器物損壊 器物損壊で警察は動かない?逃げ得?現行犯以外で逮捕されるか解説 2024年3月25日 「器物損壊くらいで警察は動かないのではないだろうか…現行犯以外で逮捕されることはないのではなかろうか…逃げ得な気がする…」 このようにお考えの方もいるのではないでしょうか。 結論から言いますと、器物損壊の検挙率は他の犯罪に比べて極めて低いのは確かです。もっとも、令和3年度の器物損壊の検挙率は約14.8%あり、警察が全...
器物損壊 器物損壊は家族間であっても処罰される?弁護士が解説 2024年3月10日 家族の物を損害・傷害した場合でも器物損壊罪で処罰される可能性があります。 器損損壊とは?成立要件と示談金相場・示談しないとどうなるのかを解説 親族間で発生した特定の犯罪行為やその未遂罪につき、刑を免除したり親告罪とする「親族相盗例」という特例(刑法第244条参照)があります。 親族とは、配偶者、直系血族(祖父母・父母・...
器物損壊 器物損壊罪の時効は3年!時効の完成を待たずにすべきことを解説 2024年2月22日 器物損壊罪の公訴時効は3年です。公訴時効とは、犯罪が終了してから一定期間が経過すると起訴することが許されなくなる制度のことです。つまり、公訴時効が完成すれば起訴されて刑事処罰を受けることがなくなります。また、器物損壊罪は被害者等の告訴がなければ起訴ができない親告罪ですが、親告罪の告訴期間は被害者が犯人を知った時から6ヵ...
器物損壊 器物損壊の有名判例を解説 2024年2月22日 ①器物損壊罪の「損壊」の意義を明らかにした判例 事案の概要 この事案は、被告人が飲食店で営業上来客の飲食の用に供すべき器物に放尿した行為について、器物損壊罪にあたると判断された事例です。 この事例では被告人が飲食店の食器に放尿したとはいえ、洗浄・殺菌した後であれば再度食器として利用することが可能であるため「損壊した」と...
器物損壊 器物損壊で警察に呼び出しされたら無視していい?対応方法を解説 2024年2月22日 「器物損壊事件で警察に呼び出しされた…無視するとどうなるのだろう…」 「警察からの呼び出しに応じたら逮捕されるのだろうか…」 このようにお考えではないでしょうか。 結論から言いますと、器物損壊事件で警察の呼び出しに応じる法的義務はありません。もっとも、在宅事件扱いの場合に正当な理由なく出頭を拒み続けたり無視をすると、「...