「身元引受人が必要となったけど、家族や親には心配かけたくないし、友人・知人・職場の上司には警察沙汰になっていることを知られたくない…身元引受人を弁護士に頼むことができるのだろうか…」 このようなことでお悩みではないでしょうか。 結論から言いますと、身元引受人を弁護士に頼むことはできます。弁護士に頼むことで、親族や職場の...
刑事事件の基礎知識
刑事事件の基礎知識の記事一覧
接見とは? 弁護士の接見とは? 一般人の接見と弁護士の接見の違いはなに? 弁護士接見でを依頼する方法や費用は?何をしてくれるの? この記事では、刑事事件に強い弁護士がこれらの疑問を解消していきます。 この記事を読むことで、接見、とくに弁護士接見が大切な方にとっていかに重要かがわかります。 接見とは 接見とは、弁護士ある...
「自首するには弁護士なしでもできるのだろうか…」 「自首に弁護士が同行するメリットはなんだろう…費用はどれくらいかかるのだろうか…」 このようにお考えではないでしょうか。 結論から言いますと、自首は弁護士なしでも行うことができます。もっとも、自首に弁護士が同行することで以下のようなメリットを得ることができます。 犯罪事...
「証拠がない場合でも自首は成立するのだろうか…」 このようにお考えではないでしょうか。 証拠がないのに自首をしても、本当に罪を犯したのかを警察から疑われ、自首が成立しないのではないかご不安な方もいることでしょう。 結論から言いますと、証拠がなくても自首は成立することがあります。捜査機関に証拠を提出することは自首の要件と...
「時効が完成した犯罪で自首をするとどうなろうのだろう…」 このようにお考えではないでしょうか。 結論を言いますと、公訴時効(刑事事件の時効)の完成後に自首をしても、警察に逮捕されることはありません。不起訴処分となることが目に見えているのに逮捕する意味がないからです。もっとも、時効には刑事事件の時効のほかに民事事件の時効...
「警察に自首したいと考えているが、自首は電話でもできるのだろうか…電話でも自首は成立するのだろうか…」 このようにお考えではないでしょうか。 結論から言いますと、電話で自首することはできますが、電話で自首しただけでは自首は成立せず、電話後の警察の指示に従い所定の手続きを経てはじめて自首が成立します。 この記事では、上...
科料(読み方:かりょう)とは「1000円以上1万円未満」の金銭の納付を命じられる刑罰の一種です(刑法第17条)。「罰金」との違いはその金額です。罰金の金額は「1万円以上」と科料より高いです。また、読み方が科料と同じである「過料」は、秩序維持のために違反者に対するペナルティーとして科される制裁金で刑罰ではありません。なお...
①近隣で騒音を出し続けた被告人には傷害の故意があるとされた判例 事案の概要 この事案は、近隣において長年にわたり騒音を出し続け、被害者に「全治不詳の慢性頭痛症、睡眠障害、耳鳴り症」を生じさせたという騒音障害事件です。 この事案では、自宅から隣家の被害者に向けて、精神的ストレスによる障害を生じさせるかもしれないことを認識...
詐欺未遂罪とは、人を騙すつもりで騙す行為(欺罔行為)を行ったのに、何らかの事情でお金などの財物、あるいは飲食代の支払いを免れるなどの財産上の利益を得ることができなかったときに問われ得る犯罪です(刑法第250条参照)。刑罰は詐欺罪と同じ「10年以下の懲役」ですが、未遂の規定(刑法第43条)により刑を減軽するときは罰則が「...
刑事事件の流れ ここでは、刑事事件の一般的な流れにつき、上の画像(刑事事件の流れの図・フローチャート)に沿ってわかりやすく解説していきます。 ①捜査の開始 捜査機関は世の中に存在する「事象」が「犯罪」に当たると考えた事件を捜査の対象とします。 では、捜査機関はどんな方法で「事象」を把握するのかといえば、被害者などからの...