彼女をストーカーから守るためにすべき7つの対策を弁護士が解説

彼女をストーカーから守るうえで最も大切なのは、彼氏であるあなたが感情的に行動せず、正しい手順で対処することです。

「彼女がストーカーに遭っているけど、自分には何ができるのだろうか」「直接相手に文句を言いに行くべきだろうか」とお悩みの方もいるかもしれません。しかし、彼氏が単独でストーカーに接触すると事態が悪化するおそれがあります。

この記事では、ストーカー対応に強い弁護士が、彼女を守るためにすべき対策と、逆にやってはいけない行動について解説します。

なお、ストーカー被害について早急に対応したいとお考えの方は、この記事をお読みいただいた後、全国どこからでもご利用いただける当事務所の無料相談をご利用ください。

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ストーカー被害に遭っている彼女を守るためにすべき対策

彼女や妻などパートナーがストーカー被害に遭っている場合、男性側としてはどのように対処すべきなのでしょうか。彼女を守るためにとるべき行動と、逆に注意しなければならない言動などがありますので以下で解説していきます。

  • ①彼女のメンタル面のケアをする
  • ②勝手に行動せず彼女の意向を確認する
  • ③彼氏はストーカーとは絶対に連絡・接触しない
  • ④出来るだけ彼女に付き添って行動する
  • ⑤彼女に防犯グッズを持たせる
  • ⑥警察に相談する
  • ⑦弁護士に対応してもらう

①彼女のメンタル面のケアをする

彼女がストーカー被害に遭っていることが分かった場合には、まずは彼女の精神状態・メンタル面に気を配ってあげてください。

ストーカー被害が続く場合、被害者である彼女は肉体的にも精神的にも参ってしまい、抑うつ状態に陥ってしまうケースも多いです。メンタル面に不調を来している場合、日々の生活を送ることにも支障が出てきてしまう可能性があり、またストーカーへの対策としても自分で適切な対応をとることが難しくなってしまいます。

そこで、彼氏としてまずは彼女の精神的な支柱になることを意識してください。具体的には彼女の話を聞いて不安な心理状態を共有するところから努めましょう。そうすることで彼女は孤独ではない・1人で対処する必要はないと思えるようになります。

決して彼女の方にも「スキがあったのではないか」など批判したり追い詰めたりするような言動をとらないように注意してください。

②勝手に行動せず彼女の意向を確認する

彼女の話をしっかり聞き、本人の希望・意向を確認しましょう。

ストーカー被害に遭っているのはあくまで被害者本人である彼女です。そのため、あなたが足早に事態を解決しようと単独で行動することが、必ずしも積極的な事件解決につながらない場合もあります。

例えばストーカー行為を行っている相手方が何者か判明している場合、その相手方の自宅や勤務先に待ち伏せして乗り込んでいってストーカー行為をやめるように非難しに行った結果、無用な二次トラブルに巻き込まれたり逆に警察に通報されてしまったりする可能性もあるのです。

彼女は、穏便に適法な方法で事態を収拾したいと思っていても、あなたが先走って暴走することでそれが叶わなくなってしまう可能性もあります。そのため、2人でしっかり対話を重ねて彼女の希望を実現できるように方向性を共有することが大切です。

なお、ストーカーへの対応で避けるべき行動については「ストーカーを無視し続けると危険?正しい対策とNG行動」でも詳しく紹介しています。

③彼氏はストーカーとは絶対に連絡・接触しない

彼氏としては、彼女がストーカー被害に遭っていると知ると、男性性の現れとして「オレが行って話を付けてきてやる」と意気込んで行動してしまう人もいます。

しかし、頭に血が上った彼氏が直接ストーカーと対峙しに行くことはできるだけ控えるべきです。なぜなら、言い争いになり彼氏が相手に暴行をはたらいてしまったり、脅迫にあたる言葉を口にしてしまい罪に問われる可能性があるためです。

また、彼氏がストーカーを刺激することで、ストーカー行為が過激になったり彼女に対する嫌がらせを行うようになったりするリスクもあります。

慣れたストーカーの中には、連絡をとってきた彼氏のあなたを挑発したり煽ったりすることで、侮辱的な言葉や脅迫的な言葉を引き出そうと狙っている相手もいます。

大切なパートナーが被害に遭っている場合、機会をうかがいながら何としても解決したいと思っている彼氏が、いざ相手方と直接対面した際に感情的にならず冷静に用件だけを伝えることは非常に困難だと思います。そのため、ストーカーに直接連絡を入れたり接触しようと試みることは、逆に相手を無駄に刺激するだけで終わる危険性がありますので、控えましょう。

④出来るだけ彼女に付き添って行動する

彼女がストーカーに実際に付きまとわれている場合や通勤や買い物、ごみ捨て時など外出の際に接触を図ってくるような場合には、男性である彼氏が付き添って行動することが有効な対処法です。彼氏が自動車を持っているのであれば、スーパーへの買い物や出勤・退勤などの通勤時など少し距離がある移動の際には、自動車を利用して送迎することが効果的でしょう。

できるだけ彼女と行動を共にすることでストーカーが彼女に直接接触しにくくなり、また自動車で移動すればストーカーの目に付かないようにすることもできます。

ここで彼女と行動を共にしていた際に、ストーカーと思われる相手に遭遇したとしても、あなた1人で対処しようとしないでください。警察に通報したり頼れる第三者に相談すべきでしょう。

相手を追いかけたり直接文句を言ったり非難しに詰め寄ることは危険ですのでしないように注意しましょう。上述のとおり、こちらが侮辱したり手を出したりした場合には彼氏の側も罪に問われる可能性があるからです。

⑤彼女に防犯グッズを持たせる

彼氏といえども学校やバイト、仕事があるでしょうから必ずしも四六時中彼女と行動を共にすることは難しいと思います。そのためストーカー対策として彼女に防犯グッズを携帯・設置するようにしてもらいましょう。

具体的な防犯グッズとして、以下のような道具を手に入れることが効果的だと思います。

  • 防犯ブザー
  • 催涙スプレー
  • 防犯カメラ(ダミーカメラ)
  • スタンガン
  • ボイスレコーダー

防犯グッズは、小さくて携行が可能なものであれば持ち歩く彼女の負担も軽減できます。またストーカーは第三者の目を気にして行動する可能性も高いため、近くに人気がない場合や閑静な住宅地であっても被害に気づいてもらえる道具を選ぶように心がけましょう。

特に防犯アラームや防犯ブザー、催涙スプレーについては比較的安価ですので手に入りやすく、接触してくる相手を撃退することも期待できます。

具体的な防犯グッズの選び方については「ストーカー対策グッズ8選。何を買うべきか迷っている人向け」で詳しく解説しています。

⑥警察に相談する

ストーカー被害の有効な対処法として、警察に相談することが重要です。

付きまといなどのストーカー行為は「ストーカー規制法」で犯罪とされています。具体的には以下にあげるような行為は犯罪にあたります。

  • 付きまとい、待ち伏せ、押しかけ、うろつき行為
  • 監視してると告げる行為
  • 拒否しているのに面会や交際などを要求する行為
  • 乱暴な言動
  • 電話やメール、SNSメッセージなどを執拗に送りつけてくる行為
  • 汚物などの送付 など

犯罪にあたるストーカー行為ではないかと思った際には、彼女と一緒にまずは最寄りの警察署に相談しましょう。

また、電話で相談したい場合は「警察相談専用電話#9110」でお近くの都道府県の警察本部の総合窓口に繋がります。

一緒に警察に相談に行く際には、相手がどのような人物なのか、被害に遭った日時や場所、被害に遭った内容・状況などについて適切に伝えられるように整理しておくことも重要です。証拠となる物や記録したものは持参するようにしましょう。

警察がどこまで対応してくれるのか不安な方は「ストーカーを警察に相談したらどうなる?相談後の流れを解説」もあわせてご確認ください。

⑦弁護士に対応してもらう

警察に相談したが動いてくれなかった、あるいは、ストーカーの加害者が彼女の知人であるため警察沙汰にまでしたくはないといったケースもあると思います。

そのような場合は弁護士に解決を依頼しましょう。いきなり警察から警告を出すよりも弁護士からストーカー行為をやめるよう警告する方が加害者を刺激せずに済みます。また、弁護士が介入したにも拘わらずストーカー行為を継続すれば、不法行為による損害賠償請求訴訟を起こされたり、刑事告訴されるリスクが加害者に生じるため抑止効果も働きます。ストーカー対応に精通した弁護士であれば、交渉次第で相手を引き下がらせることも可能です。

また、ストーカーをしている相手がどこのだれか分からない場合であっても、相手方の携帯電話やメールアドレスが判明している場合には弁護士会照会などを利用して相手方を特定できる可能性があります。メールやSNSを利用したネットストーカーの場合には、運営会社やプロバイダに対して「開示請求」をして犯人を特定することも可能です。

ネットストーカーの犯人特定の具体的な方法については「ネットストーカーの犯人を特定する3つの方法をわかりやすく解説」をご参照ください。

彼女のストーカー被害でお悩みの方は弁護士にご相談ください

彼女をストーカーから守るためには、感情に任せて単独で行動するのではなく、彼女の気持ちに寄り添いながら、警察や弁護士といった専門家の力を借りて対処することが大切です。

弁護士に依頼すれば、加害者を不必要に刺激することなく法的な警告を行い、穏便に解決できる可能性があります。警察に相談しても対応が難しかったケースや、相手が誰か分からないケースでも、弁護士であれば犯人の特定から法的措置まで一貫して対応することが可能です。

大切なパートナーが被害に遭っている状況は、あなたにとっても精神的な負担が大きいことと思います。すでにストーカー行為がエスカレートしている場合や、彼女が外出を怖がっている場合には、早めに専門家へ相談されることをおすすめします。

当事務所はストーカー被害の解決実績が豊富で、全国どこからでも24時間無料でご相談いただけます。彼女を守りたいとお考えの方は、まずはお気軽にご相談ください。親身誠実に、弁護士が全力で対応いたします。

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この記事の監修者

若井亮 弁護士

若井 亮

代表弁護士

弁護士法人若井綜合法律事務所
東京弁護士会所属(登録番号:47827)

弁護士紹介ページ

ストーカー被害の解決に豊富な実績を持つ。元交際相手からのつきまとい、ネットストーカー、職場でのストーカー被害など、警察に相談しても動いてもらえないケースにも弁護士として毅然と対応。「報復が怖い」「大事にしたくない」という被害者の心情に寄り添い、穏便かつ確実にストーカー行為を止めさせることに全力を注いでいる。

ストーカー被害 ネットストーカー つきまとい・待ち伏せ 元交際相手の嫌がらせ 犯人特定・慰謝料請求
メディア掲載 フジテレビ「とくダネ」/ ダイヤモンド・オンライン / @DIME / サイゾー 他多数
講演実績 「不当要求対応の基礎」「犯罪組織によるマネー・ロンダリングと投資詐欺への法的処置」等
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弁護士が介入することで、交渉の窓口を一本化でき、加害者と直接やり取りする必要がなくなります。法的根拠に基づき、穏便かつ確実な解決を目指します。

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