ネットストーカーによくある5つの特徴とその心理を弁護士が解説
  • ネットストーカーをする人にはどのような特徴があるのだろう…
  • どんな心理からネットストーキングに走るのだろう…

この記事では、ストーカー被害に強い弁護士がこれらの疑問を解消していきます。

加害者が男性の場合、女性の場合、どちらにも当てはまる特徴や心理ですので参考にしてみてください。

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ネットストーカーの具体例

ネットストーカーとは、インターネットを介して特定の人にストーカー行為を行う人物のことです。別名サイバーストーカーとも言います。以下にあげるような行為がネットストーカー行為の典型例であるといえるでしょう。

  • 特定の相手に対してメールやSNSを利用して執拗に好意を伝えてきたり、逆に、誹謗中傷をしてくる
  • ブログやSNSのアカウントを乗っ取り、不適切な内容など本人が意図しない内容をあたかも本人が作成したかのように投稿・拡散する
  • 自宅住所または勤務先住所や自宅周辺の画像など個人を特定てきる情報をブログやSNSで拡散する
  • 特定の個人のブログやSNSなどで投稿された情報を収集して個人が特定できるように公表する
  • 匿名掲示板やその利用者に対して特定の個人へのいやがらせや誹謗中傷を行うように促す内容を投稿する
  • 積極的に悪意のあるデマをSNSやブログなどで流布する
  • 大量のスパムメールを送りつけてくる
  • 「会いたい」や「殺す」など直接接触しようとしたり危害を加えようとしたりする内容のダイレクトメールなどを何度も執拗に送りつけてくる
  • 特定の個人のプライベートな容貌・姿態を撮影した動画・画像をブログやSNSに投稿して公開する

ネットストーカーは相手に好意を持って接触してくる場合もあれば、悪意や敵意をもって接触してくる場合もあります。

実際にネットストーカーを行っている張本人にはストーカーをしている自覚がない場合もありますが、相手方が望まない接触をしつこく何度もはたらきかけてくる場合にはネットストーカーと言って差し支えないでしょう

ネットストーカーの特徴と心理

男女問わず、ネットストーカーになりやすい人物の特徴や心理として良くあげられるものを以下で紹介しましょう。

被害者意識が他人よりも強い

ネットストーカーになりやすい人は被害者意識が人一倍強いという特徴があります。

被害者意識が強いことから、自分は特定の人物の発言や投稿によって傷つけられた被害者であると強く信じるようになります。そのため相手が反省や謝罪するべきであると考えているため、あたかも正当な権利者であるかのように振舞います。当人の中では相手方が悪者であるという構造が出来上がっていますので、執拗な接触を試みたり誹謗中傷にあたる言葉や侮辱的な言動を平気で行うようになります。

本人は被害者であると意識しているため相手のブログやSNSを監視することも正当な行為であると感じていることがあります。

特定のことに執着しやすい

特定のことに執着しやすいこともネットストーカーとなる人には多い傾向です。相手のことを詳しく知っていること自体を、愛情や良いことであるというマインドである可能性があります。

そのため相手のブログやSNSに張り付いて監視し、投稿された内容から住所などの個人情報を割り出したり、相手が好きだと思われるものを情報をすり合わせて把握しようとしたりするのです。

しかし相手の立場で考えると、公言していない事柄を詮索されていることになりますので、「不気味」「気持ち悪い」と感じるのは当然です。そのため当人からすればポジティブな感情から出た行動を否定されたと感じるため、逆恨みや嫌がらせへと発展してしまうリスクがあるのです。

ものごとを多面的に考えられない

ネットストーカーになる人は自分のしている行動を客観視することができていない可能性もあります。客観視とは相手を自分に置き換えたり、または自分を第三者に置き換えて考えたりすることです。上述のように歪んだ愛情表現や正義感を発端にストーキングに発展しているケースもあり、自分のしている行為を違法なものであると自覚していない場合も多いです

さらに物事を白か黒の二極化で考えるくせがある場合も同様です。「〇○するやつは□□だ」など単純な因果関係で断定するなど、なにごとも「良い・悪い」で考えるため極端な結論になる可能性が高いのです。

充実した実生活を送れていない

ネットストーカーに発展する人は実生活が充実していない可能性が高いです。

家庭や職場に居場所がないと感じている人はインターネット上に自分の居場所を見出しているケースがあります。

したがって特定の誰かに執着することで自分の居場所を作り出している可能性があるのです。つまり相手に執拗に好意を伝えたり、執拗に誹謗中傷を伝えたりすることで自身の存在意義を見出そうとしているのです

自分の手の届く範囲の人生で満たされている人であれば、インターネット上の第三者に嫉妬したり疑似恋愛を求めたりする傾向は小さくなるはずです。そのため実生活で充実していない、満たされていないと不満を抱え込んでいる人もネットストーカーに陥るリスクがあります。 

自尊心が強い

ネットストーカーになりやすい人物は自尊心が強いという特徴もあります。

自尊心が過度に強い人は他人が自分より優れていたり、恵まれた環境にあったりすることを許せません。したがって自分より優れている人物や恵まれた環境にいる人物を見かけると否定せずにはいられないのです。そのため相手のSNSやブログを監視して自分よりも下のレベルにいることを明らかにしたいという動機を有してしまいます。

このような人は「自分に何かが欠けている状態」を許せず、そのように感じることで精神的に不安定になる傾向が強いです。

そのため「Yes,and…」ではなく「Yes,but…」で会話を繋げる特徴がある人は要注意です。つまり他人の話を聞いて「そうだね、それならば…」と順接で会話するよりも、「そうだね、でも…」と相手の言うことを否定する逆説から会話を始めるクセがある人は、上述のような傾向が強い可能性があります。

他人の意見に耳を貸さない

ネットストーカーになりやすい人には、他人の意見に耳を貸さないという特徴があります。

このような人は多くの事柄について、自分自身で考えた結論に拘泥して思い込んでしまうため他の可能性について考慮することができません

そのためネット上の投稿について「これは自分のことに違いない」や「相手から攻撃をされている」と思い込んだ場合、そうでない可能性については思いを巡らすことができなくなってしまうのです。

ネットストーカー被害にあった場合の対策

ネットストーカーの被害対策については、「ネットストーカーに狙われたら知っておくべき身を守る為の12の対策」で詳しく解説しておりますが、

  • 自分の個人情報が含まれた投稿(ツイートなど)の削除
  • SNS等へのログインパスワードの変更

この2つは最低限実施するようにしましょう。

また、TwitterやInstagramのアカウントに鍵をかける、Facebookの公開範囲を狭める、相手をブロックする、無視する、といったネットストーカーを拒絶する対策もあります。ただし、「ストーカー対策でいきなり無視はNG!5つのやってはいけない対策とは」に書かれているように、告知なしで拒絶や無視の対応をとると相手を刺激してしまうリスクもあります。まずは相手に「これ以上関わらないで欲しい」旨をしっかりと伝えた上で、段階的に拒絶・無視の対応をとるようにしてください。

なお、「家を特定して押しかける・殺す」といった身に危険が及ぶ可能性がある書き込みや、名誉棄損に該当するような投稿がされる場合もあります。この場合、警察と相談のうえ、ストーカー規制法による警告を出してもらうか、脅迫罪等で立件してもらうことも考えなくてはなりません。

もっとも、ストーカー被害の証拠がない場合は警察が動いてくれないこともあります。また、警察沙汰にして相手から報復されるのが怖いといった方も中にはいることでしょう。その場合は、弁護士に依頼し、ネットストーカーとの交渉、犯人の特定、接見禁止の仮処分などを代理してもらうことをお勧めします。

弊所では、ネットストーカーの撃退、犯人を特定しての慰謝料請求など多数の実績があります。親身誠実に弁護士が依頼者を全力で守りますのでまずはお気軽にご相談ください。相談する勇気が解決へと繋がります。

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ストーカーは時間が経過するほど行為がエスカレートしてしまい取り返しのつかない事件に発展してしまうこともあります。
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