
「W不倫(ダブル不倫)の関係を終わらせたいけれど、どう別れを切り出せばいいのか」「別れ話がこじれて、お互いの家族や職場に知られたらどうしよう」と悩んでいませんか。
W不倫を揉めずに終わらせるには、別れの意思と理由を短く伝え、冷静に話し合って相手の納得を目指しつつ、意思は変えずに別れることが基本です。そのうえで、連絡先や贈り物を整理し、区切りをつけた後は二人きりで会わないところまでを一つの手順として進めると、関係がずるずると続くのを防ぐことにつながります。
もっとも、W不倫は二つの家庭にまたがる関係のため、終わり方を誤ると、慰謝料(精神的な苦痛に対する賠償金)や離婚の問題にまで発展することもあります。
この記事では、不倫トラブルに強い弁護士が、次の点について解説します。
- 揉めずにW不倫を終わらせる別れ方の手順
- W不倫でやってはいけない別れ方
- 別れに失敗したときに起こりうるリスク
- 別れ話がこじれたときにとるべき対応
お読みいただくことで、相手を刺激せずに関係を終えるために、何から準備すればよいかを整理できます。
なお、W不倫の清算や別れ話のトラブルでお悩みの方は、一人で抱え込まず、この記事をお読みいただいた後、当事務所の無料相談をご利用ください。地域を問わずご相談を承っています。
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女性弁護士も在籍しています代表弁護士 若井 亮・弁護士 鳴海 裕子ほか、計10名が在籍
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揉めずにW不倫(ダブル不倫)を終わらせる別れ方の手順
W不倫を終わらせるときは、別れ話でどう伝えるかだけでなく、切り出す前の準備から別れた後の過ごし方までを、一連の手順として考えておく必要があります。次の流れで進めましょう。
- 切り出すタイミングを見極める
- 理由は短く一貫して伝える
- 冷静に話し合い、納得して別れる
- 連絡先・写真・贈り物を整理する
- 関係を終えた後は二人きりで会わない
- 同じ職場なら業務の連絡と私的な連絡を分ける
相手と同じ職場で働いている場合は、最後の点もあわせて意識してください。W不倫に限らず、不倫の相手との関係を円満に解消する方法を広く知りたい方は「不倫相手との別れ方|穏便に別れる5つの方法とタイミング」もご覧ください。
①切り出すタイミングを見極める
別れると決めたら、切り出すのを先延ばしにせず、できるだけ早いタイミングで伝えましょう。W不倫の関係が長引くほど、相手は「この先も続く」と期待するようになり、別れを受け入れてもらうのが難しくなりがちです。
次のような変化があれば、切り出す時期と見極めましょう。
- 配偶者に怪しまれるなど、発覚の気配を感じたとき
- 家族への罪悪感が大きくなり、隠し事を続けるのがつらくなったとき
- 相手への気持ちが強まり、自分でも抑えにくくなってきたとき
- 自分や相手の家庭で、妊娠・出産や育児、転勤・転職、引っ越しなどにより生活が変わるとき
相手への気持ちを抑えきれず、別れを切り出せずにいる方は「不倫をやめられない10の理由とやめたい人が関係を断ち切る方法」もあわせてお読みください。
別れを切り出す前の準備として、お互いの配偶者や周囲にどこまで知られているか、やり取りの履歴や写真がどこに残っているかを確認しておきましょう。相手の感情の起伏が激しいなど不安な点があれば、弁護士へ相談しておくと安心です。
②理由は短く一貫して伝える
W不倫の別れの理由は、長く説明しすぎず、「お互いの家庭を守りたい」「これ以上、家族に隠し事を続けられない」など、双方の家庭の事情として短く伝えます。相手の欠点や不満を理由に挙げると、言い争いになって話がそれてしまいます。
また、一度伝えた理由は途中で変えないことが大切です。話すたびに理由が変わると、相手は本当の理由が別にあるのではと疑い、引き止めようと食い下がってくるかもしれません。
「今は会えない」「落ち着いたらまた連絡する」といった含みのある言い方も避けましょう。相手に関係の再開を期待させてしまい、きっぱりと終わらせにくくなります。
③冷静に話し合い、納得して別れる
W不倫の別れ話は、一方的なメッセージだけで済ませず、できれば直接会って自分の言葉で伝えましょう。会う場合は、人目のあるカフェなどを選び、あらかじめ時間を区切っておきます。お酒の席や、相手の家・ホテルなど二人きりになる場所は、感情的になりかねないため避けたほうが安心です。
話し合いでは、相手の言い分にも耳を傾け、これまでの関係を責めるのではなく、感謝の気持ちを添えて別れを伝えます。相手の納得を得られるのが理想ですが、一度で納得してもらえなくても、声を荒らげずに別れの意思をはっきり伝え、結論は変えないことが大切です。
なお、連絡やデートの頻度を少しずつ下げ、自然消滅の形で関係を終える方法もありますが、それだけに頼ると関係がはっきり終わらないまま続いてしまうこともあるため、別れの意思は言葉で伝えておきましょう。
④連絡先・写真・贈り物を整理する
別れたら、相手の連絡先やSNSのつながり、二人で撮った写真、もらった贈り物などを整理します。手元に残っていると、ふとしたときに見返して未練が募り連絡したくなったり、配偶者に見つかってW不倫が発覚したりするきっかけになります。
ただし、急に大量のデータを消したり、使っていたアプリを慌てて削除したりすると、かえって配偶者に不審に思われることもあります。普段の行動から浮かないよう、落ち着いて整理しましょう。
一方で、別れ話の後に相手から脅すようなメッセージやお金を求める連絡が届いた場合、それらは消さずに残しておいてください。日時が分かる形でスクリーンショットを保存しておくと、弁護士や警察に相談するときの大切な証拠になります。
⑤関係を終えた後は二人きりで会わない
W不倫の相手と別れた後に「最後にもう一度だけ会いたい」「話を聞いてほしい」と頼まれても、二人きりで会うのは避けましょう。会えば気持ちが揺らぎ、復縁のような形で関係が元に戻って、お互いの家庭に隠し事を抱え続けることになりかねません。
「友達として」「相談相手として」付き合いを続けるのも同じです。私的な連絡の手段を残しておくと、それをきっかけにW不倫が再燃するかもしれません。
別れた直後は、寂しさや喪失感から相手に連絡したくなることもあるでしょう。そのようなときは、仕事や趣味、家族と過ごす予定を意識して入れ、相手のことを考える時間を減らしていくのも一つの方法です。
⑥同じ職場なら業務の連絡と私的な連絡を分ける
相手と同じ職場の場合、別れた後も顔を合わせることは避けられません。業務上の連絡は、会社のメールやチャットなど仕事用の手段に限り、個人のSNSやメッセージアプリでのやり取りはやめましょう。
別れた途端に相手を避けたり、急に冷たい態度をとったりすると、周囲に不自然に映り、関係を勘ぐられる原因になります。職場では、ほかの同僚と同じように接することを心がけてください。
相手が別れに応じないからといって、「会社に話す」などと持ちかけて圧力をかけるのは避けましょう。W不倫が会社に知られれば、自分の立場にも影響が及びかねません。会社から解雇や懲戒処分を受けるおそれがあるのかについては「浮気(不倫)を会社にバラされた時の5つの適切な対処法を解説」をご参照ください。
W不倫でやってはいけない別れ方
W不倫の別れ方を誤ると、相手の感情をこじらせ、静かに終えられたはずの関係が大きなトラブルに発展する場合があります。次のような別れ方は避けましょう。
- 何も告げずに連絡を絶つ・突然ブロックする
- 手切れ金や口止め料を払って終わらせようとする
- 感情的に相手を責める・相手の配偶者を巻き込む
何も告げずに一方的に連絡を絶つと、理由を確かめようと連絡を重ねてきたり、怒りから執着を強めたりするおそれがあります。身の危険を感じる相手でなければ、別れの意思を言葉で伝えてから連絡を控えるのが望ましい対応です。
お金を渡せばW不倫を終わらせられると考える方もいますが、お金で解決しようとすると、それを足がかりに追加で求められるおそれがあります。相手からお金を求められても、その場で応じず、弁護士に相談してください。
別れ話の席で相手を責め立てたり、「あなたの配偶者に話す」と迫ったりすると、相手も感情的になり、話し合いが成り立たなくなります。自分から相手の配偶者に連絡をとることも、二つの家庭を一度に巻き込むことになるため控えましょう。相手の家庭に不倫を知らせた側が、どのような責任を問われかねないのかについては「浮気相手の配偶者にばらすと罪になるケースとリスクを徹底解説」もあわせてご確認ください。
別れに失敗したときに起こりうるリスク
W不倫では、別れに失敗してどちらか一方の家庭で関係が発覚すると、そこからもう一方の家庭にも伝わり、二つの家庭が同時に揺らぐ可能性があります。同じ職場の相手であれば、職場に知られて居づらくなるリスクもあります。
どちらかの配偶者に知られた場合には、自分の配偶者から離婚を求められたり、不倫相手の配偶者から慰謝料を請求されたりするおそれがあります。W不倫では当事者の双方に配偶者がいるため、自分は不倫相手の配偶者から、不倫相手は自分の配偶者から、それぞれ慰謝料を請求される可能性があります。実際に請求が届いたときにどう動くべきかについては「不倫の慰謝料請求を無視するとどうなる?リスクと正しい対応」で解説しています。
別れ話がこじれると、相手から次のような行動に出られる場合があります。
- 大量のメッセージや電話、待ち伏せ、つきまといを受ける
- 「死ぬ」とほのめかされたり、危害を加えると言われたりする
- 「あなたの配偶者や会社に不倫をばらす」と言われる
- 手切れ金や口止め料など、まとまったお金を求められる
こうした場合は、相手の要求に応じたり、一人で会いに行ったりせず、メッセージや着信履歴などの記録を残したうえで、弁護士や警察に相談してください。自分や相手の身に危険が迫っているときは、ためらわずに110番通報しましょう。
W不倫の別れ話でお悩みの方は弁護士にご相談ください
W不倫の関係は、別れの意思とその理由を短く伝え、相手と話し合いながらも別れの結論は変えずに終わらせること、そして別れた後の私的な連絡や接触を断つことまでを順に進めることで、揉めずに区切りをつけやすくなります。
ただ、相手が別れに応じない、配偶者や会社にばらすと言われた、お金を求められたといった状況では、当事者どうしで話し合いを続けるほど、こじれやすくなります。弁護士が代理人(本人に代わって相手と交渉する立場)として窓口になれば、ご自身が相手と直接やり取りする必要はなくなり、要求への対応や今後の連絡方法を弁護士を通して話し合えます。ダブル不倫の別れ話を弁護士に相談してよいのか迷っている段階でもかまいません。
「家族に知られずに終わらせたい」と一人で悩み続けるのは、精神的にも大きな負担です。すでに脅すような連絡が届いている方や、相手が別れに応じず困っている方は、状況が悪化する前にご相談ください。
当事務所は相手との交渉を得意としており、ご家族や職場に知られないよう配慮しながら対応します。W不倫の別れ話をめぐるトラブルを、穏便に解決してきた実績もあります。全国どこからでもご利用いただける無料相談を設けておりますので、まずはご相談ください。
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この記事の監修者
不倫慰謝料、婚約破棄、妊娠トラブル、パパ活トラブル、元交際相手からのつきまといなど、男女トラブルのご相談に力を入れて取り組む。慰謝料を請求する側・請求された側のどちらのご相談も、お話を丁寧に伺ったうえで、相手方との交渉や調停・訴訟など状況に応じた手段を検討する。「家族や職場に知られたくない」といった事情にも配慮して対応している。











