暴行・傷害 暴行罪で警察は動かない?証拠がない場合は?弁護士が解説 2024年11月21日 暴行罪は、暴行によって相手が傷害を負わなかった場合に成立する犯罪です(刑法第208条)。そのため、 「暴行罪は、相手に怪我をさせるわけではないから、警察は動かないだろう」 と考える方もいるかもしれません。 しかし、結論から言いますと、暴行罪でも警察は動きます。暴行罪は「非親告罪」であるため、被害者からの告訴がなくても起...
暴行・傷害 暴行罪で被害届を出されたらどうなる?加害者がすべきことは? 2024年11月20日 暴行事件を起こしてしまった…この後自分はどうなってしまうのだろう… 逮捕の回避、早期釈放のためには何をすべきだろう… 暴行の加害者の方はこのような不安や疑問をお持ちではないでしょうか。 そこでこの記事では、暴行事件に強い弁護士がこれらの不安や疑問を解消していきます。 暴行事件で被害届を出されては困る、出されてしまったと...
暴行・傷害 硬貨を1度に20枚以上出すと威力業務妨害になる? 2024年11月20日 銀行に硬貨の預け入れをすると、一定の枚数以上の取り扱いに手数料がかかるため、自宅に貯めている小銭を減らすために硬貨だけで支払いをしたいと考える方も少なくありません。 しかしながら、大量の硬貨で買い物をしようとすると会計時に受け取りを拒否されることがあります。この点、 「硬貨とはいえ、ちゃんとお金は払うのに、何の根拠があ...
その他の犯罪 風営法違反は逮捕される?よくある違反行為と罰則を弁護士が解説 2024年10月18日 風営法には、違反した場合に罰金や懲役刑を科す規定があるため、逮捕される可能性があります。 そのため、風営法違反で逮捕されないようにするには、風営法に関する知識をしっかりと身につける必要があります。 とはいえ、風営法には複雑かつ細かなルールがあり、 「どのような行為が風営法違反になるのだろうか…」 「風営法違反で逮捕はさ...
その他の犯罪 コンカフェが風営法違反で逮捕・摘発されるケースを弁護士が解説 2024年10月18日 コンカフェは、メイド喫茶をはじめとした特定のコンセプトを前面に打ち出したカフェのことです。飲食店営業許可を取得するだけで開業することも可能ですが、従業員がお客に対して「接待」を行う場合には風営法上の風俗営業の許可を取得する必要があります。この許可を得ずにコンカフェで接待行為が行われると、風営法違反で逮捕・摘発される可能...
その他の犯罪 風営法違反(無許可営業など)の判例を弁護士が解説 2024年10月16日 未成年への酒類提供で起訴された店長に無罪が言い渡された判例 事案の概要 この事例は、保健所長から飲食店営業許可を受けて飲食店を営んでいた店長Yが、同店の客Bが20歳未満であることを知りながら同人らにサワーを提供したとして、営業所で20歳未満の者に酒類を提供した風営法違反の罪で起訴された事件です。 この事件で、飲食店の従...
その他の犯罪 ガールズバーで風営法違反となる5つのケースを弁護士が解説 2024年10月16日 ガールズバーは、女の子がカウンター越しに接客するスタイルの飲食店であり、キャバクラのように女の子がお客の席に同席して接待する営業スタイルの飲食店とは異なります。そのため、ガールズバーは風営法上の風俗営業許可を取得せずに開業することが可能です。 しかし、裏を返せば、風俗営業許可を得ていないガールズバーが接待行為を行うと、...
その他の犯罪 詐欺罪は親告罪ではありません 2024年10月11日 詐欺罪は親告罪ではありません。 親告罪とは、検察官が事件を起訴することにつき、被害者等の告訴を必要とする犯罪です。刑法では器物損壊罪(刑法261条)や過失傷害罪(209条)、名誉棄損罪(230条)などが親告罪とされています。これらの犯罪はどちらかといえば社会の秩序維持よりも被害者の意思を重要視すべきといえますので、被害...
性犯罪 公然わいせつの弁護士費用の相場は?依頼のメリットや選び方を解説 2024年10月9日 公然わいせつ罪で逮捕を免れたい、あるいは、不起訴処分にして欲しいといった場合には弁護士による適切な弁護が重要となります。 もっとも、刑事事件で弁護士に依頼された経験のある方は滅多にいないでしょうし、どのような弁護士に依頼すればいいのか、弁護士費用はいくらかかるかなど分からないことだらけの方も多いことでしょう。 そこでこ...
性犯罪 不同意わいせつ罪(旧強制わいせつ罪)は親告罪ではありません 2024年9月29日 不同意わいせつ罪は親告罪ではありません。そのため、検察官は被害者の告訴がなくても起訴することが可能です。つまり、被害者と示談を成立させて告訴を取り下げてもらった場合でも、起訴されて刑事裁判にかけられることがあります。しかし、不同意わいせつ罪が非親告罪であっても、検察官が刑事処分を判断する際には被害者の意向が重視されるた...