会社のお金を横領してギャンブルや遊興費で返済不可能なほどに使い込んでしまった… 横領したお金を返済しないとどうなってしまうのだろう… 返済できない場合の対処法はないものだろうか… この記事では、横領事件に強い弁護士がこれらの疑問や悩みを解消していきます。 身に覚えのある行為をしてしまった方でこの記事を最後まで読んでも問...
横領・背任
横領・背任の記事一覧
会社のお金を横領してしまった…幸いにも示談に応じてくれるそうだけど、示談書の書き方が分からない… このような悩みをお持ちの方のために、業務上横領に強い弁護士が、業務上横領の示談書の書き方をわかりやすく解説していきます。 また、業務上横領の示談書のテンプレート(word形式)もダウンロードできますので、自分で一から示談書...
横領に関する罪には、横領罪・業務上横領罪・占有離脱物横領罪(遺失物横領罪)の3種類がありますが、結論からお伝えすると、横領に関する罪の時効はそれぞれ以下のようになります。 横領罪:5年 業務上横領罪:7年 占有離脱物横領罪:3年 以下では、上記内容についてさらに詳しくお伝えするとともに、 横領の民事の時効(損害賠償の時...
占有離脱物横領罪(せんゆうりだつぶつおうりょうざい)は横領罪の一種で、遺失物、漂流物、その他占有を離れた他人の物を横領した場合に成立する犯罪です。刑法第254条に規定されています。罰則は1年以下の懲役または10万円以下の罰金もしくは科料です。 この記事では、刑事事件に強い弁護士が、 占有離脱物横領罪の構成要件 占有離脱...
放置自転車が占有離脱物であるとされた判例 この事案は、被告人が拾ったA所有の自転車に対して窃盗罪が成立するのか、占有離脱物横領罪が成立するのかについて争われた事案です。 この事例では以下のような事実が認定されています。 所有者Aは酩酊のため路上に自転車を放置して立ち去った 交番に届け出たが酔っているため相手にされなかっ...
「会社のお金を横領してしまった…この後どうなってしまうのだろう…」 このようにお考えではないでしょうか。 結論から言いますと、会社のお金を横領すると業務上横領罪に問われる可能性があります。罰則は10年以下の懲役で罰金刑がないため、有罪判決となれば、執行猶予がつかない限り刑務所に収監されることになります。また、このような...
特別背任罪とは、簡単に言えば、会社の重要人物が、自分もしくは第三者の利益のために、または会社に損害を与える目的で、その任務に背いて会社に損害を加える犯罪です。 かつてマスコミで大々的に報道されたカルロス・ゴーン事件や、大王製紙事件などで耳にしたことがある人もいることでしょう。 とはいえ、 特別背任罪の成立要件や罰則がわ...
「横領をしてしまい、刑事告訴されたらその後どうなってしまうのだろう…」 このようにお考えではないでしょうか。 結論から言いますと、横領で刑事告訴されたとしても、必ずしも告訴が受理されるわけではなく、仮に受理された場合でも、逃亡・証拠隠滅の恐れがない場合は逮捕されずに在宅事件になることもあります。他方で、刑事告訴が受理さ...
「会社の物品(商品や備品)を自分のものにしたら業務上横領になるのだろうか…」 このようにお考えではないでしょうか。 結論から言いますと、会社の物品を自分のものにした場合も業務上横領罪が成立する可能性があります。業務上横領は「業務上自己の占有する他人の物」を横領した場合に成立しますが、「他人の物」には金銭のみならず物も含...
「会社の商品を横流しするとどんな犯罪にあたるのだろう…」 このようにお考えではないでしょうか。 「横流し」とは、物資を、正規のルートを経ずに転売することです。従業員が会社の商品を横流しする行為が、具体的にどのような犯罪に該当するのか気になっている方もいることでしょう。 結論から言いますと、会社の商品の横流しは「業務上...