暴行罪は、暴行によって相手が傷害を負わなかった場合に成立する犯罪です(刑法第208条)。そのため、 「暴行罪は、相手に怪我をさせるわけではないから、警察は動かないだろう」 と考える方もいるかもしれません。 しかし、結論から言いますと、暴行罪でも警察は動きます。暴行罪は「非親告罪」であるため、被害者からの告訴がなくても起...
暴行・傷害
暴行・傷害の記事一覧
暴行事件を起こしてしまった…この後自分はどうなってしまうのだろう… 逮捕の回避、早期釈放のためには何をすべきだろう… 暴行の加害者の方はこのような不安や疑問をお持ちではないでしょうか。 そこでこの記事では、暴行事件に強い弁護士がこれらの不安や疑問を解消していきます。 暴行事件で被害届を出されては困る、出されてしまったと...
銀行に硬貨の預け入れをすると、一定の枚数以上の取り扱いに手数料がかかるため、自宅に貯めている小銭を減らすために硬貨だけで支払いをしたいと考える方も少なくありません。 しかしながら、大量の硬貨で買い物をしようとすると会計時に受け取りを拒否されることがあります。この点、 「硬貨とはいえ、ちゃんとお金は払うのに、何の根拠があ...
威力業務妨害とは、威力(人の自由意思を制圧するに足りる勢力を示すこと)を用いて他人の業務を妨害した場合に成立する犯罪です。なお、偽計(人を騙したり、困惑させたり、人の勘違いや無知な状態を利用する違法な行為一般)を用いて業務を妨害する場合には偽計業務妨害罪が成立します。罰則は、両罪ともに3年以下の懲役または50万円以下の...
正当防衛とは、急迫不正の侵害に対して、自分又は他人の権利を守るため、やむを得ずに行った防衛行為のことです。 刑法第36条1項では、反撃行為が正当防衛にあたる場合は、たとえその行為が形式的には違法であっても実質的にみれば違法ではなく、犯罪は成立しないため、反撃行為をした者を処罰しないと規定しています。急迫不正な侵害に対し...
内乱罪とは、簡単に言えば、国家転覆を目的として暴動を起こす犯罪で、後述する外患誘致罪と並んで国家反逆(クーデター・革命)の罪となります。 今までに内乱罪の適用が検討された事件や起訴された事件はあるものの、実際に適用された事例はありません。そのため、内乱罪がどのような犯罪なのか詳しく知っている方は少ないでしょう。 そこで...
暴行事件を起こしたけど、示談をすると具体的にどんなメリットがあるのだろう… 実際に示談するにはどういった流れで示談交渉を進めればいいのだろう… 暴行罪の示談金相場はいくらだろう… この記事では、このような疑問を、刑事事件に強い弁護士が解消していきます。 暴行事件を起こしてしまって示談を検討されている方に役立つ情報が書い...
暴行罪で逮捕されるかもしれない…弁護士に依頼すると費用はどれくらいかかるのだろう… そもそも暴行事件を弁護士に依頼する必要はあるのだろうか…弁護士は何をしてくれるの? この記事では、暴行罪に強い弁護士が、これらの疑問や悩みを解消していきます。 暴行事件を起こしてしまった方、逮捕された方のご家族の方で、この記事を読んでも...
「暴行・傷害事件を起こしてしまった場合、示談しないとどうなってしまうのだろう?」 「暴行罪・傷害罪で示談しなくても不起訴になることはあるのだろうか?」 「相手が示談に応じてくれない時、どう対処すればいいのだろう…」 この記事では、このような疑問や悩みを、刑事事件に強い弁護士が解消していきます。 暴行・傷害事件で示談しな...
刑事上の時効である「公訴時効(こうそじこう)」とは、犯罪行為が終わってから一定期間が経過すると、検察官が公訴の提起(起訴)ができなくなるという制度のことです。起訴ができなくなるということは、犯人を刑事裁判にかけて処罰することが出来なくなるということです。時間の経過とともに犯罪の証拠が散逸してしまい立証が困難になること、...