、それらの盗撮グッズについては予め知識を持っておくことも大切ですが、怪しいと思うものについては手に取ってみたり、「この〇〇の形は珍しいですね」と相手に話題を振ってみたりするのが効果的です。
もし、本当に盗撮カメラを仕掛けていた場合、男性側はバレたかどうかハラハラしているはずです。やたらと焦って持ち物の話題を他の話題に変えようとしたり、話をはぐらかしたりする場合には、盗撮のリスクが高まります。
③やたらと指示や指定が多い
男性の中には、マッチングアプリや出会い系サイトを通じて、若い女性を盗撮する目的であえてパパ活をしている人もいます。
ろくに女性とは会話もできず、過ごしている時間も楽しそうに見えないという場合、盗撮をするだけの目的で女性と会っている可能性があります。
そして、そのようなパパの場合には、食事の場所や服装についてはやたらと指定が多いという特徴があります。盗撮のスポットや盗撮のシチュエーションが崩れないようにするために、細部にわたって指定してきている可能性があります。
待ち合わせ場所や利用する店、服装や姿勢、体位や向く方向などさまざまな指示をしてくる場合には、盗撮されている可能性が高まります。
盗撮以外にもパパ活では様々なトラブルがあり、相手の行為が犯罪となって逮捕に至ることもあります。「パパ活は犯罪?逮捕されるケースとトラブル対処法を弁護士が解説」もあわせてご確認ください。
パパ活で盗撮されないための防止策
パパ活での盗撮被害を防ぐためには、事前の対策がカギになります。以下の防止策を実践すれば、盗撮のリスクを大幅に減らせます。
- ①盗撮被害の経験談を話して警戒心をアピール
- ②行為の前にスマホをバッグ等にしまってもらう
- ③カモフラージュカメラの種類を知っておく
- ④パパが予約したホテルや自宅には行かない
- ⑤部屋を暗くする
①盗撮被害の経験談を話して警戒心をアピール
怪しいパパに対する事前の対処法として、自分が盗撮被害に警戒心を持っていることを伝えることが有効です。
その際には友達から聞いた体験談として話すこともできます。例えば、「以前仲のいい友人がパパ活中に盗撮被害に遭って警察沙汰になり家族も巻き込む大事件になった」というエピソードを話せば、これから盗撮しようと企んでいるパパも心理的にやりにくくなります。
盗撮は社会的にも法的にもアウトな行為であることを再認識させることで実際に盗撮行為に出ることを思いとどまらせることができるかもしれません。
②行為の前にスマホをバッグ等にしまってもらう
性行為をする前にスマホが近くに置かれているのは危険です。そのため行為の前にスマホをバッグや引き出しにしまってもらうように頼むこともできます。行為の最中に通知音が入ることが不愉快という人は多いですので、上記のような頼みも不自然なものではありません。かえって相手のパパが拒否したり異常に驚いたりする場合には注意が必要です。
またスマホをしまってもらうように相手方に頼むことができない場合でも、スマホの位置が分かっていればその前に衣類や荷物、タオルなどの障害物を置いたり上から覆ってしまったりすることで盗撮されるのを回避することはできます。
③カモフラージュカメラの種類を知っておく
盗撮被害に遭わないための転ばぬ先の杖として、こちら側もカモフラージュカメラや盗撮カメラ(隠しカメラ)などの盗撮グッズについて知識を持っておきましょう。
市販されているカモフラージュカメラとして以下のようなものがあります。
- ボールペン型カメラ
- 腕時計型カメラ・置時計型カメラ
- 自動車のキーレス型カメラ
- 火災報知器型カメラ
- 電球型カメラ
- モバイルバッテリー型カメラ
- メガネ型カメラ
- ペットボトル型カメラ
実際に、カモフラージュカメラの実物を画像で確認しておきたい方は、Googleで「カモフラージュカメラ」と画像検索してみましょう。
どれも日常生活の中にあって不自然ではないものですので意識していなければカメラであると気づかないでしょう。大事なのは上記のような日用品や家電がカメラである可能性があるということを認識しておくことです。そのうえで、見たことない製品や不自然だと感じたものは手に取ってみて相手方の反応を見てみるのもひとつの手でしょう。
④パパが予約したホテルや自宅には行かない
事前に盗撮用のカメラが仕掛けられている場所に行かなければ盗撮される心配もありません。したがって上述したようなパパの私的空間である自宅やパパによって予め予約されているホテルには行かないようにしてください。
予めカメラを隠すという念入りな準備行為をしているわけですので、仮に自宅やホテルに行くことを拒否すると、相手の態度がおかしかったり怒り出したりする可能性があります。そのような場合には絶対に行かないようにしましょう。
⑤部屋を暗くする
小型カメラは大型のカメラに比べて性能が低い傾向にあります。隠しカメラの場合、その多くは小型カメラですので、照明が暗い部屋ではうまく撮影できない場合があります。
そこで対策としては部屋の明るさをできるだけ暗くするという方法があります。
行為の際に「部屋の明かりを暗くしてほしい」と女性側が要望することは自然なことですので何度頼んでも頑なに拒否するような相手はどこかに盗撮カメラを設置している可能性があります。
パパ活で盗撮された時の対処法
パパ活中に盗撮に気づいた場合、落ち着いて対処することが肝心です。対処を誤ると後々無用なトラブルに発展するリスクもありますので、以下の対処法を頭に入れておいてください。
- ①証拠やパパの個人情報は無理に確保せずに警察を呼ぶ
- ②証拠を保存し、相手とのやり取りは慎重にする
- ③動画を流出させられたら削除請求・拡散防止に動く
- ④弁護士に慰謝料請求してもらい示談で済ます
なお、「自分はパパ活(売春)をしていたのだから、警察に相談したら自分が責められるのではないか」と不安に感じ、通報をためらう方は少なくありません。しかし、性行為の対価として金銭を受け取った女性側を直ちに処罰する規定はなく、盗撮や脅迫といった悪質な被害を受けている場合、警察はまず加害者の犯罪行為を重視して動くのが実務上の一般的な対応です。パパ活をしていた事実を理由に被害申告をあきらめる必要はありません。
①証拠やパパの個人情報は無理に確保せずに警察を呼ぶ
パパの目を盗んで、盗撮の証拠、パパの名刺や運転免許証などの個人情報を確保しようとするのはリスクが高いでしょう。もし見つかれば、それらを奪い返すために暴力を振るわれる恐れもあるからです。
盗撮の場合、性的姿態等撮影罪や各都道府県の「迷惑防止条例」に違反する犯罪行為です。したがって警察に通報すれば速やかに駆けつけてくれます。その際には盗撮されたこと、犯人が今一緒にいることを適切に伝えて速やかに現場に駆けつけてもらうように要請しましょう。警察を呼ぶことができれば立件のために捜査し証拠を収集するのは警察の仕事です。
パパがシャワーを浴びている際やあなたが1人になれるタイミングなどでこっそりと通報することができれば相手方から無用な抵抗を受けずに済みます。
②証拠を保存し、相手とのやり取りは慎重にする
盗撮の事実やその後の脅しを立証するうえで、相手とのやり取りは重要な証拠になります。送られてきた動画や画像、「会わないと動画を流す」といったメッセージは、決して削除せずに保存してください。スクリーンショットを撮り、相手のアカウント名や電話番号、やり取りの日時もあわせて記録しておくと、警察への相談や弁護士への依頼の際に役立ちます。
同時に、二次被害を防ぐための行動も必要です。相手と連絡を取り合うのを安易に重ねたり、新たな写真や個人情報を渡したりすると、それがさらなる脅迫の材料にされるおそれがあります。直接会えば追加で撮影されたり身に危険が及んだりするリスクもあるため、相手から要求されても一人で会うことは避けてください。なお、相手をSNSでブロックすると、逆上して動画を拡散される可能性もあります。ブロックすべきか、証拠収集を続けるべきかは状況によって異なるため、警察や弁護士に相談のうえ判断するのが安全です。
③動画を流出させられたら削除請求・拡散防止に動く
盗撮された動画をネット上に公開・販売されたり、不特定多数に送信されたりした場合は、被害が拡散する前に一刻も早く動くことが重要です。本人の同意なく性的な画像・動画を不特定または多数の人に提供・公開する行為は、リベンジポルノ防止法(私事性的画像記録の提供等による被害の防止に関する法律)違反にあたり、公表罪として3年以下の拘禁刑または50万円以下の罰金が科されます。
拡散を止める手段としては、サイト管理者やプロバイダへの削除要請のほか、裁判所に削除の仮処分を申し立てる方法があります。仮処分が認められれば、数日から2週間程度という短期間で削除命令を得られることもあります。また、投稿者が不明な場合は、情報流通プラットフォーム対処法(旧プロバイダ責任制限法)に基づく発信者情報開示請求によって相手を特定できる場合があります。ただし、通信記録の保存期間は数か月と短いため、被害に気づいたら速やかに動く必要があります。
④弁護士に慰謝料請求してもらい示談で済ます
盗撮は犯罪行為であり、あなたの人格権を侵害する不法行為に該当しますので、パパに対して不法行為に基づく慰謝料(損害賠償)を請求することができます。そして、被害届を取り下げてもらいたいパパは、早期に解決するために示談金(慰謝料)を支払って終わらせようと考えることが多いでしょう。
そのような場合には弁護士に依頼することがおすすめです。
あなた1人でパパと示談交渉しては舐められる可能性もありますし、盗撮相手と金銭の交渉でしばらくの間やり取りしなければならないのは精神的にかなりストレスが大きいでしょう。弁護士に事件の解決を依頼すれば、パパとの交渉はすべて弁護士に代理人として任せることができます。
弁護士が代理人につけば、あなたの本気度が伝わりますしパパも適当に対処できません。そして最悪、裁判手続に発展するのではという懸念も出てきますのでそれなりの金額で早期に和解できる可能性もあります。
なお、盗撮の示談金の相場は、一般的には30万円~50万円ほどですが、盗撮した動画や画像をネットに流出させられたケースでは数百万円~の慰謝料(示談金)を請求できることもあります。また、弁護士に依頼することで、ネットに流出した盗撮動画の削除請求や犯人特定も可能です。
パパ活での盗撮被害でお困りの方へ
パパ活での盗撮は、性的姿態等撮影罪(撮影罪)に該当する犯罪行為です。被害に遭った場合は、警察への通報や弁護士を通じた慰謝料請求により、加害者の責任を追及することができます。
盗撮被害は、動画のネット流出や脅迫など深刻な二次被害に発展する可能性があります。また、被害者が自分だけで加害者と交渉しようとすると、うやむやにされたり、かえって相手を刺激して状況が悪化するリスクもあります。弁護士に依頼することで、加害者との交渉を任せられるだけでなく、確認書の作成や流出動画の削除請求、犯人特定まで一貫したサポートを受けることができます。
「盗撮された動画がネットに流出してしまった」「盗撮をネタに脅されている」「相手にどう対応すればいいかわからない」など、お一人で抱え込まず、まずは専門家にご相談ください。
当事務所では、パパ活での盗撮被害に関する慰謝料請求、流出動画の削除請求、犯人特定を得意としております。ご家族や職場に知られることのないよう配慮しながら、被害の拡大を防ぐ対応を進めます。全国どこからでも無料相談が可能です。親身誠実に弁護士が全力でサポートしますので、パパ活の盗撮被害でお困りの方は当事務所の弁護士までご相談ください。
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この記事の監修者
男女問題・男女トラブルに強い法律事務所の代表弁護士。事務所全体で年間1,500件以上の男女トラブル相談を受けており、不倫慰謝料、妊娠トラブル、婚約破棄、パパ活トラブル、ストーカー被害など、他人に相談しづらい問題を穏便かつ内密に解決することを得意とする。相手の暴力的・脅迫的な言動にも弁護士が毅然と対応し、依頼者の平穏な生活を取り戻すために全力を尽くしている。

