このようなことでお悩みではないでしょうか?
この記事では、日々、モラハラ離婚に強い弁護士が、モラハラ被害を受けている妻によく共通してみられる特徴を解説していきます。
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目次
モラハラ夫の妻の特徴
まずモラハラ夫の被害に遭いやすい妻には共通の特徴があります。それはモラハラ夫が特定の性格や性質を備えた人物をターゲットとしてモラハラ行為を行っている可能性が高いからです。
具体的なモラハラ夫の妻として、以下のような特徴をあげることができます。
- 幼少期にDVや家庭内虐待に身近に接してきた
- 誰にでも優しくしようと心がけている
- パートナーへの依存心が強い
- 優柔不断で気持ちが揺れ動くことが多い
- できるだけ相手を傷つけないように言葉を選ぶ
- 自分に自信がない、自己肯定感が低い
- 交友関係が狭い、孤立しがちである
- 自分の気持ちを押し殺して言わない
- 自分が悪くないとわかっているのに謝ってしまう
- 他人の機嫌や顔色がとても気になる
- 後からこうしておけばよかったと後悔することが多い
この中でも、モラハラ夫の妻に特に顕著と思われる特徴をピックアップして以下で解説していきます。
過去にDVや家庭内虐待を身近に経験してきたこと
過去にDVや家庭内虐を身近に経験してきた人は、モラハラ夫の妻には多い傾向があります。
なぜならDVや家庭内虐待を過去に経験していることで、モラハラ行為が家庭内の夫婦の形・ありかたとして自然な光景であると受け入れてしまっている可能性があるからです。
具体的には自分の一方の親が他方に対して暴力をはたらいていた・暴言を浴びせていた・言葉によって精神的に虐待していた光景を日常的に目撃していたり、過去にモラハラ・DVなどを行う相手と交際したりしていた人です。
このような人の中には夫婦の関係や交際関係には「支配・被支配の関係」があり、一方が他方に対して力で屈服させるのは自然なことだと思い込んでしまっている人も多くいます。そのような人はモラハラ行為も「よくあることだ」と受け入れているため、夫がモラハラ行為を繰り返す環境が整ってしまっています。
したがって過去にDVや家庭内虐待を経験したことがある人もモラハラ夫の妻に多い特徴だと考えられます。
夫への依存心が強い
パートナーに対して経済的・精神的に依存している場合も、夫がモラハラを行いやすくなる可能性があります。経済的に強度に依存している場合、妻は生活費を自力で稼ぐことができないため夫から離れることができません。また精神的に強度に依存している場合には、夫がいないと精神的に不安定な状態に陥ってしまうため離れることができません。
したがって、夫への依存度が高いと、
- 夫が言うことは(たとえ嘘であったとしても)なんでも疑うことなく鵜呑みにしてしまう
- 夫の命令には逆らえない
- 夫に対して「それは違う」と意見することができない
- 夫に見放されると思うと不安で仕方がない など
と考えてしまう人が多いのです。
このような特徴を持つ妻のケースでは、夫も内心では「自分がいなければ妻はやっていけない」と感じていますので、暴力や虐待に至らずとも、逐一ひどい暴言を浴びせたりや妻の意見・考えや行動を否定したりするモラハラ行為を行いやすくなります。
したがってパートナーへの依存心が強いことも、モラハラ夫の妻には多い特徴です。
自己肯定感が低い
モラハラ被害にあう人は自己肯定感が低く、現在ありのままの自分を積極的に評価することができない可能性があります。
自己肯定感が低いと自分の意見や考え方に自信を持つことができませんので、他人に指摘されてしまうと「すぐに自分の考えをひっこめて」しまったり、「自分を否定して相手に謝って」しまったりしてしまいます。
そのためモラハラ夫の格好の餌食とされてしまうリスクが高いのです。つまり「お前はおかしい」「社会人として恥ずかしい」などと夫からモラハラ的発言を受けても、妻の側で「自分が悪いのかもしれない」と思い込んでしまうため、夫の嫌がらせ的言動がどんどん加速していってしまうのです。
さらに自己肯定感が低い人は、自分のことを「ひとりの人間として人格的に尊重せず、常に上から支配してくる」ようなパートナーを選んでしまう可能性もあるのです。なぜなら自己肯定感が低い人は「たくさんの選択肢の中から自分の意思でひとつを選ぶこと」や「自分の意見を相手に堂々と伝える」ことに不安感や不快感を抱いてしまうからです。そのためモラハラ夫のように自分の価値観を問答無用で押し付けてきたり、夫の好みで物事が決められていったりすることの方が快適・安心と感じてしまうのです。
以上のような理由から、自己肯定感が低い人もモラハラ夫の妻に多い特徴であると言えます。
真面目で献身的なため我慢してしまう
真面目で責任感が強い女性もモラハラ男性を引き寄せる可能性があります。なぜならこのような女性は献身的にパートナーの要望・希望を叶えようと奮闘するためモラハラ夫のターゲットになりやすいのです。つまり相手方の無理な頼み事やクレームについても真面目に取り組んでしまうのです。
さらに真面目で責任感の強い女性は忍耐強い傾向もありますので、嫌がらせ的な言動や虐待に対しても自分の感情を押し殺して我慢してしまう可能性もあります。
そのため、そんなあなたの優しさにつけ込んで、モラハラ夫は「いつもやってくれているだろ」「それはお前の役目だろ」などと無理を通そうとします。その結果ますますモラハラ夫のハラスメント行為が加速していってしまう可能性があります。
以上のような理由から真面目で献身的な人も、モラハラ夫の妻には多い特徴です。
モラハラ夫の妻という立場から脱却するには?
モラハラ夫の妻という立場から抜け出すにはどうすればいいのでしょうか。悪いのはモラハラ行為を行う夫です。ただ上記で解説したように妻の特徴・性格が夫のモラハラ行為を誘発・促進させているケースもあります。そのためカウンセリングなどによって夫や自分の性格を改善させるという手段も考えられます。しかしそもそもハラスメントをするような夫が素直にカウンセリングを受けることに承諾するとは思えません。さらに自分自身の性格を改善・矯正することも決して容易ではありません。
したがって、夫のモラハラ問題については、夫婦間トラブルの解決に精通する弁護士に相談することがおすすめです。
法律の専門家である弁護士があなたとモラハラ夫の間に入って活動・交渉し、別居や離婚の手続きをスムーズに進めて新しい人生をスタートさせることの方が、あなたの人生にとってメリットが大きい可能性があります。
弊所ではモラハラ夫との離婚問題を解決してきた実績があります。親身誠実に弁護士が依頼者を全力でサポートしますのでまずはお気軽にご相談ください。相談する勇気が新しい人生へのスタートに繋がります。
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