被相続人(亡くなられた方)に配偶者や子供がいる場合には兄弟には相続権がありませんが、配偶者はいるけれど子供や孫がおらず、両親や祖父母も亡くなっているときには、兄弟が法定相続人になります。 このとき、兄弟に相続権が認められていても、遺言書で「妻と第三者に全財産を相続させる」と明記されていたら、兄弟には財産を相続する権利は...
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婚姻、相続などの場面で必ず出くわす言葉が「血族」です。 血族とは「血縁関係にある人」などという漠然としたイメージをお持ちの方がいるかもしれません。しかし、血族とは必ずしも血が繋がっている人に限りません。逆に、血が繋がっていても血族ではない人もいます。 このように、法的な意味での血族と一般的にイメージされる血族との間には...
遺産相続の場面で、「親族」や「親等」という言葉が頻繁に登場しますが、 『「親族」とは?親戚とは違うの?親族の範囲はどこまで?」 『「親等」とは?親等の数え方がわからない…』 『私から見て親戚の〇〇さんが何親等なのかすぐに知りたい!』 といった疑問や悩みを抱えている方も多くいるのではないでしょうか。 そこでこの記事では、...
成年後見制度(せいねんこうけんせいど)とは、精神上の障害や高齢などのために判断能力が不十分となってしまっている人が、法的に不利益を受けないようにサポートするための制度です。 成年後見制度を利用するためには、家庭裁判所に申立てをして「成年後見人(せいねんこうけんにん)」をつけてもらう必要があります。 また、成年後見制度に...
「親の借金を相続して払い続けるなんてまっぴらだ」 「面倒な財産争いに一切関わりたくない」 「うちは経済的に困っていないから、他の兄弟がもらえる財産を増やしてあげたい」 そんな希望を叶えてくれる”相続放棄”ですが、きっちりと必要な書類を揃えて手続きを踏まなければ、一定期間経過後に相続したことになってしまいます。 プラスの...
相続放棄をすることで、被相続人の借金などの債務を相続せずに済みますし、ある特定の相続人に財産を集中させたいといった場合も活用できます。 しかし、相続放棄は、相続が開始されたのを知ってから3ヶ月以内に、相続放棄申述書などの必要書類を家庭裁判所に提出しなくてはなりません。 とはいえ、「相続放棄申述書の書き方がわからない」と...
現在、婚姻している配偶者やその配偶者との間に子がおり、かつ、婚外子がいるという場合、将来、悩みのためになる問題が相続です。 家族と婚外子は面識がないばかりに、相続をめぐってもめる可能性があります。 本記事では、婚外子がいる場合の相続に関する基本的知識や事前対策としての遺言書について詳しく解説します。 認知した子はあなた...
相続放棄申述受理証明書はどんな時に取得する必要があるのだろう…どこで発行してもらえるのだろう… 申請書の書き方や、貼り付ける印紙代など諸々わからないことが多い… 実物を見たことがないので見本が見てみたい… 自分は亡くなった人の債権者だけど、取得できるのだろうか… このようなことでお悩みではありませんか? そこでこの記事...
直系尊属という言葉は、たとえば相続の順位について規定した民法889条に出てきます(相続順位については後記1⑶で解説します)。このように、誰が直系尊属にあたるかについては、相続などの場面で必要となる知識です。この記事をご覧の方の中にも相続の問題に直面されている方も多いのではないでしょうか? そこで、この記事では相続に詳し...
特定の子供に財産を残したくて遺言書を残したのに、財産を分けたくない他の子供から遺留分減殺請求をされてしまったら、財産をうまく残してあげることができなくなります。 その逆に、自分が知らないうちに両親の相続が始まっていることでトラブルになることがあります。「遺言書があったから」といって全財産を他の兄弟が相続し、気がついて遺...
相続の基礎知識
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