
「爆サイに自分や勤務先、店舗の名前が書かれている」「身内や顧客に見られる前に消したい」。爆サイは地域密着型のローカル掲示板で、地元の噂や評判が集まりやすいだけに、書き込みを見つけたときの焦りは大きいものです。
爆サイの書き込みは、自分でも削除依頼を出すことができます。しかし、依頼理由の書き方や手順を誤ると、削除されないどころか、今後の依頼を一切受け付けてもらえなくなるおそれもあります。
この記事では、ネット誹謗中傷の解決実績が豊富な弁護士が、
- 削除依頼フォームの使い方と手順
- すぐ使える削除依頼理由の例文とテンプレート
- 削除依頼が通らないときの対処法
- 弁護士に任せるメリットと費用相場
についてわかりやすく解説します。
なお、爆サイの書き込みでお悩みの方は、一人で抱え込まず、この記事をお読みいただいた後、全国どこからでもご利用いただける当事務所の無料相談へご相談ください。
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爆サイの削除依頼の方法と手順
爆サイに書き込まれた誹謗中傷を消すには、運営者に削除依頼を送る必要があります。メール、電話、郵便のいずれも受け付けてもらえず、サイト内の専用フォームからの申請のみが有効です。
フォームを使った削除依頼の流れは次のとおりです。なお、フォームの利用には会員登録とログインが必要ですので、アカウントを持っていない場合は先にメールアドレスとパスワードで登録を済ませておきましょう。
手順①:スレッド下部の「削除依頼」ボタンを押す

ログイン後、削除したい書き込みのあるスレッドを開き、最下部までスクロールします。スレッドの末尾にある「削除依頼」ボタンを押すと、削除依頼フォームの画面に切り替わります。
手順②:削除依頼フォームに必要事項を入力する

フォームに進むと、スレッドNo.とスレッドタイトルは自動入力されています。手入力が必要な項目は次の4つです(申請者名の欄もありますが、入力は任意です)。
① レス番号:1つのスレッドに複数の誹謗中傷の書き込みがある場合でも、爆サイの削除依頼フォームではレス番号ごとに削除依頼を行う必要があります。
例えば、#15〜#17の3つのレスで誹謗中傷が行われた場合、削除依頼は#15、#16、#17と一つずつ行う必要があり、合計3回の手続きが必要です。
ここで紹介するフォームは本来「書き込みをされた側」が他人の投稿を消すための仕組みです。自分の投稿を消したい場合は、後述する「爆サイで自分が投稿した書き込みを削除する方法」をご確認ください。
② 通報区分:「個人情報の記載」「業者からの宣伝」「連続投稿」「カテゴリー違い」「権利侵害」「その他」の6つから選びます。氏名や住所などの個人情報が書かれたレスなら「個人情報の記載」、名誉毀損や誹謗中傷など他人の権利を侵害する内容なら「権利侵害」、それ以外の場合は「その他」をチェックします。
③ メールアドレス:爆サイからの返信を受け取るためのアドレスです。会員ログイン時のアドレスがあらかじめ表示されますので、そのまま利用するか、確実に確認できるアドレスを設定しましょう。
④ 削除依頼理由:削除依頼理由は、以下の2点が分かるように書く必要があります。
- その書き込みが爆サイの利用規約の禁止事項に違反していること
- それにより自分がどのような損害(権利侵害)を受けているのか
削除依頼理由は750文字以内です。主観的・感情的に長々と書くのではなく、法的な観点から冷静に端的にまとめるのがポイントです。削除してもらえるかどうかの分かれ目となる重要な要素が、この「削除依頼理由」に何を書くかです。具体的な書き方は、後述の「削除依頼理由の例文とテンプレート」を参考にしてください。
手順③:同意欄にチェックを入れて削除依頼を送信する
必要事項を入力したら、フォーム下部の同意事項を読みます。「削除要請は当事者、または弁護士にご依頼下さい」と記載されているので、これに同意したうえで「内容を確認し同意する」のチェック欄にチェックを入れます。
次に「削除依頼を送信」ボタンを押します。「削除依頼を受理しました」という画面に切り替われば送信完了です。
手順④:7営業日〜2週間で削除されるか確認する
依頼を送信しても、すぐに書き込みが消えるわけではありません。送信後はしばらく経過を見ながら、対象のレスが消えているかを定期的に確認します。
爆サイの「削除依頼について」では「お問い合わせ、削除依頼に関しては、7営業日を目途に行います」とされていますが、あくまでも「目途」です。実際には2週間ほどかかったケースもあるため、削除まで何日かかるかには幅があります。すぐに反応がなくても、しばらくは様子をみるのがおすすめです。
なお、削除の可否を判断するのは「削除人」と呼ばれる爆サイ運営側のスタッフです。書き込みが利用規約に違反しているか、削除すべき内容かを個別に審査するため、依頼が即時反映されることはありません。
削除依頼理由の例文とテンプレート
削除依頼が通るかどうかは、フォームに記入する「削除依頼理由」の中身で大きく変わります。感情的な文面で書いてしまうと削除人に意図が伝わらず、消してもらえないこともあります。
削除依頼理由は、次の3つの要素を意識して構成すると説得力のある文章になります。
- 違反事項:書き込みが爆サイの利用規約のどの条項に違反しているか(第3条〇項〇号など)
- 権利侵害:書き込みによって自分のどのような権利(名誉権・プライバシー権・肖像権など)が侵害されているか
- 具体的な被害:書き込みによってすでに生じている被害、または生じるおそれが高い被害の内容
特に省略されがちなのが「具体的な被害」です。「閲覧者の多い掲示板で実名と住所が晒された結果、自宅に不審な郵便物が届くようになった」というように、抽象的な表現ではなく事実ベースで書くと削除人の判断材料になります。
爆サイの利用規約で書き込み内容がどの禁止事項に該当するかを確認し、以下のテンプレートに自分のケースを当てはめてみましょう。
| 爆サイの削除依頼理由のテンプレート |
|---|
| お世話になります。
当該レス(またはスレッド)に書かれている内容は、御社が定める利用規約第3条〇項〇号の禁止事項である〇〇(禁止されている内容)に該当します。 当該書き込みにより、〇〇(具体的に生じている被害内容)の被害が生じています。または、将来〇〇(生じる可能性のある被害内容)が起きるおそれもあります。 上記理由により迅速な削除対応をお願い致します。 |
| 削除依頼理由の例文 | |
|---|---|
| 例文① | お世話になります。
当該レスに書かれている内容は、御社が定める利用規約第3条1項6号の禁止事項である「本名、住所、メールアドレス、電話番号の記載」に該当します。 当該書き込みにより、卑猥な内容のメールやいたずら電話がかかってきており、平穏な生活を侵害される事態が生じています。 上記理由により迅速な削除対応をお願い致します。 |
| 例文② | お世話になります。
当該レスに書かれている内容は、御社が定める利用規約第3条1項5号の禁止事項である「他人の名誉、社会的信用、プライバシー、肖像権、パブリシティ権、著作権その他の知的財産権、その他の権利を侵害する行為」、及び同条同項6号の「本名、住所、メールアドレス、電話番号の記載」に該当します。 当該書き込みにより、近隣住民や友人知人との人間関係が崩れたり、今後の就職活動に影響が生じたりするおそれもあります。 上記理由により迅速な削除対応をお願い致します。 |
削除に応じてもらえる確率を引き上げる鍵は、具体的に生じている被害や、生じるおそれが高い被害をできる限り詳細に書くことです。「被害拡大の防止」「未然防止」という観点から、運営側が削除に応じやすくなるためです。実際、1回目の削除依頼で削除されなかったレスについて、再申請で被害を詳しく報告したところ削除に至った成功例もあります。
スレッドごと削除する方法と条件
レスではなくスレッドそのものを削除してもらいたい場合は、レス番号の入力欄に「0」を入れます。その他の手順はレス削除の場合と同じです。

ただし、スレッドごとすべて消去してもらうのはハードルが高いでしょう。すべてのレスが特定の人の権利を侵害している状態というのは稀で、スレッドを丸ごと消すと利用規約を守って書き込んだ人のレスまで巻き込んでしまい、表現の自由を侵害することになるからです。
例外として、スレッド内の投稿のほとんどが特定の個人への誹謗中傷で埋め尽くされている場合や、スレッドタイトル自体に実名や名誉毀損に該当する内容が書かれているケースでは、応じてもらえる可能性が高まります。
自分が投稿した書き込みを削除する方法
ここまでは「他人の書き込みを消したい」場合の手順でしたが、「自分で投稿してしまった書き込みを後から消したい」というケースもあります。爆サイで自分のレスを削除する方法は、いつ・どんな状態で投稿したかによって変わります。
会員ログイン状態で投稿したレスであれば、投稿後24時間以内に限り、自分の投稿に表示される削除ボタンからセルフ削除できます。これは会員限定機能のひとつで、誰の許可も得ずに自分の意思で削除できる唯一の手段です。
なお、かつては投稿時に削除パス(パスワード)を設定しておけば、後から自分のレスを削除できる仕組みもありましたが、この削除パス機能は2022年4月に終了しています。会員機能の詳細は爆サイ公式の「会員限定機能」をご覧ください。
24時間を経過した自分の投稿や、会員ログインせずに投稿したレスはセルフ削除できません。この場合は、本記事冒頭で紹介した削除依頼フォームから本人として申請することになります。
ただ、フォームは本来「他人から書き込まれて困っている人」のための仕組みです。自分の投稿を本人が消す場合は削除人の判断もシビアになりがちなので、「業務上の不都合で消したい」「個人情報を書きすぎたので消したい」など、説得力のある事情を整理して記入する必要があります。
自分が投稿した書き込みが他人の権利を侵害する内容で、放置すると損害賠償や刑事告訴のリスクがある場合は、早めに削除しておくのが望ましい対応です。
爆サイで削除されやすい書き込み・削除されにくい書き込み
爆サイは、削除対象となる書き込みの基準を利用規約第3条の禁止事項として明示しています。逆に言えば、ここから外れる書き込みは削除依頼を出しても応じてもらえません。削除されやすいタイプとされにくいタイプを事前に押さえておくと、不要な再申請を避けられます。
削除されやすい書き込みの例
爆サイの利用規約では、同一内容の多数投稿、出会いや援助交際目的の投稿、犯罪予告などのほか、
- 名誉
- 社会的信用
- プライバシー
- 肖像権
- パブリシティ権
- 著作権その他の知的財産権
など他人の権利を侵害する投稿を禁止しています。被害者は個人・法人を問わず保護対象です。
とくに、氏名・住所・メールアドレス・電話番号といった個人情報が一方的に晒された書き込みは、典型的なプライバシー侵害として、削除依頼があれば事実関係の確認を経て原則として削除に応じてもらえます。
「殺す」「家を燃やす」などの脅迫めいた書き込み、根拠のない犯罪歴の指摘、虚偽情報による風評被害につながる投稿なども、名誉毀損や脅迫にあたる可能性が高く削除されやすいタイプです。
削除されにくい書き込みの例
悪口や嫌がらせなど不快に感じる書き込みでも、利用規約の禁止事項にあたらないものは削除してもらえません。
たとえば、FacebookやInstagramなどのSNS、本人のブログ、会社の公式サイトなどですでに一般公開されている情報は、爆サイ側でも削除対応されません。議員や公務員といった公人の役職や活動に関する情報も、原則として削除対象から外れます。
また、削除依頼の手続き自体に不備がある場合や、削除人が「規約違反にあたらない」と判断した場合も削除されません。書き込みの内容そのものよりも、削除依頼の出し方の精度が結果を左右するケースは少なくないので、依頼前に整理しておくとよいでしょう。
ローカルルール違反でも削除対象になることがある
爆サイの削除判断では、サイト全体の利用規約に加えて、対象スレッドごとに設定された「ローカルルール」も判断材料に加えられます。ローカルルールは、対象スレッドのレス番号「0」の投稿に書かれていることが多く、そのスレッドで扱う話題の範囲や禁止事項が独自に定められています。利用規約上は問題にならない投稿でも、ローカルルールに反していれば削除対象となるため、削除依頼を出す前に該当スレッドのレス番号「0」を一度確認しておくとよいでしょう。
爆サイの削除依頼で気をつけるべき注意点
削除依頼の手順や書き方を押さえても、出し方を誤ると削除してもらえないどころか、二度と削除依頼を受け付けてもらえなくなることもあります。事前に注意点も把握しておくと安心です。
削除代行業者への依頼は非弁行為のリスクがある
爆サイの「削除依頼について」では、削除要請は当事者本人もしくは弁護士による申請とするよう案内されています。本人以外の第三者が代行することは想定されておらず、弁護士以外の者が削除要請を行うと弁護士法第72条違反となる可能性があると注意喚起されています。
例えば、誹謗中傷対策業者がお金をもらって削除依頼の代理を請け負うことは、弁護士法第72条に違反する「非弁行為」(弁護士でない者が報酬を得る目的で法律事務を取り扱うこと)にあたる可能性があります。
自分での削除対応が難しい場合は、弁護士に依頼するようにしましょう。非弁行為のリスクについては「削除代行業者に依頼するのは違法?非弁行為なら費用は返金請求できる」で解説しています。
メール送信は無効・必ずフォームから依頼する
爆サイの運営者情報の箇所にメールアドレスが記載されていますが、これは質問・問い合わせ用の連絡手段に限定されています。削除依頼は必ずフォーム経由で行うルールになっており、メール宛てに削除依頼を送っても受理されません。
しかも、同内容の削除依頼メールを繰り返し送ると、メールアドレス自体が運営側でブラックリストに登録されるおそれがあります。一度登録されると、その後の問い合わせメールも届かなくなる可能性があるため、メール削除依頼は試さないのが無難です。
72時間以内の再依頼は禁止リスト入りのリスク
爆サイの「削除依頼について」では、72時間以内に同内容の連続した削除依頼を行うと、業務妨害と判断されて禁止リスト登録となり、今後の依頼に応じてもらえなくなることがあると記載されています。
1度依頼したスレッド・レスについては、たとえ早急に削除して欲しいといった焦る気持ちがあったとしても、必ず72時間以上経過してから再度依頼を出すようにしてください。
威圧的・乱暴な言葉遣いは業務妨害扱いになることも
「さっさと削除しろ」「まだ削除が終わらないのか」のような高圧的な文言で削除依頼をかけるのも避けるべき行為です。爆サイで削除対応しているのは人間です。焦る気持ちはわかりますが、高圧的な書き方は業務妨害として扱われる可能性もあるため、丁寧な文章でまとめましょう。
削除依頼で投稿者にバレる可能性がゼロではない
「削除依頼を出すと、依頼したことが投稿者にバレてしまうのでは」と不安を感じる方は少なくありません。
結論として、削除依頼の内容や依頼者の個人情報が、投稿者に直接通知されることはありません。爆サイ公式の運用上、フォームに記入した削除依頼理由は公開されず、依頼者のメールアドレスや申請者名が投稿者に伝わる仕組みもありません。投稿者は、自分の書き込みが「ある日突然消えた」という事実だけを目にします。
ただし、依頼者を直接特定する情報は伝わらなくても、次のような状況から「誰かが動いた」と推測される可能性は残ります。
- 投稿が消えたことで「誰かが削除依頼を出した」と投稿者が察する
- 書き込みが特定の人物しか知らない情報を含んでいた場合、消されたことで「あの人が動いた」と気づかれる
直接特定される心配はないものの、書き込みの内容や状況によっては「あの人が動いた」と推測されるリスクはゼロではありません。
なお、投稿者を特定して損害賠償や刑事告訴まで視野に入れている場合は、削除を急ぐ前に投稿者特定を進めるのが鉄則です。
爆サイ公式FAQでは「削除依頼を出すとログが削除される可能性があります」と明記されており、書き込みを消すとIPアドレス等のログも一緒に消えて追跡できなくなるおそれがあるためです。先に投稿者を特定してから削除依頼に進むことで、加害者への損害賠償や刑事告訴の道筋を残せます。
爆サイで削除されない・削除依頼が通らないときの対処法
削除依頼が通らなかった場合でも、そこで諦める必要はありません。なぜ通らなかったのかを整理し、フォーム以外の法的手段に切り替えていきましょう。
警察に削除そのものを依頼することはできません。掲示板への書き込み削除は民事の問題で、警察は「民事不介入」の原則からこの種の対応を行わないためです。
ただし、書き込み内容が「殺す」「家を燃やす」などの脅迫、ストーカー・リベンジポルノに該当する刑事事件の可能性がある場合は、警察への相談が選択肢になります。詳しくは「爆サイの書き込みは警察に通報・相談できる?対応の範囲を解説」をご確認ください。
削除依頼が通らない主な原因
削除依頼が通らないケースは、大きく次の3つの原因に該当することがほとんどです。
- 書き込みが規約違反・権利侵害にあたらない:感情的に「許せない」と感じる書き込みでも、利用規約の禁止事項に該当しなければ削除されない
- 削除依頼の手続きに不備がある:複数レスをまとめて記入した、メールで送ってしまった、規約違反の条項を特定していないなど
- 削除依頼理由の書き方が弱い:規約違反の条項や具体的な被害の説明が不十分で、削除人が判断に迷ったり、却下したりしてしまう
1つ目に該当する場合は、フォームからの再申請では結果は変わりません。2つ目・3つ目の原因なら、依頼内容を整理して72時間以上空けてから出し直すことで、削除に至るケースもあります。
それでも爆サイで削除されない場合は、次の法的手続きを検討します。
送信防止措置依頼で改めて削除を求める
送信防止措置依頼とは、ネット上の投稿で名誉権やプライバシー権等の権利侵害を受けた人が、情報流通プラットフォーム対処法(旧:プロバイダ責任制限法)に基づき、サイト運営者等にその投稿の削除を依頼する手続きです。
爆サイのフォームから行う削除依頼と異なり、法律に基づいた削除依頼となるため、運営者側も削除すべき内容かどうかをしっかりと審査してくれます。弁護士は、爆サイ側が用意している「弁護士・法務関連の申請窓口」を経由してこの送信防止措置を依頼します。
送信防止措置依頼はご自身でも行えますが、書き込み内容がどの権利を侵害するかを判断するのは専門家でないと難しい面があります。詳しい書き方や手続きの流れは「送信防止措置とは?削除依頼が無視されても出せる依頼書の書き方」をご参照ください。
削除の仮処分を裁判所に申し立てる
フォームでの削除依頼や送信防止措置依頼でも応じてもらえなかった場合の最終手段が、裁判所の力を借りる「削除の仮処分の申し立て」です。
削除の仮処分とは、裁判所に対して爆サイの書き込みを削除したい旨を申し立て、裁判所が削除の必要があると認めた場合に、運営者へ書き込み削除を命じる仮の命令を出してもらえる法的な手続きです。
「仮」と名前がついていますが、裁判所の判断ですのでほとんどの相手は命令に従います。応じない場合は強制執行することもできます。
ただし、仮処分の申し立てには、被保全権利(守るべき権利)を特定して説得力のある申立書を作成する必要があります。裁判官に対して意見を主張する「審尋」もあり、一般の方にとってはハードルが高い手続きです。手続きの具体的な流れは「削除請求の仮処分|誹謗中傷を消す流れと期間・費用」で解説しています。
爆サイの削除を弁護士に依頼するメリットと費用相場
削除依頼を弁護士に任せるかどうかは、書き込みの悪質さや拡散リスク、自分で対処する時間の余裕などを総合的に判断します。弁護士に依頼したからといって必ず削除される保証はありませんが、自分で爆サイに削除依頼を出した場合と比べて削除に応じてもらえるケースは多くなります。
弁護士に依頼することで得られる主なメリットと、依頼時の費用相場を以下にまとめました。
削除依頼の見通しを事前に確認できる
削除依頼が通る可能性は、書き込みの内容や規約違反の度合いによって変わります。自分で出して通らなかったとき、どこに不備があったのか、再申請で結果が変わるのかを判断するのは難しいでしょう。
弁護士に相談すれば、爆サイの書き込みが規約のどの条項に該当するか、任意交渉で削除できる見込みはどの程度か、仮処分まで進める価値があるかを、依頼前に客観的に見立ててもらえます。無理筋の依頼で時間と費用を浪費するリスクを避けられる点は、弁護士に任せる大きなメリットです。
ネット拡散リスクを最小化できる
爆サイの誹謗中傷を放置すると、書き込みを目にする人が増えるだけでなく、5ちゃんねるやホスラブなど他の掲示板やSNSへ転載・拡散されるリスクも高まります。一度拡散すると元の書き込みを削除しても完全には消せず、被害が長期化しがちです。
自力で削除依頼から送信防止措置依頼、仮処分まで進めるには書類作成や裁判手続きが必要で、時間もかかります。その間にも拡散は進んでしまいます。弁護士が窓口になれば爆サイとの任意交渉や仮処分の申し立てを迅速に進められますので、拡散前の早期削除につながりやすくなります。
難しい手続きをすべて任せられる
爆サイ運営者への削除依頼を含む任意交渉、削除の仮処分の申し立てなど、個人では対応が難しい手続きを弁護士に任せられます。難解な手続きを代理してもらい、ネット上の誹謗中傷を早急に削除することで、個人の名誉や企業の社会的評価の低下を防げます。
削除と並行して投稿者の特定・損害賠償請求もできる
誹謗中傷の書き込みを削除できても、書き込みをした投稿者が何のお咎めもなく今までどおりの生活を送ることに納得できない方も多いでしょう。何らかの責任をとらせないと、同じ投稿者から類似の書き込みやコメントを再投稿される懸念もあり、その都度フォームから削除依頼を出していてはいたちごっこになります。
削除と並行して投稿者特定の手続きを弁護士に依頼すれば、発信者情報開示請求(プロバイダ等に対し投稿者の氏名・住所等の開示を求める手続き)も進めてもらえます。開示が認められれば、刑事告訴や損害賠償(慰謝料)請求といった法的措置が可能になります。
根本的な解決を図るためには弁護士への依頼が必要となるでしょう。投稿者特定の具体的な手順や費用は「爆サイの開示請求で投稿者は特定できる?手続きの流れと弁護士費用」をご参照ください。
爆サイの削除依頼を弁護士に依頼する費用相場
弁護士に依頼する場合、爆サイの削除にかかる弁護士費用は「任意交渉による削除」か「裁判所への仮処分申し立てによる削除」かで大きく変わります。任意交渉のほうが手続きが簡素なため、費用は安くなる傾向です。
複数の法律事務所の料金体系を整理すると、爆サイの削除依頼に関する費用相場は次のとおりです。
| 手続きの種類 | 着手金の相場 | 報酬金の相場 |
|---|---|---|
| レスの削除依頼(任意交渉) | 5万円〜20万円 | 5万円〜20万円 |
| スレッドごと削除(任意交渉) | 10万円〜25万円 | 10万円〜20万円 |
| 削除の仮処分申し立て | 20万円〜30万円 | 15万円〜20万円 |
着手金は契約時に支払う費用で結果にかかわらず返還されません。報酬金は削除に成功した場合のみ発生する費用です。
上記はあくまで業界相場で、書き込みの件数や難易度、事務所ごとの料金体系によって変動します。初回相談を無料で受け付けている事務所も多いため、複数の事務所で見積もりを取り、料金と対応内容を比較したうえで依頼先を決めるのがおすすめです。
投稿者の特定まで弁護士に依頼する場合は、別途20万〜30万円程度の着手金と15万〜20万円程度の報酬金が加算されます。
爆サイの書き込み削除を弁護士に相談したい方へ
爆サイの書き込みは、削除依頼フォームから利用規約違反と具体的被害を明示すれば削除に応じてもらえる可能性があります。フォームで応じてもらえない場合も、送信防止措置依頼や削除の仮処分という法的手続きが残されています。
ただ、これらの手続きを自力で進めるには専門的な知識が必要で、時間もかかります。その間にも書き込みが他の掲示板やSNSへ転載されたり、同じ投稿者による再投稿が続いたりするケースも少なくありません。
「地元の知人や職場の人に見られていないか不安で眠れない」「店の常連客の目に触れる前にどうにかしたい」。爆サイの誹謗中傷を抱える方の多くが、こうした周囲への影響への不安を抱えています。書き込みは時間が経つほど閲覧者が増え、他サイトへの転載リスクも高まるため、早期の対応が結果を左右します。
当事務所は、爆サイをはじめとするネット掲示板の誹謗中傷削除に豊富な解決実績があります。家族や職場、地元の知人に余計な影響が及ばないよう配慮しながら、削除請求から投稿者の特定、損害賠償請求まで一貫してサポートいたします。全国どこからでもご利用いただける無料相談を設けておりますので、まずはお気軽にご相談ください。
| ネットで誹謗中傷されたら弁護士に無料で相談してみよう |
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この記事の監修者
ネット誹謗中傷の削除請求・犯人特定・損害賠償請求に豊富な実績を持つ。掲示板やSNSでの名誉毀損・プライバシー侵害・風評被害に対し、発信者情報開示請求による投稿者の特定から慰謝料請求まで一貫して対応。法人・個人を問わず、ネット上の権利侵害から依頼者を守るために迅速に行動している。

