- パパ活ではどんなトラブルが起きてどんな被害に遭うのだろう?
- パパ活トラブルで被害に遭ったらどう対処すべきだろう…
この記事では、このような疑問や悩みを、パパ活トラブルに強い弁護士が解消していきます。最後まで読むことで、パパ活に潜むリスクを知ることができますし、被害者の状況に応じた適切な対処法を知ることができます。
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目次
パパ活ではどんなトラブルが起きる?どんな被害に遭う?
パパ活に関するトラブルで当事者双方に起こりうるトラブルについて解説していきます。
パパ活女子が巻き込まれるトラブルと被害
まずパパ活女子に降りかかるトラブルとしては以下のようなものが考えられます。
- デートや食事、大人の関係の対価を得られずにパパから逃げられる
- 別れを切り出す等、パパの機嫌を損ねたことで「これまで払ったお金を返せ」と要求される
- お手当ての対価として性行為を強要される
- 隠し撮りされた性行為の動画・写真をネタに脅迫や恐喝被害に遭う
- 隠し撮りされた性行為の動画・写真ををネット上に流出されるリベンジポルノ的被害に遭う
- クレジットカードや銀行口座の情報を聞き出され、現金をだまし取られる
- 悪徳商法やマルチ商法のカモにされてしまう
パパ活トラブルで女性が実際に被害に遭った事件としては以下のようなものがあります。
若い女性が年上男性からデートの見返りに金品を受け取る「パパ活」で知り合った10代の女性に薬物を飲ませて乱暴するなどしたとして、警視庁捜査1課は22日までに、強盗強制性交容疑で、東京都文京区本郷の無職後藤武彦容疑者(49)を逮捕した。
また、2018年に、都内から茨城まで男性に会いに向かった女子大生が殺害される事件もありましたが、男性から数十万円を渡すと提示されていたという一部報道から、「パパ活(もしくは援助交際)目的であったのでは」という推測もネットで飛び交っています。
パパの側が巻き込まれるトラブルと被害
次にパパの側に降りかかるトラブルは以下のようなものです。
- 食事中やプレゼントをした後に女性に逃げられる
- ホテルの部屋などでシャワー中・トイレ中に現金や時計などの貴重品を盗まれる
- 性行為をしたあとに「強要された」「児童買春にあたる」と警察に告訴しない代わりに現金を要求される
- 女性の配偶者や恋人を名乗る男性が現れパパ活を黙っておく対価として現金を要求される
パパ活トラブルで男性が実際に被害に遭った事件としては以下のようなものがあります。
食事などを一緒にする見返りに金銭援助を受ける「パパ活」中に現金を脅し取ったなどとして、福岡県警は6日、同県大木町の女子高生(16)を恐喝などの疑いで逮捕し、発表した。「パパ活をしようとしたら盗撮されたので、脅し取った」と容疑を認めているという。
東京・池袋のホテルで男性(82)が刃物で刺されて死亡しているのが見つかった事件で、警視庁は翌22日、藤井遥容疑者(24)を殺人容疑で、小林優介容疑者(29)と弟の小林翔太容疑者(25)を犯人隠避容疑で逮捕した。悲劇が起きた背景には、藤井容疑者を操るようにして“パパ活”させていた兄弟の存在があった。
パパ活トラブルの被害に遭ったらどう対処すべき?
刑事事件として解決したい場合は警察に相談
パパ活トラブルは何らかの犯罪が絡んでいるケースが多いため、やはりまずは警察に対応を求めるのが本筋と言えます。
例えば、性行為の強要は強制性交等罪、盗撮は迷惑防止条例違反、脅して交際を強要したり金銭要求をすれば、強要罪や恐喝罪に該当します。金品を盗まれた場合は窃盗罪が成立します。被害に遭ったことがわかる相手との会話の録音データやLINE・メールのやり取り、ホテルの防犯カメラの映像などの証拠があれば、警察に被害届を提出して逮捕してもらうことも可能です。
相手が逮捕されればこれ以上の被害を食い止めることができますし、警察であれば費用もかかりません。弊所も含め、法律事務所でもパパ活トラブルの解決を謳っていますが、弁護士には逮捕権限はありまんし、費用もかかります。
そのため、まずは被害を受けた場所を管轄する警察署に出向いて相談することをお勧めします。パパ活トラブルが生じた場所から警察相談専用電話#9110に発信すれば、電話をかけた地域を管轄する警察本部などの相談窓口につながります。
穏便に解決したい場合は弁護士に相談
パパ活トラブルの被害に遭われた方の中には、調書作成のために長時間費やしたくない、刑事裁判に証人尋問で呼ばれたくない、警察沙汰にして大ごとにしたくない、と考える方もいることでしょう。あるいは、ご自身も法に抵触する可能性のある行為をしており、警察に頼ることが出来ない事情を抱えている場合もあるでしょう。
また、騙されたり脅し取られたお金を取り返したい、精神的苦痛に対する慰謝料請求したい、といった警察では取り扱えない民事事件での解決を希望される方もいると思います。
このように、刑事事件にせずに民事事件として解決したい、といった方については弁護士に相談すべきです。
弁護士は刑事告訴の代理も行えますし、不法行為を原因とした損害賠償請求(慰謝料請求)の代理もできます。法律のプロである弁護士が介入することで、刑事告訴や訴訟を免れたい加害者は脅迫・恐喝行為を止め、交渉次第では金品の返還や慰謝料の支払いに応じることも多いです。
当法律事務所では、パパ活トラブルを数多く解決してきた実績があります。また、弊所では、恐喝・脅迫被害者向けの弁護士相談サイトも運営しており、パパ活トラブルを穏便かつ周囲に知られずに解決することも得意としております。親身誠実に弁護士が依頼者を全力で守りますので、お困りの方はお気軽にご相談ください。相談する勇気が解決への第一歩です。
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