児童買春で逮捕される要件と逮捕に至る5つのパターンを弁護士が解説

盗撮や痴漢などと異なり、児童買春では行為を行った直後に警察に発覚することは稀で、多くの場合は児童買春から一定期間経った後に発覚します。

この記事ではどういう経緯で警察に発覚するのか、発覚から逮捕まではどのような流れになるのか具体事例を用いながら解説します。

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目次

児童買春とは?逮捕される要件は?

児童買春(※)については「児童買春、児童ポルノに係る行為等の規制及び処罰並びに児童の保護等に関する法律」の2条2項に規定されています。

それによると、児童買春とは、以下の①から③のいずれかの人に対して、対償を供与し又はその供与の約束をして、当該児童に対し、性交等(性交、性交類似行為など)をすること、と定義されています。

  • ①児童(18歳未満の者)
  • ②児童に対する性交等の周旋をした人
  • ③児童の保護者(親権者等で、児童を現に監督するもの)又は児童をその支配下に置いている人

たとえば、児童(①)に対して、お金(対償)を渡し(供与し)、その児童と性交した、というのが児童買春の典型です。

なお、実際に渡さなくても、渡す約束をして性交等を行ったのであれば、買春行為にあたります

(※)児童買春は「じどうばいしゅん」と読みます。ただし、対価を得て性交等をする”売春”と、売春の相手方(買い手)になる”買春”の読みが同じで紛らわしいことから、児童買春を「じどうかいしゅん」と言い換えて用いることもあります。なお、「児童回春」は誤字です。

お金じゃなくて物をあげるだけなら逮捕されない?

児童買春の「対償」はお金に限ったものではありませんので、食べ物、洋服やアクセサリーなどのプレゼントを、性交等の見返りとして渡したのであれば、児童買春に該当して逮捕されることもあります。

また、携帯料金の立替払い、アミューズメント施設の入場料の支払いといった直接現金を渡す方法でなくとも、性交等の対価として児童に利益を供与したといえる場合も同様です。

性交しなければ逮捕されない?

児童との有償での性交(セックス)ははもちろん、性交類似行為(口淫、手淫、身体を舐める、裸で抱き合うなど)をした場合も逮捕されます。

また、自己の性的好奇心を満たす目的で、児童の性器、肛門または乳首を触ったり、逆に、自分の性器、肛門または乳首を児童に触らせる行為も、児童買春に該当します。

18歳未満だと知らなかったとしても逮捕される?

児童買春は故意犯であるため、行為者が相手方を児童であること、つまり、18歳未満の者であることを知らなかったと認められる場合には児童買春で逮捕されません

ただし、未必の故意、すなわち、「もしかしたら相手の女の子は18歳未満からもしれない…、それでも構わない」といった心理状態であった場合も「故意」が認められます。

たとえアナタが「18歳以上だと思っていた」と警察に主張しても、相手の容姿や服装、持ち物、SNSや出会い系での会話内容などからして、合理的に考えれば「18歳未満であることを知り得た状況」といえる場合には、未必の故意有りとして逮捕されることもあります

男性が女子児童と性交等をした場合だけ逮捕される?

児童買春の行為者は男性に限ったものではなく、女性が男子児童に対価を渡して性交等をした場合も適用されます。

また、相手の児童も異性に限ったものではないため、行為者が男性で相手が男子児童、行為者が女性で相手が女子児童のケースでも買春行為に該当し逮捕されます。

児童買春の罰則と刑事処分の判断で考慮される要素

児童買春の罰則は「5年以下の懲役又は300万円以下の罰金」です。

以下では、検察官が児童買春に問われている被疑者の起訴・不起訴を判断する際、裁判官が児童買春で起訴された被告人の実刑・執行猶予を判断する際、あるいは量刑を判断する際、いかなる要素を考慮しているのかみていきましょう。

児童の年齢

児童の年齢が低ければ低いほど、起訴、実刑の可能性は高くなります。特に、相手の年齢が13歳未満の場合、強制性交等罪に問われる可能性があり、起訴、実刑の可能性が高くなると言わざるをえません。

児童買春に至った経緯、児童との関係性、態様

児童とどういう経緯で知り合ったのか、どういう交際をしていたのか、児童との面識はあったのかなかったのか、児童に渡した「対償」の内容はどうだったのか(現金はいくらだったのか)、児童買春を何回行ってきたのかなどです。

示談が成立の有無、児童の処罰感情

児童側と示談が成立している場合は不起訴、執行猶予の可能性が高まります。また、示談とともに重要なのが児童の処罰感情です。児童が積極的に被疑者・被告人を許すという意思表示をした場合は不起訴、執行猶予の可能性が高まります。

余罪の有無

児童買春のほかに児童ポルノなどの性犯罪に関する罪に問われている場合は起訴、実刑の可能性が高まります。他方で、問われている罪が児童買春のみという場合で、回数も1回にとどまり、かつ、前科もない場合は略式起訴、罰金で済む可能性もあります。

前科(特に、性犯罪に関する前科)の有無など

執行猶予中の場合は起訴、実刑の可能性が高まります。また、どんな前科を有しているのか、前科が付いたときからどの程度期間が経過しているのかも考慮されます。

児童買春で逮捕されるパターン

児童買春は、相手方児童(18歳未満の者(男女を問わない))の同意のもとに性交等を行っているわけですから、その場で児童自身から警察に通報されて逮捕されることは通常考え難いです。

また、児童買春の現場は密室ですから、第三者に現場を目撃されて警察に通報されるということも考え難いです。

つまり、児童買春は、買春行為から一定期間を置いて発覚し、後日逮捕される、というケースが圧倒的に多いのが特徴です。

もっとも、児童買春が発覚するか否か、児童買春の発覚から逮捕までどれくらいの期間を要するのかはケースバイケースです。

そもそも運よく児童買春が発覚しないケースもあれば、はやくて数日後、数週間後、遅くて数か月後・数年後に発覚し逮捕される、というケースもあります

以下では、児童買春で逮捕されるきっかけとなる、「捜査機関に発覚するまでの経緯」を紹介します。

警察のサイバーパトロールから発覚し逮捕

サイト、SNSでの児童と思われる者による援助交際を募る書き込みが見つかった場合は「当該児童に対する補導→LINEなどで児童買春のやり取りが残っていればそれをチェック→やり取りの相手を特定」という流れから発覚することが考えられます。

また、児童ポルノに当たる写真、動画をインターネット上にアップしていた場合は、パソコンのIPアドレス、アクセスログなどからサイト管理者、利用者が特定され、管理者・利用者に対する捜査から児童買春が発覚するということも考えられます。

児童に対する補導から発覚し逮捕

先ほども少し触れた「児童に対する補導」が直接の端緒となって発覚することも考えられます。

もっとも、児童買春のやり取りはすべてネット上で行われることから、補導と言っても従来から行われてきた「街頭補導」ではなく、平成25年から導入された警察による「サイバー補導」により発覚する場合もあります。

サイバー補導は、警察官が援助交際の相手方になりすまして児童とやり取りを続け、実際にあって児童を補導するというものです。

児童、保護者の警察への相談から

児童の不審な行動を心配した保護者が児童を追及したところ、児童が援助交際をしていた事実を認めます。

そして、保護者が児童とともに警察に相談に行くという場合です。

児童のLINEやSNSなどに援助交際に関するやり取りがあり、犯人特定につながる痕跡がある場合は発覚する可能性があります(「児童買春で逮捕されるまでの流れ」で具体事例を用いてご紹介します)。

職務質問され逮捕

ホテルから児童と一緒に出てきた際に、ホテル周辺を巡回中の警察官から職務質問を受けるという場合です。

警察は児童買春事案摘発のため、定期的にホテル周辺を巡回しています。児童とホテルから出てきた以上、やはり児童買春を行ったのではないかと疑われても仕方ないでしょう。

その後、児童が警察官に援助交際したことを認めれば、そのまま警察署に同行を求められ逮捕、という事態も考えられます。

違法業者の摘発から発覚し逮捕

違法業者が風営法違反などで摘発され、顧客リストなどが押収された場合で、その業者を通じて児童買春を行っていた場合はその顧客リストなどから芋づる式に児童買春が発覚し、逮捕するということが考えられます。

実際、過去には「JKビジネス」や「JKリフレ」を営んでいた業者の摘発を端緒に、児童買春を行った方が次々と逮捕されるというケースがありました。

別件捜査から発覚し逮捕

たとえば、まったく異なる罪で逮捕されても押収されたスマートフォンなどに児童買春の形跡が残されていれば児童買春が発覚する場合があります。

また、被害児童の場合も同様のことがいえ、別の児童買春の件などで補導、取調べを受けた際、スマートフォンなどにそれとは別の児童買春の形跡が残されていたという場合は発覚してしまう可能性があります。

児童買春で逮捕されるまでの流れ

繰り返しになりますが、児童買春ではその場で警察に通報されたり、第三者に目撃されるなどして現行犯逮捕されるというケースは稀です。

むしろ、児童買春から一定期間を経たある日、突然警察官の訪問を受けるなどして通常逮捕(裁判官から発布を受けた逮捕状による逮捕)されるというケースが圧倒的に多いです

では、発覚から逮捕までどういう流れとなるのか具体例を使って確認していきましょう。

登場人物と事件の概要
登場人物
  • 山田太郎さん・・・被疑者(児童買春を行った人)。会社員。真面目で実直な性格。39歳。妻・子供1人(3歳)と同居。
  • 山田香さん・・・太郎の妻。
  • 太田由香さん・・・被害者(児童買春を受けた人)。有名進学校高に通う17歳の高校2年生。知人がパパ活していることを知って2か月ほど前から自身もパパ活を始める。パパ活アプリ上のニックネームは「サキ」。
  • 太田登紀子さん・・・太田由香さんの母親。専業主婦。夫、娘との3人暮らし。
  • 警察官A・・・横浜警察署少年課の警部補。捜索、逮捕など捜査現場の指揮を執る。
事件の概要山田太郎(以下、「山田さん」)さんは女子高生と出会い、あわよくば性交できないかと思いパパ活アプリをダウンロードします。山田さんはパパ活アプリ内で登録名「サキ」なる人物と意気投合しやり取りを続ける中、「サキ」から援助交際を求められたことからこれを承諾しました。

山田さんは念のため相手の年齢や性交がOKなのか尋ねたところ、「17歳」、「1回、5万円でOK」と言われたことからサキと会うことにしました。そして、山田さんは約束時の日時(令和元年11月4日午後5時頃)、場所(横浜市内)でサキ(=太田由香さん)と落ち合いホテルに行きました。そして、山田さんはホテルの個室に入りサキに約束通り5万円を手渡し、サキと性交しました。

※人物、ストーリーともフィクションです。

登紀子
「由香、最近学校、塾での成績が落ちているわよ。」「それでは希望の大学に行けないよ。しっかり勉強しなさい。」

由香
「わかってるよ。いちいちうるさいね~。」

登紀子
「あとね。お母さん、一つ気になることがあるの。」

由香
「何よ?」

登紀子
「最近、学校や塾からの帰りがやたらと遅いよね。」「何してるの?」

由香
「何してるって、勉強してるに決まってるじゃない。成績は上がることもあれば落ちることもあるの!」

登紀子
「お父さんもお母さんも最近のあなたの行動を不審に思っているの。」「ちょっと、スマートフォン見せなさい。」

由香
「嫌だよ。別に怪しいことはしてないよ~。」

登紀子
「じゃ、いいじゃない。見せなさいよ。」「でないと由香のスマフォの契約解除しちゃうよ。いいの?」

由香
「・・・・・。」
(母にスマートフォンを手渡し、ロックを解除する。)

登紀子
(スマートフォンのアプリなどを確認しながら)
「ちょっと由香!この「パパ活」って何よ!?」

由香
「ごめんさない、お母さん・・・。」「内緒にしていてごめんなさい。」「いつかは辞めたいと思ってお母さんに相談しようと思っていたのだけど、周りの友達もやっていて、話に付いていけずに仲間外れにされたくなくて続けてたの。ごめんさない(泣)。」

登紀子
「とにかく何をしたのか正直にお母さんに話して。」

由香
由香「うん・・・。」
(事案の概要のことなどを正直に話す。)

登紀子
(そして数日後・・・)
「由香。正直に話してくれてありがとう。この件はお父さんとも相談したけど、お父さんも正義感の強い人だし、やっぱり警察にきちんと相談した方がいいということになったよ。」「明日、警察に相談しに行こう。」

由香
「うん・・・。」
(由香、登紀子、警察に相談後、警察の勧めで被害届を提出)

山田
(それから約1か月後の令和元年12月16日午前7時。山田宅の玄関ベルが鳴る(ピンポーン))
(こんな朝早くから誰の訪問かと面倒くさそうに)
「はーい、誰ですか?」

警察官A
「すみません。横浜警察署の者です。玄関ドアを開けていただけませんか?」
※捜索、逮捕は突然やってきます。

山田
(玄関ドアを開ける)
「は、はい。なんのご用件で?」

警察官A
(警察官A、B、Cの3名が立っている)
警察官A「私は、横浜警察署少年課の田中と言います。」「山田太郎さん、でお間違いないですね?」

山田
「は、はい、間違いありません。」

警察官A
(山田宅の捜索差押許可状(令状)を呈示しながら)
「実はあなたにこんな令状が出ているのです。」
※捜索差押許可状=強制的に物を探し、押収する(物の権利をはく奪する)ことができる裁判官の許可状

山田
「児童買春・・・・??」

警察官A
「身に覚えは?」

山田
「さぁ・・・」
(身に覚えはあるものの、「警察」「令状」「児童買春」にかなり動揺している。)

警察官A
「とにかく、このように裁判官から許可状が出ていることから今からあなたの自宅を捜索します。」
(警察官A、B、Cが山田さん宅へ上がり込む)
(この様子を見て子供の幼稚園への送迎の準備をしていた山田の妻である香は何が起きているのかわからず茫然としている。)

警察官B
(警察官Bがパソコンを発見し)
「これは誰のパソコンですか?」

山田
「私のパソコンです。」

警察官B
「事件に関連するものと思料されるので押収します。」「スマートフォンはどこにありますか?」

山田
「ここです。」
(警察官にスマートフォンを差し出す)

警察官B
「これも押収しますね。」

山田
「はい・・・・。」

警察官A
(警察官Cから警察官Aに「他に差し押さえるべきものはありません。」との報告が入る。)
※捜索差押は短くて数十分、長くて数時間、数日に渡ることがあります。
「サキという名前に見覚えは?」

山田
「あります。」

警察官A
「ホテルに行ったことは?」

山田
「あります。」

警察官A
「サキにホテルで現金を渡してサキと性交しましたね?」

山田
「間違いありません。」

警察官A
(山田に押収品目録(捜査機関が押収した押収品のリストで、捜索差押終了後、被疑者に交付することが義務付けられているもの)を交付する。)
「これから我々と一緒に警察にきてもらいます。」

山田
「香。職場には「急用で数日間休むと職場に連絡してくれ。」「それと弁護士に接見にきてもらうよう、ここに電話してくれ。」
(山田さんは予め弁護士に相談していたようです。)

香「分かりました。」
※欠勤扱いとならないよう、職場には一報入れておくべきです。なお、逮捕されたこと自体が解雇事由に当たることは通常ありませんが、連続無断欠勤は解雇事由に当たる可能性があります。

警察官A
(山田さんは田中、警察官Cに挟まれながら)
「では、こちらに乗っていただけますか。」
(パトカーの後部座席の中央に乗るよう促される。

山田
「はい。」

警察官A
(警察官Aが逮捕状を取り出し、逮捕事実を山田さんに示しながら読み上げる。)
「被疑者は、令和元年11月4日午後6時頃、横浜市内のホテルにおいて、太田由香(当時17歳)が当時18歳未満の児童であることを知りながら、同児童に対し現金5万円を渡した上、同児童に対し性交したものである。」
(このとき山田さんははじめて「サキ」=太田由香だと知る)

警察官A
田中「この事実で逮捕します。」「両手を出して。」
(田中が手錠を取り出し、山田さんの両手にかける。同時に警察官Cが「午前7時32分です。」と言う。)
※被疑者の名誉や家族に与える心理的影響に配意して、第三者の目の届かないところで手錠がはめられます。(山田さん宅から横浜警察署まで約30分、車内は沈黙に包まれる)
(横浜警察署到着後、取調室で警察官の弁解録取の手続きを受ける)
(その後、所持品検査、健康チェックを受けて横浜警察署内の留置場内に収容される。)

児童買春で逮捕された後、刑事処分(起訴・不起訴)が決まるの流れ

児童買春で逮捕された後の流れは以下のとおりです。

  1. 逮捕
  2. 警察署内の留置場に収容
  3. 警察官による弁解録取⇒釈放?⇒在宅事件
  4. 送致(送検)
  5. 検察官による弁解録取⇒釈放?⇒在宅事件
  6. 勾留請求
  7. 裁判官による勾留質問⇒釈放?⇒在宅事件
  8. 勾留決定
  9. 勾留、捜査(取調べなど)を受ける
  10. 刑事処分(起訴、不起訴)

逮捕されると(①)、警察署内の留置場に収容されます(②)。

それに前後して、警察官から、逮捕事実について言い分を聴く弁解録取(実質は取調べ)を受けます(③)。

その後、継続して身柄を拘束する必要があると判断された場合は、逮捕から48時間以内に、事件と身柄を検察庁へ送致されます(④)。

他方で、必要がないと判断された場合は釈放され、事件は在宅事件扱いとなります。

送致後は、検察官による弁解録取を受けます(⑤)。

そして、検察官により、継続した身柄拘束が必要と判断された場合は勾留請求されますし(⑥)、必要がないと判断された場合は釈放され、事件は在宅事件扱いとなります。

検察官に勾留請求されると、今度は、裁判官による勾留質問を受けます(⑦)。

そして、裁判官により、継続した身柄拘束が必要と判断された場合は勾留決定が出されますが(⑧)、必要がないと判断された場合は、検察官による不服申し立てがない限り、釈放されます。

勾留後は、警察、検察による本格的な捜査(取調べなど)を受けます(⑨)。

検察官は警察、検察での捜査を踏まえて、刑事処分(起訴、不起訴)を決めます(⑩)。

なお、釈放され、在宅事件扱いされた場合(あなたが在宅被疑者となった場合)でも、⑨以降の流れは同じです。

すなわち、警察、検察の捜査を受け、最終的には何らかの刑事処分を受けます。

児童買春で逮捕される前にすべき対応

児童側と示談交渉する

児童の連絡先を把握している場合は、児童の保護者、監督者と示談交渉を始めることです。

もっとも、あなたが児童側とコンタクトを取ろうとしても交渉のテーブルについてくれない可能性が高いですし、対応しだいでは罪証隠滅行為を図ったと疑われ、逮捕される可能性も否定できません。

そのため、児童側と直接コンタクトを取ることは避け、弁護士に示談交渉を依頼すべきでしょう。

弁護士であれば、交渉のテーブルについてもよいという保護者、監督者も多く、より適式に示談を成立させることが可能です。

警察に自首する

捜査機関に児童買春の犯人と特定される前に、警察官に児童買春の事実を申告することが自首で、発覚した後に申告することが出頭です。

自首、出頭することの最大のメリットは、逮捕を回避できる可能性を高めることができる点です。

発覚した後、申告した場合(出頭した場合)でも、警察は被害者の連絡先を把握しているでしょうから、弁護士を通じて被害者の連絡先を取得し、直ちに示談交渉を始めてもらうこともできます。

他方で、自首、出頭の結果、逮捕される可能性も否定できません。

自首・出頭するのかしないのか、弁護士によく相談してから決めるべきでしょう。

自身の主張を固める

警察の取調べを受けることになった場合に備えて、児童買春を認めるのか認めないのかご自身の主張を固めておきましょう。

いざ取調べを受けることになった際に決めようとしても、なかなか冷静に判断できないものです。

児童買春を認めない場合で多いのが、「相手が18歳未満だとは知らなかった」などという年齢の知情に関する主張です。

もっとも、客観的状況から、上記の主張が不合理と認められる場合は、上記の主張をすることがあなたにとって不利となる可能性もありますから注意が必要です。

弁護士に相談する

これまでご紹介してきた示談交渉、自首、あなたの主張を固めることについては、弁護士であればすべて対応できます。

示談交渉すべきかどうか、自首すべきかどうか、取調べでどう話せばよいか迷ったら、弁護士に相談すべきでしょう。

警察にあなたの児童買春のことが発覚するのは、今日、あるいは明日かもしれません。

したがって、弁護士への相談は早めがよいです。

児童買春で逮捕された場合にやるべきこと

児童買春で逮捕されたら、警察官に弁護士との接見を要請しましょう

逮捕前から選任している弁護士(私選弁護士)がいれば、警察官に「〇〇弁護士と接見したい」と伝えれば、警察官がその弁護士が所属する法律事務所に連絡を入れ、あなたが〇〇弁護士と接見を希望していることを伝えてくれます。

選任している弁護士はいないが、あらかじめ探しておいて希望する弁護士がいるという場合も同様です。

あらかじめ選任している弁護士、希望する弁護士もいないという場合は当番弁護士の派遣を要請しましょう。

警察官に「当番弁護士と接見したい」と伝えればよいです。

その後は、警察官が弁護士会に連絡を入れ、あなたが弁護士との接見を希望していることを伝えてくれます。

逮捕直後は気が動転し、右も左も分からない状況で、仕事のこと、家族のことなど様々なことで不安になることでしょう。

そのため、この時点で、まずは気持ちを落ち着かせる意味でも弁護士と接見することは非常に大きな意味を持つといえます。

また、特に、児童買春を認めない場合は、取調べでどう対応すればよいのか弁護士からアドバイスを受けることも非常に重要です。

仮に、この時点で、児童買春を認める旨の話をしてしまうと、後でその話を覆すことは多くの労力と時間を要します。

弁護士と接見するまでは黙秘し、弁護士と接見した後は弁護士のアドアイスに従って対応するという心構えが必要です。

児童買春で逮捕された際に弁護士に依頼するメリット

前述のとおり、私選弁護人に刑事弁護を依頼した場合は弁護士費用をご自身で負担する必要があり、その費用も決して安いといえる金額ではありません。

それでも私選弁護人に刑事弁護を依頼するメリットは以下の点を挙げることができます。

逮捕期間中から刑事弁護活動してくれる

ご家族等が依頼して接見に来た弁護士に、正式な刑事弁護活動を依頼した場合は、その私選弁護人は直ちに刑事弁護活動を始めてくれます(着手金を支払った場合)。

具体的には、まずは、検察官や裁判官に勾留決定前の意見書などを提出して、早期釈放を目指してくれます。

早期釈放が実現できれば、仕事や家族への不安を一定程度軽減することができ、精神的・肉体的にも楽になれます。

児童買春などの刑事事件を中心に取り扱う弁護士の可能性がある

ご家族等が接見を依頼した弁護士は、ご家族等が児童買春をはじめとする刑事事件を中心に取り扱う弁護士と見込んで依頼した弁護士の可能性があります

児童買春や刑事事件を中心に取り扱っている弁護士であれば、児童買春や刑事事件に関する知識、経験が豊富で、取調べ等に関して的確なアドバイスを受けることができるほか、示談を成立させ、ひいては早期釈放、不起訴などの有利な結果をもたらしてくれる可能性が高いといえます。

まとめ

児童買春の場で警察に発覚するのは稀で、行為から数日後、数か月後、あるいは数年後になって逮捕されることが多いでしょう。

もっとも、逮捕がいつになるかは警察以外、誰も知る術はありません。

万が一、児童買春をしてしまった、という方は早めに弁護士に相談することをお勧めします。

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当法律事務所では、ご相談=ご依頼とは考えておりません。弁護士に刑事事件の解決方法だけでもまずは聞いてみてはいかがでしょうか。

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