「会社のお金を横領してしまった…この後どうなってしまうのだろう…」 このようにお考えではないでしょうか。 結論から言いますと、会社のお金を横領すると業務上横領罪に問われる可能性があります。罰則は10年以下の懲役で罰金刑がないため、有罪判決となれば、執行猶予がつかない限り刑務所に収監されることになります。また、このような...
横領・背任
横領・背任の記事一覧
「横領をしてしまい、刑事告訴されたらその後どうなってしまうのだろう…」 このようにお考えではないでしょうか。 結論から言いますと、横領で刑事告訴されたとしても、必ずしも告訴が受理されるわけではなく、仮に受理された場合でも、逃亡・証拠隠滅の恐れがない場合は逮捕されずに在宅事件になることもあります。他方で、刑事告訴が受理さ...
「会社の物品(商品や備品)を自分のものにしたら業務上横領になるのだろうか…」 このようにお考えではないでしょうか。 結論から言いますと、会社の物品を自分のものにした場合も業務上横領罪が成立する可能性があります。業務上横領は「業務上自己の占有する他人の物」を横領した場合に成立しますが、「他人の物」には金銭のみならず物も含...
「会社の商品を横流しするとどんな犯罪にあたるのだろう…」 このようにお考えではないでしょうか。 「横流し」とは、物資を、正規のルートを経ずに転売することです。従業員が会社の商品を横流しする行為が、具体的にどのような犯罪に該当するのか気になっている方もいることでしょう。 結論から言いますと、会社の商品の横流しは「業務上...
「会社のお金に手を付けてしまった…業務上横領は初犯なら執行猶予がつくのだろうか…それとも懲役実刑になるのだろうか…」 このようにお考えではないでしょうか。 結論から言いますと、初犯であることは犯人にとって有利な要素として働きますので、業務上横領が初犯であれば執行猶予付きの判決を得やすいといえます。もっとも、初犯である...
業務上横領における示談とは、被害者に対して謝罪の意思を示すと伴に横領金を返済し(または返済を約し)和解することです。示談成立により逮捕回避、不起訴となる可能性が高まりますし、その場合、罰則(10年以下の懲役)を科されて前科がつくこともありません。示談金相場は横領額をベースとして被害者の処罰感情等により変動します。 この...
業務上横領罪とは、業務上自己の占有する他人の物を横領した場合に成立する犯罪です。法定刑は10年以下の懲役です(刑法第253条)。 この記事では、横領事件に強い弁護士が以下の項目などについてわかりやすく解説していきます。 業務上横領罪の構成要件(成立要件) 横領と窃盗との違い 業務上横領の逮捕事例や判例 業務上横領をして...
会社の社長が会社のお金を使い込んだら横領になるのだろうか… 株主が社長一人だけの場合ではどうだろうか… このような疑問を持たれている方もいるかと思います。 結論から言いますと、会社の社長であっても、また、株主が社長一人だけであっても、業務上横領罪や特別背任罪に問われる可能性があります。 以下、横領・背任事件に強い弁護士...
ニュースなどで「着服」と「横領」という言葉をよく耳にするけど、この2つはどう違うの? このような疑問をお持ちではないでしょうか。 そこでこの記事では、横領事件に強い弁護士が、 着服と横領の違い 着服に適用される犯罪 着服が発覚した後の流れ 着服発覚後にすべき対応方法 などについてわかりやすく解説していきます。 着服と横...
「会社のお金を横領したことが発覚してしまった…家族にだけは知られたくない…どうすればいいのだろう…」 このようなことでお悩みではないでしょうか。 中には、その横領したお金で旅行に行ったり、プレゼントをするなどして家族を喜ばせてきた方もいることでしょう。もしそれらが横領したお金から支払われていたと家族が知ったら…そう考え...