- 「単身赴任中の夫が浮気や不倫をしているかも…」
- 「距離が離れているけど夫の不倫をチェックするにはどうすればいいのか…」
- 「単身赴任中の夫を不倫に走らせないようにするにはどうすればいのだろう…」
このような疑念や悩みを抱えていませんか?
そこでこの記事では、離婚問題に強い弁護士が、単身赴任中の夫の不倫をチェックする方法や不倫の防止法について詳しく解説していきます。記事に書かれている内容を実施することで、モヤモヤとした気持ちが晴れますし、今後、夫が不倫に走らないためにすべきポイントがわかると思います。
記事を最後まで読んでも問題解決しない場合は、弁護士に気軽に相談してみましょう。
誰でも気軽に弁護士に相談できます |
|
単身赴任中に夫が不倫してしまう原因は?
独身気分で異性交際への欲求が強くなるから
単身赴任の場合には配偶者の干渉を受ける機会が少なくなります。そこで夫は独身に戻ったような気分で異性と自由に交際することができるようになります。また単身赴任の場合夫が既婚者であることを秘密にしていれば外観上独身者を装うことができます。そこで不倫相手も夫が既婚者であることを知らずに関係を持ってしまう場合があるのです。
孤独な一人暮らしで人恋しくなるから
単身赴任をしている夫の場合、平日は通勤・仕事をしている人がほとんどだと思いますが休日には家族と一緒に生活していないためほとんど自分の時間として使うことができます。普段は仕事に忙殺されているような人も休日には娯楽を求めて外出したり新しい人間関係を求めて活動したりする人も増えるのではないでしょうか。
当初は人恋しさから趣味やサークルの中で人間関係を発展させていくことがあります。ただそのような中で、新しく開拓された人間関係から異性交際へ進展する場合があります。
外食の機会が多くなり異性と接触する機会が増えるから
家族と一緒に生活している場合には食事は家族と一緒に食べたり妻が作ってくれた食事を帰宅後に食べたりするという方が多いでしょう。
他方で単身赴任の場合には外食が増えます。昼食は出先や職場の周辺で1人や同僚と済ませ、夕食は外食で済ませたり同僚や取引先との付き合いで飲みに行ったりするという機会も増えるのではないでしょうか。
このように外食が習慣化すると第三者と食事を囲む場面が増えてきます。そこで外食を契機として異性との交際に発展する場合も想定されるのです。
不倫してもバレない環境に住んでいるから
単身赴任という環境は妻や家族からはなれて暮らしているため、夫の普段の生活を家族に知られることがありません。そのため家族に黙って自分の時間を自由に使うことができます。
休日は1日中ゲームをしている・マンガを読んでいるという欲求の満たし方であれば違法の問題は生じませんが、性欲を満たすためや複数の女性と交際したいという欲求を満たすために不貞をはたらく場合には妻の権利を侵害する違法の問題が発生してきます。「うまくやればバレない」と思える環境が夫に不倫という違法行為を惹起させる可能性も十分にあります。
単身赴任先の夫が不倫しているかチェックするポイント
それでは単身赴任している夫が赴任先で不倫しているのかどうかをどのようにチェックすればよいのでしょうか。6個のチェック項目を解説していきましょう。
オンラインビデオ通話を嫌がる素振りがないか
まず夫の反応を見るためにオンラインビデオを利用した通話に快く応じてくれるかを見てみましょう。オンラインビデオ通話はパソコンやスマホを使用して通話相手の顔を見ながら通話することができます。LINEやZOOM、Skypeなどスマホでも簡単にビデオ通話ができます。現在ではコロナウィルスへの対策として一般的になったため、ビデオ通話の使用もなんら特殊なことではありません。
ビデオ通話を利用することで確認しなければならない点は「第三者がいた形跡」です。
そこでビデオ通話の際には以下のような点をチェックすることが重要です。
- 夫のものではない日用品や女性ものの洋服がないか。
- 通常ひとつで足りる家具や食器が2つないか。
- 夫が使わない小物や日用品が置かれていないか。
- 普段整理整頓をしない夫の部屋が綺麗に保たれてないか。
第三者の形跡を確認できることが重要ですので夫に証拠を隠滅する時間的な余裕を与えてはいけません。そこで突発的にオンラインビデオ通話を要求してみる、最初からビデオ通話で電話をかけてみることが重要でしょう。このような突発的なビデオ通話を極端に嫌がったり理由をつけて拒否したりする場合には、家族には見せられない状況であると推認をすることもできます。
単身赴任当初と今現在の連絡頻度等の差がないか
妻や家族との連絡頻度が単身赴任当初と比べて明らかに減っていないでしょうか。このような場合には家族以外のほかのことに時間を割いている可能性があります。
以下のような場合には夫の動向に注意してください。
- 単身赴任当初と連絡頻度が極端に少なくなった場合
- 一回では繋がらず折り返し電話の回数が増えた場合
- 電話のコール回数が増加した場合
- LINEの既読が付くまでの時間や返信までの時間がかかるようになった場合 など
帰宅回数が減っていないか
夫が単身赴任先の住所に帰宅する回数が減っている場合、不倫相手の家に上がり込んでいたり一緒に過ごしていたりする可能性があります。帰宅しているかどうかは夫に直接聞いてみたり固定電話があったりする場合には単身赴任先にかけてみるという手もあります。
赴任先に行くことを嫌がり日程を指定しないか
夫は単身赴任先の住所に妻や家族が訪問することを快く了承してくれるでしょうか。急な訪問を何度も拒絶する場合や訪問してよい日時を細かく指定してくるような場合には注意が必要でしょう。妻や家族の訪問を嫌がるということは赴任先で見られては困ることがあると推認することができます。
アポなしで会いに行った時に動揺するか
不意打ちで単身赴任先の住所に妻が訪れた場合、夫がどのような態度を取るのかも重要です。仮になんらやましいことがない場合には家族の訪問は喜ぶべきことでしょう。しかし単身赴任先で不倫をしている場合には突然の訪問に狼狽したり怒り出したりする可能性があります。
単身赴任先の部屋で違和感がないか
単身赴任先の部屋に訪問した際やオンラインビデオ通話をした際に部屋に違和感がないかをチェックしてください。具体的には前述のように女性の出入りを推認させるような衣服や小物、通常夫ひとりでの生活であればひとつで住む日用品や嗜好品が2つあるような場合です。そのような場合には単身赴任先の住所に別の女性が出入りしている可能性があります。
夫が単身赴任中に不倫することを防止する方法
かける時間を定めずに電話する
時間を指定せずにいきなり電話をかけてみましょう。仕事が終わっているはずの時間であれば問題なく電話にでることができるはずです。不倫をしている場合にはなかなか電話に出なかったりいきなり電話をかけてきたりすることに怒り出す可能性があります。
子供の写真や動画を送る
夫が不倫することを防止するために子どもや家族の写真・動画を定期的に送ることが効果的かもしれません。夫は家族を養うために単身赴任をして働いているのですから大切な家族や子どもを日々身近に感じていれば一時的な気の迷いで別の女性と異性交際に発展することを阻止できるかもしれません。子供の写真や動画で自分が働いている意義を再確認して不倫や不貞によって大切な子どもとの関係を破壊してしまうことに躊躇を覚える可能性も十分にあります。
オンラインビデオ通話を使って家族での時間を作る
夫が異性交際に発展する理由としては寂しさや人恋しさが原因である可能性があります。そこでオンラインビデオ通話を利用して子どもや妻との楽しい時間を共有できれば寂しさや人恋しさを解消することができるでしょう。家族と疎遠であることからその穴を埋めるために他人と不倫を行うようになることを防ぐことができるでしょう。具体的な方法としては、オンラインビデオ通話で定期的に子どもが日常生活を報告し、週末や時間に余裕があるときにはオンラインで食事会を開くなどの方法が考えられるでしょう。
出来るだけ夫に会いに行く、スキンシップをとる
実際に夫に会いにいき日常的なコミュニケーションを絶やさないことが重要でしょう。夫が単身赴任をしていても週末や連休の際にはどちらかが他方を訪れて一緒に時間を過ごすことはできるでしょう。遠方の場合には交通費がネックの場合もありますがまとまった休みは定期的におとずれるため計画的に一緒に過ごせるような算段を立ててみましょう。家族と一緒に過ごすことで物理的に夫の時間を不倫相手と過ごすことができなくするのみならず妻・子どもとの絆を再確認することにも繋がります。
「お疲れさま」「いつもありがとう」の言葉は忘れずに
離れて暮らしていると日々の不満を共有していない分会った際に嫌味や相手を責めるような発言をしてしまう人もいます。しかし、離れて暮らしているのは夫も同じですので「お疲れさま」「いつもありがとう」という感謝の言葉は一緒に暮らしている夫婦以上に大きな効果をもたらすでしょう。
単身赴任中の夫が不倫していた場合の対処の手順
まずは不倫の証拠の確保
夫が単身赴任先で不倫している場合、その証拠を確保することが重要です。例えばネットで閲覧できるカード明細で高額な女性もののブランド品の購入履歴やラブホテルの利用履歴などは重要な証拠となるでしょう。もっと直接的に夫が他の女性と一緒にいる現場や家に出入りしている様子を移した動画や写真があれば決定的です。
これは浮気・不倫の証拠になるもの?と迷った人のための情報まとめ
証拠をもとに夫と話し合い
夫が不倫をしている場合、「離婚するのか」・「婚姻を継続するのか」を話しあう必要があります。通常離婚する場合には不倫が悪質だったということで慰謝料も婚姻を継続する場合より高額になる可能性があります。婚姻を継続する場合でも夫に貞操義務違反の違法があることには違いありませんので慰謝料請求することができます。
不倫の慰謝料請求は弁護士に依頼する
不倫で慰謝料請求を検討されている方は弁護士に相談することをおすすめします。
まず弁護士に依頼することで上記のような証拠の収集や適切な法的主張を行ってくれます。
そしてあなたの代理人として夫と交渉してくれるので感情に流されずに慰謝料請求の話し合いを行うことができます。
誰でも気軽に弁護士に相談できます |
|