その他の犯罪 偽計業務妨害罪とは?構成要件・時効・判例と逮捕への対処法を解説 2024年2月24日 偽計業務妨害罪とは、偽計を用いて人の業務を妨害した場合に成立する罪です。刑法233条に規定されています。罰則は3年以下の懲役または50万円以下の罰金です。 2022年1月に行われた大学共通テストで、受験生が試験中に試験問題を撮影した画像を外部に流出させ第三者から回答を得ていたカンニング事件で、受験生は偽計業務妨害の非行...
器物損壊 器物損壊罪の時効は3年!時効の完成を待たずにすべきことを解説 2024年2月22日 器物損壊罪の公訴時効は3年です。公訴時効とは、犯罪が終了してから一定期間が経過すると起訴することが許されなくなる制度のことです。つまり、公訴時効が完成すれば起訴されて刑事処罰を受けることがなくなります。また、器物損壊罪は被害者等の告訴がなければ起訴ができない親告罪ですが、親告罪の告訴期間は被害者が犯人を知った時から6ヵ...
器物損壊 器物損壊の有名判例を解説 2024年2月22日 ①器物損壊罪の「損壊」の意義を明らかにした判例 事案の概要 この事案は、被告人が飲食店で営業上来客の飲食の用に供すべき器物に放尿した行為について、器物損壊罪にあたると判断された事例です。 この事例では被告人が飲食店の食器に放尿したとはいえ、洗浄・殺菌した後であれば再度食器として利用することが可能であるため「損壊した」と...
器物損壊 器物損壊で警察に呼び出しされたら無視していい?対応方法を解説 2024年2月22日 「器物損壊事件で警察に呼び出しされた…無視するとどうなるのだろう…」 「警察からの呼び出しに応じたら逮捕されるのだろうか…」 このようにお考えではないでしょうか。 結論から言いますと、器物損壊事件で警察の呼び出しに応じる法的義務はありません。もっとも、在宅事件扱いの場合に正当な理由なく出頭を拒み続けたり無視をすると、「...
暴行・傷害 暴行罪の弁護士による全国無料相談|弁護士費用の相場も解説 2024年2月16日 暴行罪で逮捕されるかもしれない…弁護士に依頼すると費用はどれくらいかかるのだろう… そもそも暴行事件を弁護士に依頼する必要はあるのだろうか…弁護士は何をしてくれるの? この記事では、暴行罪に強い弁護士が、これらの疑問や悩みを解消していきます。 暴行事件を起こしてしまった方、逮捕された方のご家族の方で、この記事を読んでも...
暴行・傷害 暴行・傷害事件で示談しないとどうなる?被害者が示談に応じない時の対処法 2024年2月16日 「暴行・傷害事件を起こしてしまった場合、示談しないとどうなってしまうのだろう?」 「暴行罪・傷害罪で示談しなくても不起訴になることはあるのだろうか?」 「相手が示談に応じてくれない時、どう対処すればいいのだろう…」 この記事では、このような疑問や悩みを、刑事事件に強い弁護士が解消していきます。 暴行・傷害事件で示談しな...
その他の犯罪 パパ活で先払いのお金をもらって逃げると詐欺罪で逮捕?弁護士が解説 2024年2月15日 「パパ活が犯罪・違法になる場合は?未成年相手だと逮捕のリスク大!弁護士が解説」にも書かれているように、パパ活で食事やデートをしただけでは犯罪にはなりません。また、大人あり(売春すること)のパパ活は売春防止法違反となりますが、罰則規定がないため逮捕されることはありません。 それでは、 パパ活で先払いでお金をもらって逃げる...
刑事事件の基礎知識 誤認逮捕とは?警察を冤罪の賠償金・慰謝料請求で訴えることは可能? 2024年2月13日 「なにも犯罪を犯していないのに誤認逮捕されてしまった… 冤罪で逮捕されて被った被害の賠償金や慰謝料を請求するために警察を訴えることはできるのだろうか… なんらかの補償金を払ってもらえるのだろうか…」 逮捕されれば、場合によっては長期間身柄拘束をされお仕事や学校などに影響もあります。また、手錠をかけられたり留置場に入れら...
刑事事件の基礎知識 前科で資格制限を受ける対象資格の一覧表 2024年2月13日 前科がつくことで、一定の公的な資格の停止・剥奪や、新たに資格取得できなくなるなどの資格制限を受けることになります。 この記事では、 前科により資格制限を受ける対象となる資格 対象資格を制限する刑や制限を受ける期間 資格制限を受けることによる効果 資格制限の根拠となる法律 につきまとめたものを一覧表にしました。 どのよう...
暴行・傷害 暴行罪の刑事の時効は3年、民事の時効は5年です 2024年2月13日 刑事上の時効である「公訴時効(こうそじこう)」とは、犯罪行為が終わってから一定期間が経過すると、検察官が公訴の提起(起訴)ができなくなるという制度のことです。起訴ができなくなるということは、犯人を刑事裁判にかけて処罰することが出来なくなるということです。時間の経過とともに犯罪の証拠が散逸してしまい立証が困難になること、...