「住居侵入罪で初犯の場合でも逮捕されるのだろうか…起訴率はどれくらいだろう…初犯でも窃盗などの余罪があると罪は重くなるのだろうか…」 このようにお考えではないでしょうか。 結論から言いますと、住居侵入罪の初犯でも逮捕される可能性は十分あります。住居侵入の起訴率は約41%ですが、初犯の場合には不起訴か起訴されたとしても略...
刑事事件コラム
「窃盗目的で住居侵入をした場合、どのような罪に問われるのだろう…、量刑はどうなるのだろう…」 このようにお考えではないでしょうか。 結論から言いますと、窃盗目的で住居侵入をした場合(侵入窃盗のケース)、「窃盗罪と住居侵入罪」が成立します。両罪は目的と手段の関係にあるため牽連犯(けんれんはん)となり、住居侵入罪よりも罰則...
「ホテルの部屋に宿泊者以外の人が出入りしたり無断宿泊すると不法侵入などの罪に問われるのだろうか…」 このようにお考えではないでしょうか。 結論から言いますと、ホテルの部屋に宿泊者以外が出入りした場合は不法侵入(建造物侵入罪)、出入りさせた宿泊者は建造物侵入罪の共同正犯または幇助犯に問われる可能性があります。また、ホテル...
詐欺未遂罪とは、人を騙すつもりで騙す行為(欺罔行為)を行ったのに、何らかの事情でお金などの財物、あるいは飲食代の支払いを免れるなどの財産上の利益を得ることができなかったときに問われ得る犯罪です(刑法第250条参照)。刑罰は詐欺罪と同じ「10年以下の懲役」ですが、未遂の規定(刑法第43条)により刑を減軽するときは罰則が「...
「詐欺罪で逮捕されるとどうなるのだろう…」 このような漠然とした不安を抱えている方もいるのではないでしょうか。 そこでこの記事では、詐欺の刑事弁護に強い弁護士が、 詐欺罪で逮捕される要件や逮捕される確率 詐欺罪で逮捕された後の流れ 詐欺罪の懲役の平均(中央値) 詐欺罪で執行猶予はつくのか 詐欺罪は初犯なら執行猶予になる...
準詐欺罪とは? 準詐欺罪とは、知識不十分な人から、人を欺く行為(欺罔行為)に至らない単なる誘惑的行為によって、お金などの財物を交付させた、または財産上不法の利益を得た場合に処罰対象となる犯罪で、刑法248条に規定されています。 本来、詐欺罪(刑法246条)は、欺罔行為を処罰対象とする犯罪ですが、準詐欺罪が保護する知慮浅...
そもそも刑法の詐欺罪とはどんな犯罪なんだろう… 詐欺で逮捕されるかも…どうすれば回避できるのだろうか… 家族が逮捕された…不起訴や執行猶予を獲得するにはどうすればいいのか… こういったことでお悩みではありませんか? そこでこの記事では、刑事事件に強い弁護士が、 ①詐欺罪とはどんな犯罪か ②逮捕の回避、早期釈放、不起訴、...
「会社のお金を着服してしまった…額は少なくても業務上横領で逮捕されるのだろうか…会社を解雇されることはあるのだろうか…」 このようにお考えではないでしょうか。 結論から言いますと、業務上横領は被害が少額でも逮捕や解雇をされる可能性はあります。 この記事では、横領事件に強い弁護士が、 業務上横領は少額でも罪に問われるのか...
刑事事件の流れ ここでは、刑事事件の一般的な流れにつき、上の画像(刑事事件の流れの図・フローチャート)に沿ってわかりやすく解説していきます。 ①捜査の開始 捜査機関は世の中に存在する「事象」が「犯罪」に当たると考えた事件を捜査の対象とします。 では、捜査機関はどんな方法で「事象」を把握するのかといえば、被害者などからの...
名誉毀損罪とは?成立要件を知りたい… 名誉毀損で逮捕されるかも…どうすれば回避できるのだろうか… 家族が逮捕された…不起訴や執行猶予を獲得するにはどうすればいいのか… こういったことでお悩みではありませんか? そこでこの記事では、刑事事件に強い弁護士が、 ①名誉毀損罪の意味や成立要件 ②侮辱罪との違い ②逮捕の回避、早...