クレジットカードも任意整理可能|手続き後カードを作るための知識

「カードで作った借金も任意整理で減額できるの?」
「任意整理するとクレジットカードはどうなるの?」

返しきれないほど多額の借金を抱えてしまった場合、任意整理することで借金を解決することができます。

しかし、その場合に気になるのがクレジットカードのことではないでしょうか?

今回は、クレジットカードで作った借金を任意整理する際に、ぜひ知っておいていただきたい各種の知識についてご紹介します。

任意整理を検討される多くの方が不安に思う、上記のような疑問について債務整理のプロがしっかりと回答いたします。

なお、当記事は重要ポイントを赤ペンで強調してあります
そのポイントだけに目を通していただければ1~2分で一通り理解可能ですので、ぜひ最後までお読みください。

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クレジットカードで作った借金も任意整理可能

任意整理は返済しきれないほど多額の借金を抱えてしまったような場合に、借金の貸し手である債権者と借り手である債務者が話し合いを行い、借金元本や金利など今後の借金の返済条件

を有利にするために行われる債務整理方法です。

クレジットカードで作った借金は、以下のように2つのタイプに分けることができます。

  • ①ショッピング利用分
  • ②キャッシング利用分

任意整理では基本的にどのような借金も手続きの対象とすることができるため、クレジットカードで作った借金はどちらのタイプのものでも任意整理可能なのです。

任意整理すれば金利のカットが期待できる

クレジットカードで作った借金を任意整理した場合、金利(支払いが終わるまで発生する利息)のカットが認められる可能性があります。

現在多くのカード会社では、任意整理することで借金返済期間の長期化や金利のカットに応じるようになっています。任意整理が成功すれば、その後の返済が楽になることが一般的です。

借金元本の減額は?

任意整理によって金利のカットを期待することはできます。

しかし、カードで作った借金そのものの減額、つまり借金元本の減額に関しては可能性が低いと考えたほうがよいでしょう。

ただし、カードのキャッシングによって過払いが発生している場合には話が異なります。

カードの借金と過払い分を差し引きすることで、借金そのものの減額を期待することが可能です。

クレジットカードの利用で過払い金が発生するパターンとは?

世間で話題となっている「過払い金」ですが、それが発生するのは何も消費者金融からお金を借りた場合に限りません。

クレジットカードの利用によっても過払い金が発生するケースがあるのです。

クレジットカードのキャッシングを長期間利用している場合、借り入れや返済の状況によっては過払いが発生している可能性があります。

気になる場合には、弁護士や司法書士などに相談し調査してみることをおすすめします。

なお、過払い金の請求には、法律上時効が定められています。

現在、過払い金返還請求権の消滅時効が迫っていますので、ご相談はお早めに。

任意整理するとクレジットカードが持てなくなる?

現在利用中のクレジットカードは、任意整理することによって今後利用ができなくなります

しかも個人信用情報機関においてブラックリストに載ることになるため、ブラックリストから名前が削除されるまで、新しくカードを作ることもできなくなってしまいます

さらに、任意整理したカード会社が独自に作成しているブラックリストに名前が載せられてしまった場合には、個人信用情報機関でブラックリストから名前が削除された後もカードを作ることができない可能性があるので注意が必要です。

なお、任意整理しなかったとしても借金の返済を長期間延滞した場合にもブラックリストに載ることになります。

3か月以上滞納を続けた場合、すでに信用情報機関でブラックリストに載っている可能性があります。

任意整理後いつからクレジットカードを作れるようになるのか?

個人の金融機関の利用状況などのデータを記録している個人信用情報機関は3つ存在しますが、各機関では以下のように一定の期間が経過することで、ブラックリストから名前を削除する扱いになっています。

個人信用情報機関でブラックリストから名前が削除されれば、新しいクレジットカードを作ることができるようになります。

  • CICの場合:5年間
  • JICCの場合:5年間
  • KSCの場合:10年間

なお、延滞によってブラックリストに載った場合、以下の期間の経過によってリストから名前が削除されることになります。

  • CICの場合:5年間
  • JICCの場合:1年間
  • KSCの場合:5年間

自分の信用情報の確認方法

個人信用情報機関で自分がブラックリストに載っているのかどうかに関しては、以下の方法によって自分自身で確認することが可能です。

①CICの場合

窓口のほか、ホームページや郵送で自分の信用情報の開示請求ができます。

手数料は窓口の場合500円、ホームページや郵送での請求では1000円必要です。

②JICCの場合

CICと同様、窓口・ホームページ・郵送で信用情報の開示請求が可能です。

手数料もCIC同様、窓口が500円、その他の方法は1000円となります。

③KSCの場合

信用情報の開示請求は、郵送のみで可能です。

手数料は1000円となっています。

任意整理後に新しくクレジットカードを申込む際の2つの注意点

上記方法にて自分がブラックリストから外れたことが確認できた場合、いよいよ新しいクレジットカードを作るための手続きを行う段階に入ります。

任意整理後に新しくカードを作るときには、以下の2点について注意してください。

  • (1)任意整理したカード会社に申込まない
  • (2)一度に複数の会社に申込まない

それぞれについて、詳しく見ていくことにしましょう。

(1)任意整理したカード会社に申込まない

金融業界には、いわゆる「自社ブラック」というものが存在するといわれています。

以前の顧客で任意整理などを行った人を、その会社独自のブラックリストに登録し、いつまでもその情報を保有していることがあるのです。

このため個人信用情報機関のように一定期間の経過によってブラックリストから名前が削除されることがなく、いつまでたってもそのカード会社の審査に落ち続ける可能性があります。

このようなことを避けるためには、過去に任意整理などをしたカード会社に対してカードの申し込みをすることは極力避けたほうが無難でしょう。

なお、自社ブラックに関する情報は同一企業グループ内で共有されている可能性も考えられます。

このため、なるべくであれば同一グループ内の金融会社への申し込みは避けたほうが賢明です。

(2)一度に複数の会社に申込まない

カード会社に対して新しいクレジットカードの申し込みをした場合、その申し込みをしたという事実が個人信用情報機関に登録されることになっています。

このため、短い期間内に複数のカード会社に対して申し込みを行うと、カード発行の審査に通りづらくなります

短期間にいくつもの会社にカードの発行申請をしているということは、その人が「お金に困っているのではないか?」と疑われる原因となるからです。

クレジットカードが作れない期間の過ごし方|カードに代わるもの

任意整理すると現在利用しているクレジットカードは利用ができなくなり、さらに最低でも5年間は新しいカードを作ることもできなくなります。

しかし、クレジットカードの利用になれてしまうとカードのない生活は非常に不便なもの。

そこでこちらでは、カードを作成できない期間のつなぎとして、活用できる対策をご紹介します。

家族カードを作る

個人信用情報機関のデータは、あくまでも個人単位で記録・保存されます。

このため自分がブラックリストに入っていたとしても、ご家族はクレジットカードの新規発行を受けられます。

ご家族にクレジットカード契約をしてもらい、その家族カードの発行を受ければ任意整理後5年経過する前でもカードの利用ができる可能性があります。

デビットカードを利用する

クレジットカードを利用する際の大きなメリットの1つとして、商品購入時などに現金が不要という点が挙げられます。

クレジットカード同様、デビットカードを利用すれば商品購入の際に現金が不要となります。

デビットカードであれば、作成の際に信用情報の審査がないため、任意整理後であっても作成が可能です。

デビットカードでの支払いは、あらかじめ登録してある自分の銀行口座からの引き落としとなるため、口座残高を越えての利用ができないシステムになっています。

デビットカードであればクレジットカードのように、ついうっかり新しい借金を作ってしまうという危険性がないため安心して使えるカードといえるでしょう。

まとめ

今回は、クレジットカードで作ってしまった借金を任意整理するために必要な知識についてお伝えしました。

本文でご紹介したように、クレジットカードで作った借金も債務整理の対象とすることが可能です。

ただし、その場合には現在使用しているカードは利用できなくなり、さらに向こう5年前後の期間は新しくカードを作ることもできなくなってしまいます

任意整理する際には、このようなデメリットがあるということを十分理解しておいてください。

当事務所では借金問題について1日24時間、1年365日ご相談を承っております。

借金問題は、いつまで一人で悩んでいても解決しません。まず最初にほんの少しの勇気を出して、弁護士に相談してみてください。その瞬間から解決が始まるのです。

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