風俗嬢を妊娠させた客は必見!今すぐすべき3つの対処法と注意点

アナタが風俗嬢から、「生理が来ないから調べてみたら妊娠していた。中絶費用を払って欲しい」と言われたら、こう思うことでしょう。

本当に自分がお腹の子の父親だろうか?

たしかに、誤って膣内に射精をしてしまったり、コンドームが外れる、破けるなどのアクシデントがおきてしまうこともあります。膣外射精した場合や避妊具をつけていた場合でも、妊娠を100%回避できるものではありません。

しかし、風俗嬢は多くの男性とひっきりなしに性的な行為をすることを生業としています。アナタと本番行為をしている以上、他の男性に対しても同様に本番を許している可能性の方が高いでしょう。「あなた以外とは本番していない」「妊娠周期から計算したらあなたと本番した時にできた子としか考えられない」このような台詞を鵜呑みにすることはできません。

そこでこの記事では、風俗嬢から妊娠を告げられたお客が、内密・穏便にトラブルを解決するための対処法につき、風俗での妊娠トラブルに強い弁護士が徹底解説します。

なお、この記事を最後まで読んでも問題解決しない場合には弁護士までお気軽にご相談ください。

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風俗での妊娠トラブル対処法

トラブルを長引かせない・無視はしない

母体保護法により妊娠22週目以降は中絶手術をすることができなくなります。トラブルが長引いたり無視を決め込んだために、最悪のケースでは風俗嬢が出産せざるを得なくなります

生まれた子がDNA鑑定により自分の子と判明した場合には、自分の子供として認知しなければなりません(民法787条 強制認知)。

風俗嬢と客という関係性でしかないのに、養育費や親権、育児、将来的には相続問題などが発生すれば双方にとって大問題であることは説明するまでもないでしょう。

そのため、話し合いをする姿勢をもち、早急に解決に向けた対応をとる必要があります。

事実確認するまでは絶対に中絶費用を払わない

話し合いをする姿勢は大切ですが、風俗嬢の要求に安易に応じてはいけません

妊娠の事実確認もせずに中絶費用を支払う=早急に事態を収拾させたいと焦っている。風俗嬢の目にそう映ると、以下の相談事例のように延々とお金を毟り取られる二次被害にあう可能性があります

  • ソープ嬢から「手術の影響で出勤できなくなったので休業補償をして欲しい」と言われています。
  • 中絶の影響で子供が産みにくい身体になったので慰謝料を払えと風俗嬢に言われています。
  • 同意のある本番行為であったのに、「お金を払わないと強姦されたと警察に被害届を出す」と脅迫されています。
  • 「店にばれて、私が店から罰金をとられたのでその分を支払って欲しい」とデリヘル嬢から言われました。
  • 「払わないなら家族や職場に全部ばらす」「店長に本番行為をしたことを言いつける」と脅されています。

こうならないよう、「妊娠を確認するまではびた一文払わない」という毅然とした態度が必要です

事実確認をするためには、

  • ①産婦人科に同行して直接医師の口から聞く
  • ②病院の診断書を持参させる

最低でもこの2つのどちらかを風俗嬢に協力させる必要があります。

中には、陽性反応の出た妊娠検査薬やエコー写真を見せて妊娠を証明しようとする風俗嬢もいますが、他人から譲り受けたものや、オークションサイトで手に入れたもの、あるいは偽造されたものである可能性もあります。

協力を拒むようであれば、妊娠詐欺の可能性が高いでしょう妊娠中絶詐欺の事例と手口。無視する対応は危険!証拠になる物も紹介をしっかりと読んで、さらなる被害にあわないために備えておく必要があります。

合わせて、妊娠の嘘を見抜く4つの方法と本当に妊娠していた時にとるべき対処法を読むことで、さらに妊娠詐欺の被害にあうリスクを減らすことができます。

妊娠の事実が確認できたらどうすべきか

風俗嬢が妊娠していることが事実であったとしても、冒頭で述べた通り、「本当に自分が父親なのだろうか?」と思われる男性も多いはずです。

自分がお腹の子の父親かどうかもわからないのに中絶費用を払いたくないと考えるのは当然です。ちなみに、妊娠初期の中絶費用の相場は10万円~20万円です

同意のある性行為での妊娠であれば、法的には中絶費用は男女折半ですので、上記相場の半分である5万円~10万円程度の負担ですみます。

それでもやはり父親であることが判明するまでは支払いたくないとお考えの場合には、お腹の子の父親が自分であることを確認する必要があります。一つの方法として、出産予定日から逆算して受精日を調べるサイトで確認する方法があります。ただしこの方法で正確な受精日がわかるわけではないですし、前述の通り、風俗嬢は多くのお客を相手にしていますので、どのお客の精子で妊娠に至ったのかがわかりません。

そこで、出生前のDNA鑑定をする方法もあります。しかし、風俗嬢がDNA鑑定を拒めば強制はできません。また、鑑定費用の相場は19万円~25万円と、中絶費用より高くなってしまいまいので現実的な方法とはいえないでしょう

当事務所としては、中絶費用は男性客が全額負担をするのが最良の方法と考えます

なぜなら、中絶費用を払う払わないで揉めているとお腹の子はどんどん成長していきます。そうなると中絶費用の金額も高くなりますし、中絶手術が可能な期間を過ぎてしまったら取り返しがつかなくなるからです。

もちろん、法律上は中絶費用は折半すればいいわけですから、風俗嬢が半額を支払う姿勢を見せるのであればそれで構いません。しかし、金銭的に困窮していて払えないようであれば、上記理由から男性が全額負担して早期に解決を図った方が得策でしょう。

もっとも、単にお金を渡すだけではなく、風俗嬢と一緒に病院に行き中絶したことをしっかりと確認する必要があります。だらしない風俗嬢だとお金だけ受け取って中絶手術を先延ばししてしまうこともあります。繰り返しとなりますが、妊娠22週目以降は法律で中絶手術ができなくなりますので、お客が自分の目で中絶したことを確認すべきでしょう。

また、前述の通り、安易にお金を渡すと足元を見られて様々な理由をつけて金銭を要求してくるケースも少なくないため、中絶費用以外の金銭は一切請求しない旨の示談書を取り交わす必要があります。

ただし、そういった示談書を交わしてもそれを反故にして恐喝まがいな請求をされてお困りの方からの相談も多いため、中絶費用を払うと決めた段階で弁護士を介入させ、風俗嬢との交渉や書面の作成などを一任した方が今後のためにも安心です(後述します)。

風俗嬢と妊娠トラブルになった際の注意点

風俗嬢とのやり取りや画像は保存しておく

自分では手に負えなくなり、警察や弁護士に相談するときに、風俗嬢とのメールやLINEでのやり取りや添付画像は非常に重要な役割を果たします。

  • 「産婦人科で妊娠検査を受けた。」
  • 「中絶費用は○○万円と言われた。」
  • 「妊娠周期は○週目」
  • 「病院で既に中絶手術を受けてきた。」
  • 「お金を払って欲しい」
  • エコー写真や検査薬の添付画像

こういったやり取りや画像をもとに風俗嬢を追求し、嘘や矛盾点を暴くことも可能となります。

また、風俗嬢から「中絶費用を払わないなら会社や家族に全部バラす」「慰謝料を払わないなら知り合いの不良に自宅に取り立てに行ってもらう」といった発言があれば、警察に恐喝罪として対応してもらえます。また、弁護士が風俗嬢と交渉するときの材料としても用いることもできます。

そのため、風俗嬢とのメール・LINEのやりとり、添付画像は絶対に消さないようにしましょう。また、電話で会話するときは、スマホの録音機能やアプリで必ず記録するようにしましょう。

慰謝料を払わなくてはならないケースもある

法律上、同意のある性行為で女性が妊娠したとしても、男性は慰謝料を払う必要はありません。

しかし、お客が本番強要したことで妊娠したのであれば、数十万円~の慰謝料を支払わなくてはならないことがあります。また、ゴムをつけていないのにつけたふりをして挿入したり、最中にゴムを意図的に外すなどの行為をした場合も慰謝料の支払い義務が生じます。

さらに、中絶で慰謝料が認められるケース4つ。相場と請求方法を解説に書かれているように、妊娠した風俗嬢からの連絡を拒否したり無視したりすることで慰謝料の支払い義務が生じることがあります。

同意のある性行為であっても、妊娠後に不誠実な対応をとると風俗嬢に慰謝料を支払わなくてはならない事態にもなりかねませんので、メールやLINEのブロックや電話の着信拒否などは絶対にしないようにしてください。

携帯番号を教えない

風俗店はお客の電話番号から何を調べられるか知っていますか?に書かれているように、携帯番号から契約者情報である氏名や住所、さらには勤務先を調べることも可能です

風俗嬢に携帯番号を教えることで自宅を割り出され、妻や子供がいる自宅に押し掛けられるリスクもあります。今現在、風俗嬢にはメールアドレスやLINEしか教えていないのでれば、やり取りは全てメールやLINEで済ますようにしましょう。

ただし、デリヘルや予約制のソープなどでは店がお客の携帯番号を把握しています。デリヘル嬢やソープ嬢が店のスタッフに聞いてそこから漏れてしまう可能性も否定できません。そのため、携帯番号から個人情報を割り出される前に事態の収束を図る必要があるでしょう

風俗での妊娠トラブルを弁護士に相談するメリット

法的な判断や今後の対応方法についてアドバイスをもらえる

これまで風俗での妊娠トラブルの対処法をお伝えしてきましたが、ご自身で対応してもスムーズに解決しないばかりか事態を悪化させることもあり得ます。

たとえば、風俗嬢から妊娠している証拠(医師の診断書)の提出を拒まれたり、相場からかけ離れた不当な金額を要求されるといったケースがあります。支払いを拒否すると、

  • 「家や職場を調べて洗いざらい話す。妻に離婚されるし、会社も解雇されるけどいいの?」
  • 「店に本番行為を言いつけたら罰金100万円は軽く請求されるよ?私にお金払った方が安くつくよ」
  • 「レイプされたと警察に訴えたら逮捕されるけどそれでもいいの?」

などと常套句で脅されることもあります。中には、風俗店の男性スタッフが加わり、恫喝されて無理やり高額な示談金を払う示談書を書かされるケースもあります。

そのため、風俗嬢から妊娠を告げられたら、ご自身で対応する前にまず初めに弁護士に相談するようにしましょう。風俗嬢が要求してきている金額が妥当なのか、お客の行為がレイプなど違法な行為に該当するのかといった法的な判断もしてくれまし、これからどう行動すべきかのアドバイスもくれます

また、弁護士に交渉を依頼すれば、弁護士は「何について支払い義務があって、幾らの支払いが妥当か」を熟知していますので、不当な金銭要求を拒み、適切な金額かつより良い条件で解決を図ることができます。

内密・穏便に解決することができる

上記の通り、風俗で妊娠トラブルを起こすと、「バラす」「逮捕される」といったお決まりの文句でお客からお金を引き出そうとします。過去には、実際に自宅に来られたり勤務先に何度も電話をされて困り果ててご相談に来られた方もいました。また、警察に出頭を求められて慌ててご相談される方もいます。

しかし、弁護士に相談し、対応を依頼することで、家族や職場に知られずに内密・穏便に解決することが可能です

弁護士は代理人として介入後、ただちに風俗嬢(場合によっては風俗店)に連絡を入れ、本人(お客)及びその周囲(家族・職場など)に連絡・接触をしてはならない旨の警告を出します。相手の反応次第では、警告に反する行動に出た場合は、刑事告訴・民事訴訟での法的手段も辞さないことを伝えます。

風俗嬢のお客に対する金銭請求の態様によっては、前述の通り恐喝罪にあたりますし、職場に連絡した場合には名誉毀損罪にも該当します。もちろん民事でも損害賠償責任を負うことになります。そのため、弁護士が介入することで相手もこれ以上の脅迫行為ができなくなります。少なくとも当事務所の弁護士が介入した事案では、家族や職場に連絡や接触をされたケースはありません

また、警察に強姦されたと被害届を出されるケースにおいても、弁護士が適切な弁護活動をすることで冤罪による逮捕を防ぐことができます。ご自身の行為が強姦にあたるのかどうか不安な方は弁護士に相談しましょう。また、風俗での本番は強姦罪等の犯罪で警察に逮捕されるかも参考にしてください。

今後安心して生活を送れるようになる

風俗嬢との妊娠トラブルは、お金を払った後にも起こり得ます。

  • 「中絶費用を払ったのに、手術で体調を崩したので慰謝料と休業損害を払えと言われています」
  • 「中絶費用にプラスして見舞金まで払ったのに、足りないからもっと払えと脅されています」

といった、相談も弁護士には多く寄せられます。

一刻も早く今の状況から脱したい、お金で解決するならさっさと払って終わりにしたい、このような焦りや動揺から風俗嬢に金銭を渡してしまい、”カモ”扱いされて延々とお金を毟り取られるスパイラルに陥る方も少なくありません。

この点、弁護士が介入すれば、清算条項(今後何らの請求もしない。一切関わらないことを約す条項)や守秘義務条項(示談内容を外部に口外しないことを約す条項)、違約金条項(示談書の内容に反した場合に違約金を払うことを約する条項)などを入れた法的に不備のない示談書を作成してくれます

また、法律の専門家である弁護士が代理人となっておりますので、示談書に書かれた内容を誠実に履行しないと法的手段に出られるわけですから、相手に違法行為をさせないための抑止力となります

当事務所では、家族や職場に知られることなく風俗での妊娠トラブルを穏便に解決することに最も力を入れて対応しており、多数の解決実績があります。親身誠実に弁護士が依頼者を全力で守り抜きますので、まずは解決方法だけでも聞いてみたい場合でもお気軽にご相談ください。お力になれると思います。

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