刑事事件 窃盗・強盗 居直り強盗とは窃盗の犯行を目撃されたため強盗に転じること 2025年8月1日 居直り強盗とは 居直り強盗の意味 居直り強盗とは、当初盗み(窃盗)目的で人の物を盗もうとしたところ、その場面を目撃した人に強盗罪の暴行・脅迫を加えて物を奪い取る強盗の一種で、刑法236条の強盗罪で処罰されます。 居直り強盗と事後強盗との違い 一方、事後強盗とは、当初盗み目的で物を盗んだ(窃盗の既遂)、あるいは盗もうとし...
刑事事件 窃盗・強盗 昏睡強盗罪(準強盗)とは?弁護士がわかりやすく解説 2025年8月1日 昏睡強盗(こんすいごうとう)とは、人を昏睡させて人の財物を奪った場合に成立する罪で、刑法第239条に規定されています。 第二百三十九条 人を昏酔させてその財物を盗取した者は、強盗として論ずる。 刑法 | e-Gov法令検索 人を昏睡させ、人の反抗を抑圧して財物を奪う行為は、刑法236条に規定される強盗罪に匹敵するほどの...
刑事事件 窃盗・強盗 強盗致死罪・強盗殺人罪とは?その違いと未遂の処罰について解説 2025年8月1日 強盗致死罪とは、強盗の機会に強盗犯人が人を死亡させた場合に問われる罪で、罰則は死刑または無期懲役です(刑法第240条後段)。 他方で、強盗犯人が強盗時点で人を殺す意図をもって人を死亡させた場合には強盗殺人罪が成立します。刑法第240条は強盗殺人罪も含むため、罰則は強盗致死罪と同じ死刑または無期懲役です。 この記事では、...
刑事事件 窃盗・強盗 ひったくりは強盗になる?逮捕された時の刑罰とその後の流れ 2025年8月1日 ひったくりとは、手荷物を持っている歩行者や籠に荷物を入れている自転車に近づき、その背後から、あるいはすれ違いざまに瞬間的に物を奪い取る犯罪手口の一つです。 警察に事件が発覚すると、主に窃盗罪または強盗罪で検挙・逮捕されます。窃盗の場合は10年以下の懲役又は50万円以下の罰金、強盗の場合は5年以上の有期懲役が科せられます...
刑事事件 窃盗・強盗 強盗致傷の有名判例を弁護士が解説 2025年8月1日 ①死傷結果は財物奪取の際なく強盗の機会に発生すればよいとした判例 事案の概要 AとBは強盗をしようと考え、共謀のうえ、それぞれ日本刀を持ち、被害者V1の自宅に押し入り、日本刀を突きつけて脅迫しました。 財物を被害者から奪い取る前に被害者の三男V2が目を覚まして「泥棒」と連呼して自宅から飛び出したので、Bは抜身の日本刀を...
刑事事件 窃盗・強盗 窃盗罪の有名判例を弁護士が解説 2025年8月1日 ①被害者に占有があるか否かの判断基準を示した判例 事案の概要 この事案は、被害者がバスを待つ間に写真機を身辺約30センチの箇所に置き、行列の移動につれて改札口の方に進んだが、改札口の手前約3.66メートルの所に来たとき、写真機を置忘れたことに気づき直ちに引返したところ、既に被告人によってその場から持去られていたという事...
刑事事件 窃盗・強盗 不動産侵奪罪とは?構成要件や時効、判例についてわかりやすく解説 2025年8月1日 不動産侵奪罪(ふどうさんしんだつざい)とは、他人の不動産を侵奪した場合に成立する犯罪です。刑法第235条の2に規定されています。罰則は10年以下の懲役です。不動産侵奪罪は刑法第36章「窃盗及び強盗の罪」に置かれており、不動産の窃盗罪とも言われています。 この記事では、刑事事件に強い弁護士が、 不動産侵奪罪とはどのような...
刑事事件 窃盗・強盗 強盗罪の時効は10年・強盗致傷罪の時効は15年です 2025年8月1日 強盗罪の時効は犯罪が終了してから10年です。また、強盗の際に人を傷つけてしまった場合に成立する強盗致傷罪の時効は15年です。 この記事では、強盗罪や強盗致傷罪の時効に加え、 強盗関連の犯罪の時効 強盗の民事(損害賠償)の時効 強盗の時効完成を待つリスクや時効完成を待たずにすべきこと などにつき、強盗事件に強い弁護士が詳...