勾留されると長期間身柄拘束されてしまう可能性があります。加えて、勾留中、接見禁止によって接見、手紙のやり取りを禁止されてしまうと精神的にも疲弊してしまうことでしょう。そんなとき、家族、恋人、友人・知人、職場の同僚・上司など特定の人との面会、手紙のやり取りを可能とするのが接見禁止一部解除です。 この記事では 接見禁止一部...
刑事事件コラム
被害者から「警察に被害届を出す。」と言われた、被害者に被害届を出されて警察から呼び出しを受けた、逮捕されたなどという場合、「できれば被害届を取り下げて欲しい」と思う方も多いのではないでしょうか?被害届を取り下げてくれればなんとなくいい方向に向かう、そんな漠然としたイメージを抱いている方も多いでしょう。 そこで、この記事...
被害届は刑事事件の出発点ともなる重要な書類です。 しかし、いざ被害届を出そうとしても 「どうやって出せばよいのか」 「被害届に何を書けばよいのか」 「出した後、どうなるのか」 など、被害届の出し方、書き方、出した後の流れなどに不安・疑問を抱かれる方も多いはずです。 そこで、この記事では 被害届の意義(告訴状との違い) ...
ご家族や恋人、友人が逮捕されたことを知ると、「何をしたの?」「一刻もはやく面会したい」と思いますよね。 しかし、逮捕されたご本人と面会できるのは、基本は勾留後ということをご存知でしたか? この記事では、 勾留された人といつから面会できるのか 勾留面会できるのは誰か 土日祝日は勾留面会できるか 面会、差し入れに関する様々...
出頭命令とは、裁判所が被告人に対し指定の場所に出頭するよう出す命令のことです(刑事訴訟法68条)。裁判を受けることは被告人の権利でもあり義務でもあることから、裁判所は、必要があると認めるときは出頭命令を出すことができるとされています。 第六十八条 裁判所は、必要があるときは、指定の場所に被告人の出頭又は同行を命ずること...
今や誰しも海外旅行できるのが当たり前の時代となっています。 もっとも、海外旅行をするためには、自国による「パスポートの発給・取得」という第1段階に加え、ビザが必要な国で海外旅行するには「ビザの発給」という第2段階の手続を事前に踏む必要があります。 では、前科を有しているとそれぞれの段階でいかなる支障が生じるのでしょうか...
起訴とは、検察官が裁判所に対し、被疑者を処罰して欲しいと求めることです。起訴には、正式起訴(公判請求)と略式起訴(略式命令請求)があります。 正式起訴とは、公開された法廷で裁判をするための起訴です。他方で、略式起訴とは、簡略化した起訴のことで、検察官が提出した書面(証拠)のみで審査して罰金または科料を科す裁判手続きを求...
ケンカなどで人を殴ったり蹴ったりすると「暴行罪」や「傷害罪」が成立します。 しかしここで、 「暴行罪と傷害罪はなにが違うの?」 このような疑問をお持ちの方もいるのではないでしょうか。 簡単に言いますと、暴行罪とは、人に暴行を加えたがその人が傷害を負わなかった場合に成立する犯罪です。他方で、暴行の結果、人が傷害を負った場...
家族が大麻所持で逮捕された…不起訴や執行猶予を獲得するにはどうすればいいのか… 大麻取締法に違反するとどんな罰則があるのだろう… こういったことでお悩みではありませんか? そこでこの記事では、刑事事件に強い弁護士が、これらのお悩みを解決すべくわかりやすく解説していきます。 大麻取締法違反とはどんな犯罪なのかを知ったうえ...
強盗罪とは、暴行または脅迫を用いて他人の財物を強取したり、財産上不法の利益を得る、または、他人に得させることで成立する犯罪です。刑法236条に規定されています。 この記事では、刑事事件に強い弁護士が、以下の点を中心にわかりやすく解説していきます。 強盗罪の構成要件(成立要件) 強盗罪の刑罰 強盗罪に関連した犯罪 釈放・...
弁護士コラム
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- 告訴・告発とは?被害届や起訴とはどう違う?弁護士が分りやすく解説2021.05.14
- 執行猶予中の生活での注意点|結婚・就職・海外旅行はできる?2023.01.13
- 封印等破棄罪とは?成立要件や罰則をわかりやすく解説2023.12.22
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- 遺失物横領罪の初犯の刑罰は軽い?逮捕されない?不起訴になる?2023.05.08
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