盗撮事件で不起訴を獲得した4つの事例

盗撮事件で不起訴を獲得した事例

ここでは、当事務所の弁護士が盗撮事件で不起訴を獲得した4つの事例を紹介します。

※プライバシー・個人情報保護の観点から内容に変更を加えています。

ジム更衣室での盗撮で不起訴を獲得した事例

まず、ジム更衣室で盗撮した事件で不起訴を獲得した事例です。

事件の内容

依頼者は、女性の裸や下着姿等を撮影するため、女性に変装して女性用のジム更衣室に立ち入り、隠しカメラを設置したところ、更衣室の清掃従業員が隠しカメラの存在に気づき、警察に届け出ました。隠しカメラの映像やジム内に設置してあった防犯ビデオ映像などから依頼者が犯人であることが特定され、在宅被疑者として立件されました。

弁護活動の内容と結果

依頼者は3年前に同じ盗撮で罰金50万円の略式命令を受けていました。本件については事実を認めていたところ、仮に起訴された場合は起訴され、懲役刑を受けてしまう可能性が高く、依頼者はそれを避けたいとのことでした。そのため、依頼を受けた後、直ちに警察に被害者の示談交渉のため連絡先を教えて欲しい旨を申し入れ、連絡先を入手した後示談交渉を進めたところ、示談金50万円を支払うこと、ジムを退会し二度とジムに入会しないことを条件に被害届を取り下げていただくことに合意していただきました。その後、合意書を取り交わした後、示談金を支払い、合意書を検察庁に提出したところ、起訴猶予による不起訴処分を獲得することができました

通勤電車内での女性のスカート内の盗撮で不起訴を獲得した事例

次に、通勤電車内で女性のスカートの中を盗撮した事件で不起訴を獲得した事例です。

事件の内容

依頼者は、通勤途中の電車内で、前に立っていた女性のスカート内にスマートフォンを差し入れたところ、依頼者の行動を不審に思い注視していた目撃者に声をかけられ、スマートフォンを見せるよう言われたところ、その場から逃走し、駆け付けた警察官らに駅構内で取り押さえられ現行犯逮捕されました。

弁護活動の内容と結果

依頼者は、逮捕直後に弁護士と接見を希望しました。依頼者は仕事で一大プロジェクトを任されており、依頼者が仕事を休むとプロジェクトの進行に支障をきたすことから、一刻も早い釈放を希望していました。また、罪を認めており、被害者への謝罪と示談交渉の申し入れを希望していたことから、弁護士は依頼者を受けた後、直ちに警察に連絡し、被害者の連絡先等の個人情報を入手した上で示談交渉を進めました。被害者の協力もあって示談交渉はスムーズに進み、裁判所にはまもなく示談が成立する見込みであることを伝えた結果、依頼者は勾留されることなく釈放され、その後、示談金30万円を支払うことを条件に示談が成立したことから、検察官に対し、意見書及び示談書を提出したところ、起訴猶予による不起訴処分を獲得することができました

飲み会の席での盗撮で不起訴を獲得した事例

次に、知人との飲み会の席で、泥酔して眠っていた知人女性の胸やスカート内をスマートフォンで盗撮した事件で不起訴を獲得した事例です。

事件の内容

依頼者は、知人との飲み会の席で酒が入り気持ちが大きくなり、女性の裸や下着を見たいという気持ちになりました。そこで、依頼者は持っていたスマートフォンで泥酔して眠っていた女性の横から、女性の胸やスカート内を撮影したところ、依頼者の行動を不審に思った別の女性から「盗撮してませんか?」と指摘され、110番通報されました。依頼者は駆け付けた警察官にスマートフォンを提出し、盗撮の事実を追及された結果、盗撮したことを認めたことから、警察署への同行を求められました。依頼者は逮捕はされなかったものの、被害者から被害届が提出されたことから、盗撮の被疑者として立件されました。

弁護活動の内容と結果

依頼者は、知人を通じて謝罪と示談交渉を申し入れたものの拒否されたことから、弁護士のもとに相談に来られました。弁護士は依頼を受け、さっそく謝罪と示談交渉を申し入れたところ、被害者も弁護士を選任しており、弁護士同士の交渉となりました。当初、交渉は難航したものの、最終的には示談金30万円を支払うこと、依頼者のスマートフォンから被害者の連絡先を削除すること、今後一切被害者と接触しないこと、接触した場合は違約金として違反1回につき3万円を支払うこと、示談金を支払った後、被害届を取り下げることで合意に達しました。検察庁へはあらかじめ示談交渉中であることを伝えていましたが、成立後、再度成立した旨を伝え、示談書の写しを送ったところ起訴猶予による不起訴を獲得することができました

女子トイレでの盗撮で不起訴を獲得した事例

最後に、居酒屋の女子トイレに立ち入り、隠しカメラをしかけて女性の下着姿などを盗撮した事件で不起訴を獲得した事例です。

事件の内容

依頼者は、居酒屋での職場の同僚との飲み会で酒が入り気持ちが大きくなり、居酒屋の女子トイレに立ち入り、トイレの個室内であらかじめ持ってきた隠しカメラをしかけました。その後、同個室を利用した女性が隠しカメラに気づき警察に通報。隠しカメラや居酒屋の防犯ビデオ映像などから依頼者が犯人として特定され、逮捕されてしまいました。

弁護活動の内容と結果

依頼者のご家族から依頼者との接見の希望を受けた弁護士は、依頼者が勾留されている留置場で依頼者と接見し、依頼者が示談希望であることを確認しました。その後、警察から被害者の連絡先等を入手し、被害者に謝罪と示談交渉を申し入れたところ、断られてしまいました。依頼者は勾留されてしまいましたが、その後、粘り強く交渉を重ねた結果、被害者に示談金20万円の支払いを条件に被害届を取り下げることに合意していただきました。被害者と示談書を取り交わした後、示談金20万円を被害者が指定する口座に振り込み、検察庁には示談成立済であることを伝え、示談書の写しを送ったところ、依頼者の刑事処分は起訴猶予による不起訴で終わりました

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