「刑事事件を起こしてしまったけど、弁護士なしで示談交渉を自分で行うことはできるのだろうか…」 「弁護士なしで示談交渉をすることで何か問題は起きないだろうか…」 このようにお考えではないでしょうか。 示談とは、私人間の民事上の紛争を裁判を介さずに当事者間の合意により解決する手続きをいいます。あくまでも民事上の紛争を解決す...
刑事事件コラム
強盗罪の時効は犯罪が終了してから10年です。また、強盗の際に人を傷つけてしまった場合に成立する強盗致傷罪の時効は15年です。 この記事では、強盗罪や強盗致傷罪の時効に加え、 強盗関連の犯罪の時効 強盗の民事(損害賠償)の時効 強盗の時効完成を待つリスクや時効完成を待たずにすべきこと などにつき、強盗事件に強い弁護士が詳...
リベンジポルノ防止法とは、リベンジ(復讐)目的で、撮影者の同意を得ることなく、個人的な性的画像・動画をインターネット上に流通させる行為を規制するための法律です。個人の名誉や私生活の平穏の侵害を処罰するとともに、被害の拡大を防ぐ目的で制定されました。 ここで、 具体的に、どんな行為をするとリベンジポルノ防止法違反になるの...
正当防衛とは、急迫不正の侵害に対して、自分又は他人の権利を守るため、やむを得ずに行った防衛行為のことです。 刑法第36条1項では、反撃行為が正当防衛にあたる場合は、たとえその行為が形式的には違法であっても実質的にみれば違法ではなく、犯罪は成立しないため、反撃行為をした者を処罰しないと規定しています。急迫不正な侵害に対し...
無期懲役(むきちょうえき)とは、懲役の期間が無期限の刑罰のことです。日本では死刑に次ぐ重い刑罰となります。無期限の刑罰と言うと一生刑務所から出られないイメージを持たれるかもしれませんが、仮釈放が認められると刑務所から出所することができます。一般的に、無期懲役の仮釈放までの平均期間は30年超え35年以内、仮釈放率は1%未...
書類送検(しょるいそうけん)とは、被疑者が身柄拘束されていない事件(在宅事件)を検察に送致することです。身柄拘束がされていないという点において「逮捕」と異なります。書類送検は、検察官が起訴または不起訴を判断する前段階の手続きに過ぎませんので、書類送検されただけでは前科はつきません。 この記事では、刑事事件に強い弁護士が...
パパ活そのものを取り締まる法律はありません。建前では単に一緒に食事やデートをする対価を支払う契約に過ぎず違法性がないためです。 しかしながら、 大人あり(肉体関係あり)のパパ活だと犯罪や違法行為になるのでは? と思われている方も多いのではないでしょうか。 そこでこの記事では、刑事事件に強い弁護士がこの疑問を解消していき...
不退去罪(ふたいきょざい)とは、人の住居や、人の看守する邸宅・建造物・艦船から出ていくよう要求されたのに、退去せずに居続けることで成立する犯罪です。刑法130条に規定されています。罰則は3年以下の懲役又は10万円以下の罰金です。 不退去罪は「退去”しないこと”」、すなわち、不作為により構成される犯罪(真正不作為犯)とさ...
「学校に許可なく侵入してしまった…不法侵入の罪に問われるのだろうか…」 このようにお考えではないでしょうか。 学校に勝手に立ち入るケースとしては、若者が深夜にいたずら半分で校舎やプールに侵入したり、土日祝日など学校が休みの日にグラウンドや校庭に侵入したり、あるいは、卒業生がたまたま母校の前を通りがかって懐かしくなって侵...
美人局は具体的にどのような犯罪に該当するのだろう…成立要件や罰則を知りたい… 美人局で逮捕されるとどうなってしまうのだろう…その後の流れが知りたい… この記事では、刑事事件に強い弁護士がこれらの疑問を解消していきます。 記事を最後まで読むことで、美人局で問われる可能性のある罪と罰則、逮捕後の流れ、逮捕されそう・逮捕され...