刑事事件の基礎知識 警察から電話が来る10の理由!無視するリスクと対処法を解説 2024年7月27日 「警察から電話が来た…なぜかけてきたのだろう…」 「警察からの電話を無視するとまずいのだろうか…折り返しすべきだろうか…」 「警察からの電話についてどう対応したらよいのかわからない…」 このようなことでお悩みではないでしょうか? ある日突然、警察から電話がかかってきたら、なんら身に覚えがない場合でも身構えてしまう方も多...
その他の犯罪 刑法199条の殺人罪とは?構成要件・刑罰・関連する罪の種類 2024年6月8日 殺人罪とは、故意に人を殺すことで成立する犯罪で、刑法199条に規定されています。刑罰は、死刑または無期もしくは5年以上の懲役です。 (殺人) 第百九十九条 人を殺した者は、死刑又は無期若しくは五年以上の懲役に処する。 刑法 | e-Gov法令検索 以下では、殺人罪の構成要件(成立要件)、殺人罪と関連した犯罪について、刑...
刑事事件の基礎知識 刑事事件の弁護士費用の相場は60万円~150万円程度 2024年6月2日 刑事事件の弁護士費用の相場は、着手金と報酬金を合わせて60万円~150万円程度(税抜き)となります。 ただし、事案によってはこの相場の範囲内に収まらないこともあります。また、弁護士費用の体系や費用は各法律事務所により異なりますので、あくまでも「目安」として参考にしてください。契約前に費用についてよく確認し、不明点を解消...
暴行・傷害 正当防衛はどこからどこまで?成立要件と過剰防衛との違いを解説 2024年5月17日 正当防衛とは、急迫不正の侵害に対して、自分又は他人の権利を守るため、やむを得ずに行った防衛行為のことです。 刑法第36条1項では、反撃行為が正当防衛にあたる場合は、たとえその行為が形式的には違法であっても実質的にみれば違法ではなく、犯罪は成立しないため、反撃行為をした者を処罰しないと規定しています。急迫不正な侵害に対し...
刑事事件の基礎知識 書類送検とは?前科はつく?逮捕との違いを弁護士が解説 2024年5月11日 書類送検(しょるいそうけん)とは、被疑者が身柄拘束されていない事件(在宅事件)を検察に送致することです。身柄拘束がされていないという点において「逮捕」と異なります。書類送検は、検察官が起訴または不起訴を判断する前段階の手続きに過ぎませんので、書類送検されただけでは前科はつきません。 この記事では、刑事事件に強い弁護士が...
性犯罪 パパ活は犯罪?逮捕される?罪状・刑罰と対処法を弁護士が解説 2024年5月5日 パパ活そのものを取り締まる法律はありません。建前では単に一緒に食事やデートをする対価を支払う契約に過ぎず違法性がないためです。 しかしながら、 大人あり(肉体関係あり)のパパ活だと犯罪や違法行為になるのでは? と思われている方も多いのではないでしょうか。 そこでこの記事では、刑事事件に強い弁護士がこの疑問を解消していき...
不法侵入 不退去罪とは?成立要件や時間・罰則と逮捕されるケースを解説 2024年4月26日 不退去罪(ふたいきょざい)とは、人の住居や、人の看守する邸宅・建造物・艦船から出ていくよう要求されたのに、退去せずに居続けることで成立する犯罪です。刑法130条に規定されています。罰則は3年以下の懲役又は10万円以下の罰金です。 不退去罪は「退去”しないこと”」、すなわち、不作為により構成される犯罪(真正不作為犯)とさ...
その他の犯罪 美人局が該当する5つの犯罪とは?逮捕されるとどうなる? 2024年4月23日 美人局は具体的にどのような犯罪に該当するのだろう…成立要件や罰則を知りたい… 美人局で逮捕されるとどうなってしまうのだろう…その後の流れが知りたい… この記事では、刑事事件に強い弁護士がこれらの疑問を解消していきます。 記事を最後まで読むことで、美人局で問われる可能性のある罪と罰則、逮捕後の流れ、逮捕されそう・逮捕され...
器物損壊 器損損壊とは?成立要件と示談金相場・示談しないとどうなるのかを解説 2024年3月30日 器物損壊とは、他人の物を損壊または傷害することです。そして、故意に(わざと)これを行えば器物損壊罪が成立します。器物損壊罪は刑法第261条に規定されています。罰則は、3年以下の懲役又は30万円以下の罰金若しくは科料です。 もっとも、器物損壊罪は、起訴をするにあたり被害者等の告訴を必要とする親告罪です。そのため、被害者と...
器物損壊 ペットなどの動物を傷つけると器物損壊?なぜペットは物扱いなの? 2024年3月30日 「ペットを傷つけたら器物損壊罪になるって本当?」 このようにお考えではないでしょうか。 結論から言いますと、他人が所有しているペット(動物)をわざと殺傷するなどした場合は、器物損壊罪に問われます。器物損壊罪は、故意に他人の物を損壊または傷害した場合に成立する犯罪であるところ、動物は法律上「物」として扱われているためです...