妊娠の嘘を見抜く4つの方法と本当に妊娠していた時にとるべき対処法

妊娠が嘘であることを見抜くことはさほど難しいことではありません

「妊娠は女性にしか分からないことだし、男側で確かめることができるの?」そう考える方も多いでしょう。

たしかに、医師が診察でもしない限り100%の判断を下すことは難しいでしょう。しかし、”嘘”をつけば必ず”ボロ”が出ます

彼氏を繋ぎとめておきたいため。結婚に漕ぎ着けたいため。妊娠詐欺で中絶費用などのお金を得たいため。こういった目的で妊娠したと嘘をつく女性は大勢います。

そこでここでは、妊娠の嘘を見抜く方法と、本当に妊娠していた時の対処法について、妊娠トラブルに詳しい弁護士がわかりやすく丁寧に解説していきます。

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①医師の診断書を催促する

妊娠が嘘か本当かの判別法の一つとして、医師の診断書を自分(男性)に手渡すよう女性に催促して相手の反応を見る方法があります。

現在妊娠している時はもちろんのこと、中絶後や、流産したようなケースでも、診察や施術をした病院に頼めば3000円~5000円で診断書を作成してくれます。

「個人情報を知られたくない」といった言い訳がよく聞かれますが、たしかに診断書には患者の氏名や住所、生年月日が一般的には記載されています。そこで、この手の言い訳に対しては、「個人情報の箇所だけを塗りつぶして(或いは切り取って)渡してくれればいいよ」と伝えてみましょう。

「あなたとはもう会いたくない」という言い分には、「それなら郵便(住所を知られていない男性は局留めで)で送って」と揺さぶりをかけます。

それでも診断書をもらってくることを拒否するようであれば、妊娠が嘘の可能性が濃厚と考えて良いでしょう

②エコー写真を催促する

女性が妊娠の証拠として、エコー写真の画像をメールやLINEで送ってくることがあります。しかし、ネットでエコー写真の画像は大量に出回っているため、それが本当に彼女が病院で検査を受けたときのものかはわかりません。

この点、エコー写真には、撮影日や時刻、妊娠集数(何週何日目)も印字されているのが一般的です(患者名やクリニック名が印字されている場合もあります)。そう都合よく女性の主張する条件に合致する画像をネットからは得られないとも思えます。しかし、今やPhotoshop等の画像編集ソフトで印字など簡単に書き換えることも可能です。つまり、メール等に添付されてきたエコー画像では妊娠した証拠にはならないのです

そこで、エコー写真の実物を自分(男性)に手渡すよう(郵便でも可)女性に催促しましょう。もしネットで拾ってきた画像を悪用していたのであれば、女性はなんらかの理由をつけて拒否するはずです。この時点で妊娠が嘘である可能性が高まります

実物を手渡してきたら?

この場合でも妊娠が本当であると確定したわけではありません。ネット上では、偽造エコー写真の製作を請け負っている者もいるからです。そこで、その受け取ったエコー写真を女性には絶対に返却せずに、検査したという病院に本物かどうかを確認してもらいましょう。

エコー写真の素材は主に、感熱紙やインスタント写真ですが病院によって異なります。また、写真に印字される内容も病院によって異なっています。つまり、偽造エコー写真を作成してもらい入手したとしても、本物にはなり得ません。個人情報を教えるわけではないので病院は確認してくれるはずです。使っている紙の素材や印字内容が異なれば、妊娠が嘘であることの有力な証拠となります。

③画像を病院に確認してもらう

診断書やエコー写真の”画像”をメール等で添付して送ってはくるものの、実物を渡すことを拒否する場合は、妊娠が嘘である可能性が高いことは既に説明しました。しかし、それでもまだ、「もしかしたら…」と一抹の不安が残る方もいるでしょう

その場合は、メール等の添付で送られてきた診断書やエコー写真の”画像”を、女性が診察を受けた病院に確認してもらうのも一つの方法です。診断書やエコー写真は、病院によってフォーマットが異なりますので、偽造やネットから拾ってきたものとはフォーマットが違います。すぐに病院の職員が気づくでしょう。患者の個人情報は教えられないにしても、自分の病院の診断書やエコー写真の偽造が悪用されているとなれば、それが本物か偽物かといった回答には協力してくれるはずです。

なお、診断書には必ずクリニック名が記載されています。エコー写真にも印字されていることもありますが、もし印字されていない場合は、女性にどこのクリニックで診察したのかを確認しましょう。回答拒否をするようであれば更に妊娠が嘘である可能性が高まります

④抜き打ちで妊娠検査をさせる

女性を呼び出し、抜き打ちで妊娠検査をさせる方法です。会うときは男性が検査薬を持参しますが、当然女性にはそのことは伏せておいてください。そして、「時間的余裕のある日があったら喫茶店とかで会えないかな」と誘ってください。交際している、あるいはしていた間柄であればどちらかの自宅で会うのも良いでしょう。

また、金銭目的である妊娠詐欺の可能性がある場合は、誘い出す時はお金の話でおびき出すのが効果的です。もし会うことを拒むようであれば、「多額のお金が絡んでいる話だし、顔も合わせずに話を進めるのは絶対無理なので、来るのか来ないのかは自分で決めて」と誘い出しましょう。”お金が貰える”と期待させるように仕向けるのがポイントです

女性と合流することができたら、「事実確認のために妊娠検査薬を持ってきたから、今からトイレで検査をしてきて」と伝えます。嘘をついているのであればなんとかして逃げようと考えるはずです。「尿はすぐに出るものではないから無理」と逃げるのであれば、「今日は時間に余裕があるはずだよね。水をたくさん飲めば出るはずだから待つよ」と返しましょう。”時間的余裕のある日に会おう”と女性を誘い出すのはこのためです。

通常であれば、水分を多量に飲めば1時間もすれば尿意をもよおすはずです。また、本当に妊娠をしているなら目の前でその証明ができる機会が訪れたわけですから断る理由も見当たりません。もしこの時点で女性が理由をつけて帰ろうとするのであれば、妊娠が嘘である可能性が高いでしょう。

妊娠が本当だったらどうすべき?

女性の妊娠が本当だと判明しても、お腹の赤ちゃんの父親が誰かという問題は残ります。

この点、出生前のDNA検査もありますが、費用が20万円前後かかります。妊娠初期の中絶費用の相場とさほど変わりはないので、そうであれば中絶費用にお金を回したほうが得策でしょう。法律上は中絶費用は男女が折半すれば良いとされていますので、中絶費用の半額は男性側で支払うようにしましょう

ただし、"以下で説明することは必ず守ってください"

①必ず病院に付き添って男性が支払いをすること

女性がたまたまパートナー(夫や彼氏)との間で妊娠したことに乗じて、他の男性に妊娠詐欺を働くケースもあります。中絶するつもりはなくお金だけ手にする手口ですので、必ず男性も一緒に病院に付き添い、自身で費用の支払をするようにしましょう

②手術前に必ず示談書を交わすこと

女性が人工妊娠中絶を受ける前に、中絶費用を男性が負担する代わりに、手術後に一切の金銭の請求をしない旨の示談書を作成しておきましょう

その他、今回の妊娠トラブルの事実を口外しないこと(秘密保持義務)、互いに今後は一切の連絡や接触をもたないこと(家族や職場への連絡も禁止)、違反した時の違約金、最低でもこれらの条項を設けることは必須です。

③支払義務のないお金は絶対に支払わない

人工妊娠手術をすることによる肉体的精神的苦痛の慰謝料や、手術後に仕事を休むことになった休業損害などを請求してくる女性もいます。しかし、これらは法律上の支払義務はありません

繰り返しとなりますが、中絶に関して男性側が負担すべきは、手術費用の半額です。早く状況を脱したいと焦って手術費用の全額を負担したり、慰謝料請求に応じるなど、甘い顔を見せるとそれに浸け込んで延々と金銭を要求してくる女性も少なからずいます。きっぱりと断りましょう

ただし、例外的に、中絶による慰謝料請求が認められることもありますので、以下の関連記事をしっかりと読んで確認しておきましょう。

④弁護士を介入させたほうが良いケースも

自分で不備のない示談書を作成する自信がない。または、相手が示談書への署名捺印に応じない。あるいは、中絶費用の折半以外の金銭も要求してきているなど、ご自身で対応できない場合もあるでしょう。

とくに、「あなたの奥さんや勤務先に妊娠や不倫のことを全部ばらしてやる」「(起こす気もないのに)訴訟を起こす」といった脅迫罪になる言葉があった場合や、女性の彼氏・夫といった男性が登場して慰謝料等を要求される美人局のようなケースでは弁護士の介入が必須です。

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