「窃盗と強盗の違いはなに?」 このような疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。 結論から申し上げますと、窃盗と強盗の違いは次の表のとおりです。 窃盗罪 強盗罪 手段 暴行・脅迫を用いずに財物を盗む 暴行・脅迫を用いて財物を奪う 対象となる財産 他人の財物 他人の財物+財産上の不法な利益 法定刑 10年以下の懲役ま...
刑事事件コラム
「経済的に裕福な人にだけが保釈されるのはおかしくないですか?」 「保釈金さえ払えば罪を犯しても釈放されるのはおかしくないですか?」 このような疑問を持っている方も多いかもしれませんが、それは誤解です。 この記事では、これらの「保釈金制度はおかしいのでは?」という疑問について、弁護士が詳しく回答します。 保釈金制度はおか...
保釈金(正確には保釈保証金)とは、起訴された被告人が保釈を認めてもらうに際して裁判所に収める必要がある金銭のことです。 保釈金の相場は概ね150万円〜300万円くらいです。 収めた金銭は、原則として裁判手続きが終了後に返ってきますが、一定のケースでは保釈金を没収されることもあります。 この記事では、刑事事件に強い弁護士...
「盗撮していないのに冤罪で逮捕されたらどうなってしまうのだろう…もし盗撮の冤罪をかけられたらどうしたらいいのだろう…」 このように考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。 この記事では、盗撮事件に強い弁護士が、以下の点について詳しく解説します。 盗撮の冤罪で逮捕されたらどうなるのか 盗撮の冤罪をかけられた場合の...
「援助交際した女の子がもしかしたら18歳未満だったかもしれない…児童買春の時効は何年だろう…いつまで待てば処罰に怯えなくて済む日が来るのだろう…」 このような不安をお持ちではないでしょうか。 結論から言いますと、児童買春の時効は5年です。ただし、児童の年齢によっては不同意性交等罪や不同意わいせつ罪に問われる可能性があり...
微罪処分とは、警察官が捜査した事件のうち、一定の事件については検察庁へ送致することなく、警察官が被疑者に対して厳重注意や訓戒等を行い、事件を終了させる手続きのことをいいます。 通常、警察などの司法警察員が事件の捜査を行った後は、その結果を検察官に送致し、検察官が起訴・不起訴の判断を行わなければなりません(全件送致の原則...
淫行事件を起こして警察に呼び出されている、取り調べを受けている、家族が逮捕されてしまった。このような場合、逮捕の回避や早期釈放、不起訴の獲得のためには弁護士の力が必要です。 とはいえ、弁護士に依頼することで具体的にどのようなメリットがあるのか詳しく知りたい方や、どの弁護士に依頼すればいいのか、また、どれくらい費用がかか...
撮影罪とは、正当な理由がないのに相手の同意なく性的姿態等を撮影・盗撮する犯罪で、刑法改正に伴い令和5年7月13日に施行されています。罰則は3年以下の拘禁刑または300万円以下の罰金です。これまで盗撮行為は主に各都道府県の迷惑防止条例により処罰されてきましたが、撮影罪が新設されたことで全国一律で処罰が可能となりました。ま...
女性の同意のもとハメ撮りをしたけどこれは犯罪になる? 恋人との性行為を盗撮した場合も罪に問われる? ハメ撮り動画をネットに流出させるのも犯罪? このような疑問をお持ちの男性もいるのではないでしょうか。 そこでこの記事では、刑事事件に強い弁護士が、 ハメ撮りにつき同意があっても犯罪となるのか 恋人との性行為を盗撮した場合...
「スカートを盗撮したらどんな罪になるのだろうか…罰則はどれくらいだろう…」 「スカートの盗撮をしてバレたら逮捕されるのだろうか…」 このようにお考えではないでしょうか。 スカートの盗撮と一言で言っても、スカート内を盗撮したのか、スカートの外から盗撮したのか、盗撮した場所、被害者の年齢、などによって適用される法律や罰則も...