刑事事件 刑事事件の基礎知識 勾留とは?逮捕との違いと要件、勾留期間を解説 2026年9月12日 「家族が逮捕された。このまま勾留されてしまうのだろうか」と不安を抱えていらっしゃるのではないでしょうか。 勾留とは、被疑者・被告人の身柄を捜査や裁判のために拘束する処分です(起訴前の勾留は、逮捕に引き続いて行われます)。起訴前は原則10日、延長されると最大20日続きます。もっとも、逮捕された人が必ず勾留されるわけではあ...
刑事事件 刑事事件の基礎知識 緊急逮捕の「直ちに」「十分な理由」に関する判例を弁護士が解説 2026年9月12日 ①緊急逮捕の翌朝の逮捕状請求が「直ちに」とはいえず違法であるとされた判例 事案の概要 本件被疑者は傷害被疑事件で午後7時30分頃、警察署司法巡査に緊急逮捕され、翌日午前8時頃に簡易裁判所の裁判官に対して暴力行為等処罰ニ関スル法律違反被疑事件として逮捕状が請求され、同日午前9時30分頃に被疑者に対して逮捕状が発付されまし...
刑事事件 その他の犯罪 詐欺罪の懲役は平均何年?初犯なら実刑か執行猶予かを解説 2026年9月12日 「詐欺罪の懲役は何年になるのか」「初犯なら執行猶予がつくのか」。ご本人やご家族がまず知りたいのは、この見通しではないでしょうか。 司法統計(令和7年)で詐欺の第一審判決を見ると、実刑は43.7%、執行猶予は56.3%でした。懲役の長さは1年以上3年以下に81.9%が集中しています。 つまり詐欺罪で問われるのは、条文の上...
刑事事件 性犯罪 リベンジポルノで成立する犯罪・罰則と逮捕後の流れを解説 2026年9月11日 「元交際相手の性的な画像をSNSに投稿してしまった」「ばらまくと送っただけだが、リベンジポルノは犯罪になるのか」と不安を抱えている方もいるのではないでしょうか。相手の同意を得ずに性的な画像・動画をネット上へ公開する行為は、リベンジポルノ防止法違反として3年以下の拘禁刑、または50万円以下の罰金が科される犯罪です。撮影や...
刑事事件 その他の犯罪 詐欺罪は立件が難しい?立証に必要な証拠と事件後の対処法 2026年9月11日 「詐欺罪は立件が難しい」と知って、自分は捕まらずに済むのだろうかと考えていませんか。立証が難しいことと、あなたが立件されないことは別の話です。 令和7年版犯罪白書によると、令和6年の詐欺の検挙率は28.2%。たしかに他の犯罪より低い水準です。ところが検挙されて検察に送られた後の起訴率は51.4%で、こちらは刑法犯全体の...
刑事事件 性犯罪 18歳未満とは知らなかった場合でも児童買春や淫行になる? 2026年9月11日 性行為をした相手が18歳未満と知らなかった場合でも、児童買春や淫行になるのだろうか。警察に聞かれた時に「18歳未満とは知らなかった」と言えば通用するのだろうか。このようにお考えの方も多いのではないでしょうか。 結論から言いますと、児童買春は故意犯であるため、相手が18歳未満(未成年)であることに気づかなかった場合、原則...
刑事事件 性犯罪 監護者わいせつ罪とは?罰則・構成要件と逮捕後の流れを解説 2026年9月11日 監護者わいせつ罪とは、親など監護者の影響力に乗じて18歳未満の子どもへわいせつな行為に及んだときに成立する犯罪です。 罰則に罰金刑はなく、6月以上10年以下の拘禁刑と定められています。そのため、起訴されて有罪となれば、執行猶予がつくかどうかで刑務所に入るかどうかが決まります。 「警察から呼び出しの連絡が来た」「家族が逮...
刑事事件 性犯罪 監護者性交等罪とは?同意があっても成立する理由と懲役の重さ 2026年9月11日 監護者性交等罪は、相手の同意があっても成立します。18歳未満の子を現に監護する立場の者が、その影響力に乗じて性交等に及んだ場合に成立し、罰則は5年以上の有期拘禁刑です。 「相手も嫌がってはいなかったのに、なぜ罪になるのか」と納得できないまま捜査を受けている方もいるのではないでしょうか。 この記事では、性犯罪に強い弁護士...
刑事事件 刑事事件の基礎知識 【一覧表つき】親告罪とは?告訴期間と非親告罪との違いを解説 2026年9月10日 親告罪とは、被害者などが告訴しなければ、検察官が刑事裁判に持ち込めない犯罪です。名誉を傷つけられた、物を壊された、別居しているおじやいとこに財産を持ち出されたといった被害が、これにあたります。 もっとも、告訴できる期間は無期限ではありません。「自分の被害は親告罪なのだろうか」「もう間に合わないのでは」と気がかりな方も多...
刑事事件 痴漢 痴漢は現行犯以外だと捕まらない?後日逮捕のケースと対処法 2026年9月10日 「痴漢をしてしまったが、その場では捕まらなかった。現行犯以外なら、もう捕まらないのだろうか」と、警察からの連絡におびえている方もいるのではないでしょうか。 結論からお伝えすると、痴漢は現行犯でなくても後日逮捕されることがあります。防犯カメラの映像やICカードの履歴から犯人が絞り込まれ、数か月後に自宅へ警察が来ることは実...