保釈金(正確には保釈保証金)とは、起訴された被告人が保釈を認めてもらうに際して裁判所に収める必要がある金銭のことです。 保釈金の相場は概ね150万円〜300万円くらいです。 収めた金銭は、原則として裁判手続きが終了後に返ってきますが、一定のケースでは保釈金を没収されることもあります。 この記事では、刑事事件に強い弁護士...
刑事事件の基礎知識
刑事事件の基礎知識の記事一覧
没収(ぼっしゅう)とは、物の所有権をはく奪して国庫に帰属させる刑罰の一種です。 薬物事犯における薬物や殺人で使われた拳銃やナイフ等の凶器、窃盗や賭博等の犯罪で得たお金や物などが没収の対象物の典型例です。 この記事では、刑事事件に強い弁護士が、 没収の意味 没収と押収の違い 没収の対象物 没収の例外 などについてわかりや...
日本の刑罰の種類にはどのようなものがある? このような疑問をお持ちではないでしょうか。 そこでこの記事では、刑事事件に強い弁護士が、日本における刑罰の種類とその内容について一覧表でわかりやすく解説していきます。 刑罰の種類 刑罰は、重い順に、主刑である死刑、懲役、禁錮、罰金、拘留及び科料の6種類に、付加刑である没収を加...
現行犯逮捕(げんこうはんたいほ)とは、現行犯人を逮捕することです。 現行犯人は、 ①現に罪を行い、又は現に罪を行い終わった者 ②罪を行い終わってから間がないと明らかに認められ、かつ、法に定める一定の要件を満たす者 の2種類があります。 ②の現行犯人は①の現行犯人に準じるという意味で準現行犯人とも呼ばれ、②の現行犯人の逮...
執行猶予付き判決を受けると刑務所に収監されることもなく社会生活を送ることができます。執行猶予中でも結婚や引っ越しは自由に行えます。また、就職して仕事をしたり、パスポートの発行申請や海外旅行をすることも可能です。 もっとも、執行猶予中に罪を犯して起訴され裁判で有罪の認定を受けてしまうと、執行猶予が取り消され、新たに犯した...
未決勾留とは? 未決勾留日数が算入される刑罰は? 未決勾留日数の計算方法を知りたい この記事では、刑事事件に強い弁護士が、これらの疑問をわかりやすく解消していきます。 未決勾留とは? 未決勾留(みけつこうりゅう)とは、勾留されてから起訴されるまでの被疑者勾留と起訴されてから判決が確定した日の前日までの被告人勾留のことで...
「逮捕されたら会社に連絡が行ってしまうのだろうか…」 事件を起こしてしまい、このようにお考えの方もいることでしょう。 勤務先に知れたら解雇されるのではという不安からこのように思われるのも当然です。 結論から言いますと、逮捕されても原則として会社に連絡はいくことはありません。ただし、場合によっては会社に連絡が行ってしまう...
弁護士コラム