その他の犯罪 詐欺罪とは?成立要件・欺罔行為の意味・罰則・詐欺の種類を解説 2023年6月27日 そもそも刑法の詐欺罪とはどんな犯罪なんだろう… 詐欺で逮捕されるかも…どうすれば回避できるのだろうか… 家族が逮捕された…不起訴や執行猶予を獲得するにはどうすればいいのか… こういったことでお悩みではありませんか? そこでこの記事では、刑事事件に強い弁護士が、 ①詐欺罪とはどんな犯罪か ②逮捕の回避、早期釈放、不起訴、...
横領・背任 業務上横領は少額でも逮捕や会社を解雇をされる?事例も紹介 2023年6月6日 「会社のお金を着服してしまった…額は少なくても業務上横領で逮捕されるのだろうか…会社を解雇されることはあるのだろうか…」 このようにお考えではないでしょうか。 結論から言いますと、業務上横領は被害が少額でも逮捕や解雇をされる可能性はあります。 この記事では、横領事件に強い弁護士が、 業務上横領は少額でも罪に問われるのか...
刑事事件の基礎知識 刑事事件・刑事裁判の流れ【図に沿ってわかりやすく解説】 2023年5月30日 刑事事件の流れ ここでは、刑事事件の一般的な流れにつき、上の画像(刑事事件の流れの図・フローチャート)に沿ってわかりやすく解説していきます。 ①捜査の開始 捜査機関は世の中に存在する「事象」が「犯罪」に当たると考えた事件を捜査の対象とします。 では、捜査機関はどんな方法で「事象」を把握するのかといえば、被害者などからの...
窃盗・強盗 ひったくりは強盗になる?逮捕された時の刑罰とその後の流れ 2023年5月30日 ひったくりとは、手荷物を持っている歩行者や籠に荷物を入れている自転車に近づき、その背後から、あるいはすれ違いざまに瞬間的に物を奪い取る犯罪手口の一つです。 警察に事件が発覚すると、主に窃盗罪または強盗罪で検挙・逮捕されます。窃盗の場合は10年以下の懲役又は50万円以下の罰金、強盗の場合は5年以上の有期懲役が科せられます...
刑事事件の基礎知識 緊急逮捕の「直ちに」「充分な理由」に関する判例を弁護士が解説 2023年5月29日 ①緊急逮捕の翌朝の逮捕状請求が「直ちに」とはいえず違法であるとされた判例 事案の概要 本件被疑者は傷害被疑事件で午後7時30分頃、警察署司法巡査に緊急逮捕され、翌日午前8時頃に簡易裁判所の裁判官に対して暴力行為等処罰ニ関スル法律違反被疑事件として逮捕状が請求され、同日午前9時30分頃に被疑者に対して逮捕状が発付されまし...
窃盗・強盗 窃盗罪の有名判例を弁護士が解説 2023年5月27日 ①被害者に占有があるか否かの判断基準を示した判例 事案の概要 この事案は、被害者がバスを待つ間に写真機を身辺約30センチの箇所に置き、行列の移動につれて改札口の方に進んだが、改札口の手前約3.66メートルの所に来たとき、写真機を置忘れたことに気づき直ちに引返したところ、既に被告人によってその場から持去られていたという事...
その他の犯罪 脅迫罪の有名判例を弁護士が解説 2023年5月27日 ①遠まわしな表現であっても加害の告知を認めた判例 事案の概要 この事案は、2つの派の抗争が熾烈になっている時期に、一方の派の中心人物宅に現実に出火もないのに「出火御見舞申上げます。火の元に御用心」、「出火御見舞申上げます。火の用心に御注意」という趣旨の文面の葉書を発送し、これを配達させたことが脅迫罪にあたると判断された...
刑事事件の基礎知識 緊急逮捕とは?逮捕できる要件・罪名と他の逮捕との違いを解説 2023年5月24日 「緊急逮捕」という言葉は聞いたことはあるものの、実際のところ実はあまり理解していない…。緊急逮捕ってなに? このような方も多いのではないでしょうか。 そこでこの記事では、刑事事件に強い弁護士が、 緊急逮捕とは 緊急逮捕の要件 緊急逮捕できる罪名やできない罪名 緊急逮捕と他の逮捕(通常逮捕・現行犯逮捕)との違い 緊急逮捕...
刑事事件の基礎知識 詐欺罪の立証は難しい?刑罰は軽い?罪を犯した場合にすべきこと 2023年5月23日 「詐欺罪の立証は難しいと一般的には言われているし、罪を犯しても、検挙されたり刑事処罰を受けたりしないのではなかろうか…」 「仮に詐欺で逮捕されて有罪となっても刑罰は軽いのではないだろうか…」 このようにお考えの方もいるのではないでしょうか。 結論から言いますと、詐欺罪の立証は難しいです。欺罔行為の時点で犯人に被害者を騙...
刑事事件の基礎知識 在宅事件の流れと身柄事件との違い、起訴率(不起訴率)を解説 2023年5月19日 在宅事件とは逮捕、勾留によって身柄を拘束されていない事件のことをいいます。 対して、身柄事件とは、逮捕、勾留によって身柄を拘束されている事件のことをいいます。 在宅事件は、これまで通りの日常生活を送ることができる反面、身柄事件のように刑事事件の手続きに時間的制約が課せられていませんので、事件が長期化する可能性があります...