横領・背任 業務上横領の被害額が1000万・5000万・1億以上の事例 2023年5月17日 業務上横領の被害額が1000万・5000万・1億以上の事例 顧客からの集金や偽の請求書で会社のお金を着服した事例 判決:懲役3年6か月 被害金額:1400万円 この事例はリフォーム会社に勤務する被告人の男性が、顧客から集金したリフォーム代金を着服したり、実際には存在していない架空の会社からあたかも業務に関して支払いを受...
窃盗・強盗 居直り強盗とは窃盗の犯行を目撃されたため強盗に転じること 2023年5月17日 居直り強盗とは 居直り強盗の意味 居直り強盗とは、当初盗み(窃盗)目的で人の物を盗もうとしたところ、その場面を目撃した人に強盗罪の暴行・脅迫を加えて物を奪い取る強盗の一種で、刑法236条の強盗罪で処罰されます。 居直り強盗と事後強盗との違い 一方、事後強盗とは、当初盗み目的で物を盗んだ(窃盗の既遂)、あるいは盗もうとし...
窃盗・強盗 強盗致死罪・強盗殺人罪とは?その違いと未遂の処罰について解説 2023年5月17日 強盗致死罪とは、強盗の機会に強盗犯人が人を死亡させた場合に問われる罪で、罰則は死刑または無期懲役です(刑法第240条後段)。 他方で、強盗犯人が強盗時点で人を殺す意図をもって人を死亡させた場合には強盗殺人罪が成立します。刑法第240条は強盗殺人罪も含むため、罰則は強盗致死罪と同じ死刑または無期懲役です。 この記事では、...
横領・背任 遺失物横領罪の初犯の刑罰は軽い?逮捕されない?不起訴になる? 2023年5月17日 遺失物横領罪とは、他人の占有を離れた物を自分のものにした場合に成立する犯罪です(刑法第254条)。別名「占有離脱物横領罪」「拾得物横領罪」とも言います。道端に落ちている財布や、ベンチに置き忘れた他人のバッグなどを自分のものにする行為がその典型です。 占有離脱物横領罪(遺失物等横領・拾得物横領)とは? 罰則は1年以下の懲...
窃盗・強盗 強盗致傷の有名判例を弁護士が解説 2023年5月17日 ①死傷結果は財物奪取の際なく強盗の機会に発生すればよいとした判例 事案の概要 AとBは強盗をしようと考え、共謀のうえ、それぞれ日本刀を持ち、被害者V1の自宅に押し入り、日本刀を突きつけて脅迫しました。 財物を被害者から奪い取る前に被害者の三男V2が目を覚まして「泥棒」と連呼して自宅から飛び出したので、Bは抜身の日本刀を...