パパ活そのものを取り締まる法律はありません。建前では単に一緒に食事やデートをする対価を支払う契約に過ぎず違法性がないためです。 しかしながら、 大人あり(肉体関係あり)のパパ活だと犯罪や違法行為になるのでは? と思われている方も多いのではないでしょうか。 そこでこの記事では、刑事事件に強い弁護士がこの疑問を解消していき...
性犯罪
性犯罪の記事一覧
「児童ポルノ禁止法違反の場合、不起訴や執行猶予付き判決になる確率はどれくらいだろう…」 このようにお考えではないでしょうか。 結論から言いますと、2023年度の検察統計調査によりますと、児童ポルノ禁止法違反(児童買春を含む)で不起訴になる確率は約30%、執行猶予がつく割合は約37%です。 この記事では、児童性犯罪に強い...
児童ポルノとは、児童を被写体としたポルノのことをいいます。児童ポルノ禁止法ではこの児童を18歳未満の者と定義し、様々な処罰規定等を設けています。児童ポルノを見るだけでは犯罪になりませんが、児童ポルノを所持・保管・提供・製造・陳列するなどの行為は処罰対象となります。 この記事を読まれている方の中には、 「具体的に、どのよ...
「児童ポルノ禁止法違反にあたる行為をしてしまった…逮捕を回避したい…」 「家族が児童ポルノで逮捕された…早期釈放や不起訴処分を獲得できないものだろうか…」 このようなお悩みがある方は、できるだけ早急に弁護士に相談することをお勧めします。 弁護士に相談することで、逮捕を防ぐためにすべきことや、逮捕された場合の取り調べでの...
性的な意図をもってアスリート(スポーツ選手・運動選手)の性的な部位を強調して撮影する盗撮被害が社会問題となっています。 これまで盗撮行為は、各都道府県の迷惑防止条例違反として処罰されてきましたが、2023年7月13日に「撮影罪」が施行されたことにより、同日以降の盗撮事件については撮影罪が適用されることになります。 もっ...
児童福祉法は、児童の健全な育成のために制定されたすべての児童の福祉を支援するための法律です。 児童福祉法違反の中でも最も罰則が重い行為が「児童に淫行させる行為(児童淫行罪)」です。例えば、学校の教師や塾の講師が児童(18歳未満の者)である生徒と性行為をしたり、性風俗店が児童を雇用して接客させる行為が典型です。 この記事...
撮影罪とは、正当な理由がないのに相手の同意なく性的姿態等を撮影・盗撮する犯罪で、刑法改正に伴い令和5年7月13日に施行されています。罰則は3年以下の拘禁刑または300万円以下の罰金です。これまで盗撮行為は主に各都道府県の迷惑防止条例により処罰されてきましたが、撮影罪が新設されたことで全国一律で処罰が可能となりました。ま...
青少年保護育成条例は各都道府県単位で定められていますが、この条例に違反すると、逮捕されたり、罰金刑や懲役刑が科せられることもあります。 この記事では、青少年保護育成条例違反の弁護活動の経験が豊富な弁護士が、 青少年保護育成条例違反となる行為 違反行為が警察にバレる経緯 青少年保護育成条例違反が初犯だと罰金刑になるのか ...
判例①タクシー運転手が起訴された児童買春について無罪となった事案 事案の概要 この事案は、被告人が路上を走行中の普通乗用自動車内でAが18歳に満たない児童であることを知りながら、同児童に対して現金1万円を対償として供与し、同児童に自己の陰茎を口淫させるなど性交類似行を行ったとして、児童買春の容疑で起訴された事案です。 ...
判例①目撃者が比較的少人数であったとしても公然性があると判断された事案 事案の概要 この事案は、料金を取って旅館の密室内で性行為の実演を行ったことが公然わいせつ罪に問われた事案です。 被告人側は、性交実演の場所が公開または開放されていない旅館の2階6畳の密室内であり、見物客も特定した最少2人~最多5名の比較的少人数であ...