
ホスラブ(ホストラブ)は、ホストクラブ・キャバクラ・風俗店といったナイトワーク関連の情報が飛び交う匿名掲示板です。悪口や個人情報を書き込まれると、お店のイメージダウンや指名率の低下による客離れだけでなく、キャストへのストーカー被害や身バレなど日常生活への影響にまで発展しかねません。
ホスラブの書き込みを消したいと考えたとき、次のような疑問が浮かぶ方も多いのではないでしょうか。
- 自分で削除依頼をするにはどうすればいい?
- 削除されないときの対処法は?
- 弁護士に頼むと費用はいくらかかる?
- 投稿者を特定して責任を取らせることはできる?
この記事では、ネット誹謗中傷の解決実績が豊富な弁護士が、ホスラブの削除依頼の手順から弁護士費用の相場まで解説します。ホスラブの書き込み削除でお悩みの方は、一人で抱え込まず、この記事をお読みいただいた後、全国どこからでもご利用いただける当事務所の無料相談へご相談ください。
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ホスラブの削除依頼の方法
ホスラブの書き込みは、運営が用意している削除依頼フォームから誰でも依頼できます。手順は次の5つです。
- 地域別の削除依頼フォームを開く
- スレッド番号(URLの14桁の数字)を入力
- 削除したいレス番号を入力
- 削除理由を入力(500文字以内)
- お名前・メールアドレスを入力して送信
順番に見ていきましょう。
①地域別の削除依頼フォームを開く
ホスラブは関東・関西などの地域ごとに掲示板が分かれており、削除依頼フォームも地域別に用意されています。書き込みのあった地域版のトップページを開き、ページ下部にある「削除依頼」のリンクから依頼フォームへ進んでください。
②スレッド番号を入力
スレッド番号とは、削除したい投稿があるページのURLに含まれる14桁の数字のことです。
たとえば、URLが「https://kanto.hostlove.com/xxx/20239999999999/1」のように表示されている場合、「20239999999999」の部分がスレッド番号にあたります。
この14桁の数字を半角でフォームに入力してください。
③削除したいレス番号を入力
レス番号は、各書き込み(コメント)の左上に表示されている数字です。「50」「180」のような数字が、それぞれのレスの番号となります。
削除したい書き込みが複数ある場合は、「12,35,180」のようにカンマで区切って半角で記入します。レス番号がないと削除依頼は基本的に受け付けてもらえないため、必ず正確に入力してください。
④削除理由を入力
削除理由は500文字以内で記入します。レス番号と、そのレスがガイドラインのどの項目に違反しているのかをセットで明記するのがポイントです。
具体的な例文は次のとおりです。
「嘘が書かれていて気分が悪い」といった主観的・感情的な理由では受け付けてもらえません。後述する「削除依頼履歴」に公開される点にも注意し、個人を特定できる情報は理由欄に書かないようにしましょう。
⑤お名前・メールアドレスを入力して送信
最後に、お名前とメールアドレスを入力して「依頼する」ボタンをクリックすれば完了です。
ただし、お名前とメールアドレスは必須項目ではありません。削除を受け付けた旨の返信もないため、入力しなくても問題ありません。
ホスラブで削除されやすい書き込み・削除されにくい書き込み
ホスラブに削除依頼を出しても、依頼さえすればすべて消えるわけではありません。削除の判断は、運営が公開している「削除依頼ガイドライン」に沿って行われます。ガイドラインの内容を要約すると、次のとおりです。
削除されやすい書き込み
- 本名・住所・所属など個人を特定する情報(公益性のないもの)
- 電話番号(伏字を含む。本人が公開したものは除く)
- 持ち主を装った投稿、攻撃や晒し目的が明らかなメールアドレス・ホスト情報
- 個人を特定する情報を伴った誹謗中傷
- 公益性のない私生活情報・行動パターン(本人がSNS等で公開しているものは除く)
削除されにくい書き込み
- インターネット・マスコミ・電話帳などですでに広く知られている情報
- 公益性・情報価値のある投稿
- ホストを含めた有名人への言及
- 板の趣旨に沿った内容や、直接の関係者・被害者による事実関係の指摘
自分の依頼したい書き込みがどちらに該当するか迷う場合は、無理に依頼せず、弁護士に判断を仰ぐのが安全です。
ホスラブの削除依頼で注意するポイント
ホスラブの削除依頼にはいくつかの落とし穴があり、知らずに依頼すると逆効果になる場合もあります。事前に押さえておきたい4つの注意点を紹介します。
削除目安は96時間(最長4日間)
ガイドライン違反が認められた場合でも、削除されるまでには時間がかかります。運営が公表している目安は、依頼から96時間(最長4日間)です。
削除人と呼ばれるボランティアが依頼を1件ずつ確認しているため、すぐに反映されるわけではありません。削除完了の通知もないため、依頼から96時間ほど経過した時点で、自分でスレッドを確認する必要があります。
削除依頼を繰り返さない
「早く消したい」という気持ちから、何度も同じ依頼を送るのは避けてください。短時間に繰り返し送ると、運営側から迷惑行為やスパム、業務妨害と判断され、かえって削除に応じてもらえなくなる可能性があります。
96時間が経過しても削除されない場合は、少なくとも1週間程度は様子を見てから、必要に応じて再度依頼するのが安全です。
なお、スレッド全体の削除を求めることもできますが、スレッド内のすべての書き込みがガイドライン違反であることは稀で、現実的にはハードルが高めです。基本はレス単位での依頼と考えておきましょう。
削除依頼履歴が公開される
ホスラブでは、送信された削除依頼の履歴が公開されています。氏名とメールアドレスは伏せられるものの、板の名前・スレッド番号・レス番号・削除理由・依頼日時は誰でも閲覧可能です(例:ホスラブ関東版の削除依頼履歴)。
投稿者がこの履歴を見て、自分のレスに削除依頼が出されたことを知り、面白がって新たな書き込みが増える、いわゆる「炎上」のリスクもあります。削除理由に詳細を書きすぎると、知られたくなかった情報を自分から公表することにもなりかねないため、理由欄は端的にまとめましょう。
削除代行業者は利用しない
「誹謗中傷対策」を掲げて削除依頼を有償で代行する業者がありますが、弁護士以外の者が報酬を得て削除依頼の代理を行うことは弁護士法違反です。費用を支払っても削除されないリスクが高いため、利用は避けてください(詳細は「削除代行業者に依頼するのは違法?非弁行為なら費用は返金請求できる」をご覧ください)。
ホスラブの削除依頼が通らないときの対処法
ガイドラインに沿って依頼したのに削除されないケースもあります。運営側が応じてくれないときの対処法を3つ紹介します。
削除依頼の内容に不備がないか確認する
削除されない原因の多くは、依頼内容の不備にあります。次のポイントを再チェックしてみてください。
- スレッド番号・レス番号に入力ミスはないか
- 削除理由がガイドラインのどの項目に該当するか明記されているか
- 「気分が悪い」「不愉快」など主観的な理由になっていないか
- 削除理由に個人情報を書き込んでしまっていないか
時間を空けて再依頼する
削除人の処理が立て込んでいて、96時間を過ぎても対応されないケースもあります。初回の依頼から1週間ほど待ち、それでも削除されない場合に再依頼するのが目安です。短時間に繰り返し送ると業務妨害と見なされるおそれがあるため、間隔を空けることが大切です。
弁護士に削除を依頼する
自分で工夫しても削除に応じてもらえない場合は、弁護士への依頼が現実的な選択肢になります。
弁護士は書き込みが名誉毀損やプライバシー侵害に該当するかを法的に整理したうえで、代理人として削除を求めます。運営との直接交渉だけでなく裁判所を通じた手続き(仮処分)も取れるため、自分で依頼するより削除される可能性が高まります。具体的な費用と流れは次の章で紹介します。
ホスラブの削除を弁護士に依頼する費用とメリット
弁護士に削除を依頼すると費用はかかりますが、自分で対応するより削除される可能性が高く、投稿者の特定や慰謝料請求にも一貫して対応してもらえます。
弁護士に依頼するメリット
ホスラブの削除を弁護士に任せる主なメリットは次のとおりです。
- 法的根拠に基づいた削除請求ができる:名誉毀損やプライバシー侵害といった法的観点で適切な主張を行い、運営側に削除を促せます。
- 削除される可能性が高まる:代理人弁護士の名義で削除要請を送るため、運営側も慎重に判断します。応じない場合は裁判所を通じた手続きにも進めます。
- 手続きの負担がなくなる:書面の作成や運営側との交渉はすべて弁護士が代行します。
さらに、削除だけでは納得がいかず加害者に責任を取らせたい場合には、開示請求や損害賠償請求まで同じ弁護士に一貫して任せられるのも、弁護士に依頼する大きなメリットです。
弁護士費用の相場
ホスラブの削除を弁護士に依頼する場合、手続きは大きく分けて2種類あり、それぞれ費用相場が異なります。
| 手続きの種類 | 内容 | 弁護士費用の相場 |
| 任意削除 | 運営会社に直接削除を求める交渉 | 10万円~20万円(着手金5万~10万円+報酬金5万~10万円) |
| 削除の仮処分 | 裁判所を通じて削除命令を求める手続き | 40万円~60万円(着手金20万~30万円+報酬金20万~30万円) |
「着手金」は契約時に発生し、結果にかかわらず返金されません。「報酬金(成功報酬)」は削除に成功した場合のみ発生する費用です。
上記は書き込み1件あたりの相場で、削除対象が多いほど費用は積み上がります。事務所によっては「数件までは1件分の料金で対応」といったプランを設けているところもあるため、依頼前に複数の事務所から見積もりを取って比較するのがおすすめです。仮処分の流れは「削除請求の仮処分|誹謗中傷を消す流れと期間・費用」で解説しています。
なお、弁護士に依頼しても投稿の内容によっては削除が認められないケースがあり、その場合でも着手金は戻ってきません。依頼前に「削除の見込み」と「費用体系」を弁護士に確認してから契約しましょう。初回相談を無料で受け付けている事務所も多くあります。
ホスラブの削除に関するよくある質問
最後に、ホスラブの削除依頼でよく寄せられる質問にお答えします。
警察に相談すれば削除してもらえる?
警察がホスラブの投稿を直接削除することはありません。投稿の削除自体は民事の問題として扱われるため、警察ではなく弁護士や裁判所を通じた手続きが必要です。
ただし「殺すぞ」「店を燃やす」といった脅迫的な書き込みや、特定の個人を名指しした名誉毀損や侮辱にあたる書き込みは、被害届や告訴を行うことで刑事事件として捜査対象になる可能性があります。警察の動きについては「ネットの誹謗中傷で警察が動かない理由と3つの対処法を解説」を参考にしてください。
投稿者を特定して慰謝料を請求できる?
はい、削除だけでなく投稿者本人に責任を取らせたい場合は、発信者情報開示請求で投稿者を特定したうえで、慰謝料や損害賠償を請求できます。匿名で書き込まれていても、ホスラブ運営とプロバイダへの2段階の開示請求を経て投稿者を特定する流れです。
手続きの進め方や慰謝料の相場、過去の事例については「ホスラブで開示請求をする方法|慰謝料・費用相場と事例を解説」で解説しています。
自分が書き込んだ投稿を削除したい場合は?
ホスラブには投稿者本人がレスを編集・削除する機能はないため、被害者と同じく削除依頼フォームから削除を求めることになります。
「身バレが怖い」「相手から損害賠償を求められそう」と感じている方は、放置せず早めに弁護士に相談するのが安心です。削除依頼の段階で代理人を立てておけば、後の開示請求や賠償交渉にもスムーズに対応できます。詳しくは、同じ匿名掲示板の例として「爆サイで自分の書き込みを削除したい方へ|消す方法と削除依頼」で解説しています。
源氏名で誹謗中傷されても削除できる?
源氏名であっても、誰を指しているかが特定できる書き込みであれば削除依頼が可能です。店舗名と源氏名がセットで書かれていれば、同じ源氏名のスタッフが在籍していない限り、本人を指していることが明らかになります。
一方、市区町村と源氏名だけのように第三者を指す可能性が残る場合は、削除のハードルが上がります。詳しくは「源氏名・伏字・ハンドルネームへの誹謗中傷は名誉毀損になる?」で解説しています。
店舗への誹謗中傷でも削除依頼できる?
店舗を貶める内容や、危害を加えるとほのめかすような書き込みは、ホスラブの利用規約の禁止行為に該当する可能性が高く、削除依頼が可能です。
内容によっては業務妨害罪などの犯罪に該当することもあります。営業への影響が出ている場合は「口コミは営業妨害になる?違法となる基準と対処法を弁護士が解説」もあわせてご覧ください。
ホスラブの書き込み削除でお困りの方は弁護士にご相談ください
ホスラブの書き込みは、自分で削除依頼フォームから消すこともできますが、削除理由の書き方や履歴公開のリスクなど、知らずに進めると逆効果になる落とし穴もあります。運営側が削除に応じてくれない場合や、書き込みが拡散している場合は、弁護士に依頼することで法的根拠に基づいた削除請求が可能です。
仮処分の申立てや、投稿者の特定・慰謝料請求までを同じ弁護士に一貫して任せられるのも、依頼する大きなメリットです。書き込みが個人情報の特定や身バレに及んでいるケースでは、対応の早さがその後の被害規模を左右します。
ナイトワーク業界の特性上、相手方とのやり取りを表に出さず穏便に解決したいと希望される方も少なくありません。当事務所では、依頼者の意向を踏まえ、相手方への交渉方法・職場や知人への波及の抑え方まで含めて方針を組み立てます。
ホスラブをはじめとする掲示板の削除・開示請求に多数の解決実績があり、状況に応じた最適な手段を選んでスピーディに対応します。全国どこからでもご利用いただける無料相談を設けておりますので、ホスラブの書き込みでお悩みの方はお気軽に当事務所の弁護士までご連絡ください。
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この記事の監修者
ネット誹謗中傷の削除請求・犯人特定・損害賠償請求に豊富な実績を持つ。掲示板やSNSでの名誉毀損・プライバシー侵害・風評被害に対し、発信者情報開示請求による投稿者の特定から慰謝料請求まで一貫して対応。法人・個人を問わず、ネット上の権利侵害から依頼者を守るために迅速に行動している。

