不同意わいせつ罪とは、相手が同意しない意思を形成・表明・全うすることが困難な状態で行われたわいせつ行為を処罰するための規定です。 2023年(令和5年)7月13日に、性犯罪に関する規定を見直した改正刑法が施行され、わいせつ行為の処罰規定であった「強制わいせつ罪」と「準強制わいせつ罪」が統合され、新たに「不同意わいせつ罪...
性犯罪
性犯罪の記事一覧
不同意性交等罪の法定刑は5年以上の20年以下の有期懲役です。執行猶予は3年以下の懲役でなければ付けられませんので、原則として不同意性交等罪は執行猶予がつかない実刑判決となります。ただし例外として、刑の減軽があった場合には執行猶予が付く可能性があります。 この記事では、上記内容につき刑事事件に強い弁護士が解説していきます...
「不同意わいせつの示談金の相場はいくら?」 「どうやって示談を進めたらいいの?」 「職場や学校に知られずに解決したい…」 このようにお考えではないでしょうか。 この記事では、性犯罪事件に強い弁護士がこれらの疑問や悩みを解消していきます。 不同意わいせつの被害者との示談ができないと、逮捕・起訴されて刑事裁判にかけられるリ...
不同意わいせつ罪の公訴時効は12年です。 不同意わいせつ罪とは、被害者が「同意しない意思を形成、表明、全う」することが難しい状態で、体を触るなどのわいせつ行為を行う犯罪のことです(刑法第176条)。2023年7月13日に施行された改正刑法により、これまで「強制わいせつ罪」で処罰されてきた行為が、「不同意わいせつ罪」で処...
援助交際は犯罪?適用される法律は? 逮捕されるとどうなってしまうの?その後の流れは? 援助交際で逮捕された(逮捕されるかも)らどう対処すべき? この記事では、援助交際に強い弁護士が、これらの疑問や悩みを解消していきます。 いつ警察に逮捕されるか不安な方、既に逮捕されてしまった方のご家族の方で、この記事を読んでも問題解決...
欧米諸国の中には友情や親しみを示す挨拶がわりにハグ(抱きつき行為)をする文化がありますが日本にはありません。 そのため、相手の同意がある場合や、恋人同士など暗黙の同意がある場合を除き、いきなり女性に抱きつくと犯罪に該当するのではと思われるのではないでしょうか。 結論から言いますと、女性にいきなり抱きつく行為は不同意わい...
「公然わいせつ事件を起こしてしまった…逮捕されるのだろうか…逮捕されると、その後どうなってしまうのだろう…逮捕されないためにはどうすればよいのだろう…」 このような不安をお持ちではありませんか? そこでこの記事では、刑事事件に強い弁護士が、以下の点についてわかりやすく解説していきます。 そもそもどのような行為をすれば公...
公然わいせつをしてしまい、その場では逮捕されなかったものの、 「ある日、突然警察が訪れてきて、逮捕されるのではないか…逮捕される前に自首した方がいいのだろうか…」 「でも、自首することでどんなメリットがあるのだろう…自首するとその後、どうなってしまうのだろう…」 といった悩みや不安を抱える方も少なくありません。 そこで...
監護者性交等罪とは、18歳未満の者に対し、その者を現に監護する者であることによる影響力があることに乗じて性交等をした場合に処罰される犯罪です。刑法第179条第2項に規定されています。罰則は、5年以上の有期拘禁刑です。監護者性交等罪は平成29年(2017年)の刑法改正により新設された罪です。 この記事では、性犯罪に強い弁...
強盗強制性交等罪とは、強盗の罪の既遂もしくは未遂の罪を犯した者が強制性交等の罪(ただし、監護者性交等罪は除く)の既遂もしくは未遂を犯したとき、又は強制性交等の罪の既遂もしくは未遂を犯した者が強盗の罪の既遂もしくは未遂を犯した場合に問われる罪です。刑法第241条第1項に規定されています。平成29年の刑法改正前は「強盗強姦...