「詐欺罪の立証は難しいと一般的には言われているし、罪を犯しても、検挙されたり刑事処罰を受けたりしないのではなかろうか…」 「仮に詐欺で逮捕されて有罪となっても刑罰は軽いのではないだろうか…」 このようにお考えの方もいるのではないでしょうか。 結論から言いますと、詐欺罪の立証は難しいです。欺罔行為の時点で犯人に被害者を騙...
刑事事件の基礎知識
刑事事件の基礎知識の記事一覧
在宅事件とは逮捕、勾留によって身柄を拘束されていない事件のことをいいます。 対して、身柄事件とは、逮捕、勾留によって身柄を拘束されている事件のことをいいます。 在宅事件は、これまで通りの日常生活を送ることができる反面、身柄事件のように刑事事件の手続きに時間的制約が課せられていませんので、事件が長期化する可能性があります...
この記事をご覧の方の中にもニュースなどで「〇〇が在宅起訴された」という言葉を耳にしたことがあるかと思います。在宅起訴という言葉は法律用語ではありませんが、刑事事件において日常的に使われる言葉です。今回は、この在宅起訴の意味、流れ、種類、条件、そして最後に在宅起訴された後の留意点について解説します。 1.在宅起訴とは 在...
犯罪に手を染めてしまい、テレビドラマのワンシーンのように、警察が突然自宅に逮捕状を持って訪問してくるのではと不安な毎日を過ごしている方もいることでしょう。 脅かすわけではないですが、まさに”その時”が刻一刻と迫ってきているかもしれません。 不安に駆られたアナタは、「逮捕状を突き付けられるのが怖い。なんとか回避できないか...
この記事をご覧の方の中にも、刑事事件のニュースで「〇〇が勾留(こうりゅう)されました」などと聞かれたことがあると思います。しかし、ときにマスコミですらこの「勾留」を「拘留(こうりゅう)」と誤表記するほど、勾留と拘留は混同して理解されがちです。両者は読み方は同じでも意味は全く異なります。 そこでこの記事では誤解しやすい勾...
前科とは?前歴との違いや前科がつく5つのデメリットを弁護士が解説 前科とはどういう意味?前歴と何が違うのだろう… 前科がつくとどんなデメリットがあるのだろう… この記事では、刑事事件に強い弁護士がこれらの疑問を解消していきます。 前科とは?前歴との違い 前科とは、刑事裁判で有罪判決となり、刑が確定した(不服申し立てがで...
これから就職しようとしているものの、刑事事件を起こしてしまった、あるいはすでに起こしてしまって前科を有しているという場合、本当に就職できるのか不安ではないでしょうか? この記事では ・前科と就職の関係 について弁護士が解説します。 これから就職しようとする方の悩み、不安をこの記事で少しでも解消していただけたらと思います...
誰しも前科は消えて欲しい、消し去りたいと思うものです。また、一度前科がついてしまうと、「他人が調べることができるのではないか」と不安になる方もおられると思います。 そこで、この記事では、 一定期間が経過すると前科は消えるのか? 前科の効力(刑の言渡しの効力)の消滅とは具体的にはどんなことを意味するのか? 一般人が前科を...
執行猶予付き判決を言い渡されると「前科はつかない」と考えている方もいますがそれは誤りです。執行猶予でも前科はつきます。 この記事では、刑事事件に強い弁護士が、 執行猶予と前科との関係 執行猶予の期間が満了すると前科は消えるのか 前科があっても執行猶予はつくのか 前科がつくことによる日常生活への影響 などについてわかりや...
出頭と自首の違い 出頭とは捜査機関(警察、検察)・裁判所・役所などに自ら出向くことをいいます。 他方で、自首とは、犯罪を犯した者が、事件が発覚していない又は事件は発覚しているが犯人が特定されていない段階で自発的に捜査機関に名乗り出てその処分を求める行為をいいます。 出頭にしても自首にしても、罪を犯した者が警察や検察とい...
弁護士コラム
- 誤認逮捕とは?警察を冤罪の賠償金・慰謝料請求で訴えることは可能?2022.12.22
- 不同意わいせつで逮捕されるとどうなる?逮捕を回避するには?2024.09.15
- 準強制わいせつの有名判例を弁護士が解説2023.02.15
- 前科があると就職できない?様々な疑問に弁護士が解説2020.05.04
- 逮捕されたら会社に連絡はいく?【原則として連絡はされない】2023.03.24
- 賭博罪とは?逮捕される可能性がある行為と罰則を弁護士が解説2022.09.13
- 偽計業務妨害罪とは?構成要件・時効・判例と逮捕への対処法を解説2023.02.19
- オンラインカジノ(ネットカジノ)の違法性を弁護士が解説2022.10.10