私用文書等毀棄罪(しようぶんしょとうききざい)とは、権利又は義務に関する他人の文書または電磁的記録を毀棄した場合に問われる罪です。刑法の第259条に規定されています。罰則は5年以下の懲役です。なお、私用文書等毀棄罪の公訴時効は5年です。また、私用文書等毀棄罪は、検察官が起訴するにあたって被害者の告訴を必要とする親告罪で...
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その他の犯罪の記事一覧
殺人罪とは、故意に人を殺すことで成立する犯罪で、刑法199条に規定されています。刑罰は、死刑または無期もしくは5年以上の懲役です。 (殺人) 第百九十九条 人を殺した者は、死刑又は無期若しくは五年以上の懲役に処する。 刑法 | e-Gov法令検索 以下では、殺人罪の構成要件(成立要件)、殺人罪と関連した犯罪について、刑...
美人局は具体的にどのような犯罪に該当するのだろう…成立要件や罰則を知りたい… 美人局で逮捕されるとどうなってしまうのだろう…その後の流れが知りたい… この記事では、刑事事件に強い弁護士がこれらの疑問を解消していきます。 記事を最後まで読むことで、美人局で問われる可能性のある罪と罰則、逮捕後の流れ、逮捕されそう・逮捕され...
①誤振り込みの預金の払戻請求が詐欺罪にあたるとされた判例 事案の概要 この事案は、通帳の記載から入金される予定のない誤った振り込みがあったことを知ったうえで、被告人が自分の借金の返済に充てようと考えて、預金の払い戻しの請求をして即時に現金の交付を受けたというものです。 この事例の被告人は、窓口係員に対して誤振り込みであ...
恐喝罪(きょうかつざい)とは、暴行や脅迫を手段として人を畏怖させ、財物を交付させたり、財産上不法の利益を得る又は他人に得させる犯罪です。刑法249条に規定されています。罰則は10年以下の懲役です。 この記事では、恐喝に強い弁護士が、 恐喝罪の成立要件(構成要件) 恐喝罪の罰則 恐喝罪で逮捕されたらどうなるのか などにつ...
「ネカマって詐欺罪になるのだろうか?逮捕されることはあるのだろうか?」 このようにお考えではないでしょうか。 結論から言いますと、ネカマをすること自体は罪に問われません。もっとも、ネカマが相手男性の恋愛感情などを利用して財産を詐取すれば詐欺罪が成立します。そして実際に、女性を装った男が詐欺容疑で逮捕される事例も存在して...
「不正アクセスをしてしまった…いつ警察が逮捕に訪れてくるのか不安で仕方がない…不正アクセスは何年で時効になるのだろう…」 このようにお考えではないでしょうか。 結論から言いますと、不正アクセスの公訴時効は3年です。公訴時効とは、犯罪が終わった時から一定期間が経過すれば検察官が起訴することができなくなる定めのことです。つ...
偽計業務妨害罪とは、偽計を用いて人の業務を妨害した場合に成立する罪です。刑法233条に規定されています。罰則は3年以下の懲役または50万円以下の罰金です。 2022年1月に行われた大学共通テストで、受験生が試験中に試験問題を撮影した画像を外部に流出させ第三者から回答を得ていたカンニング事件で、受験生は偽計業務妨害の非行...
脅迫・恐喝で逮捕を回避したり不起訴処分を得るには、被害者と示談を成立させることが最も重要です。 もっとも、示談金をいくら支払う必要があるのか、どういう流れで示談をすればいいのかわからない方も多いことでしょう。 そこでこの記事では、脅迫・恐喝事件に強い弁護士が、 脅迫・恐喝で示談するメリット、示談しないデメリット 脅迫・...
「パパ活が犯罪・違法になる場合は?未成年相手だと逮捕のリスク大!弁護士が解説」にも書かれているように、パパ活で食事やデートをしただけでは犯罪にはなりません。また、大人あり(売春すること)のパパ活は売春防止法違反となりますが、罰則規定がないため逮捕されることはありません。 それでは、 パパ活で先払いでお金をもらって逃げる...