性犯罪 不同意性交等罪(旧強制性交等罪・旧強姦罪)の時効は15年です 2024年8月9日 不同意性交等罪の公訴時効は15年です。 不同意性交等罪とは、被害者が「同意しない意思を形成、表明、全う」することが難しい状態で性交等を行う犯罪のことです(刑法第177条)。2017年の刑法改正により「強姦罪」が「強制性交等罪」となり、2023年の刑法改正により「強制性交等罪」が「不同意性交等罪」となっています。 公訴時...
性犯罪 集団強姦罪とは?法改正による変更点と罪を犯した人がすべきこと 2024年8月9日 集団強姦罪とは、2人以上の者が共同で強姦罪または準強姦罪を犯すことで成立する犯罪です(いわゆる「集団レイプ」「輪姦」)。ただし、平成29年の刑法改正に伴い集団強姦罪は新設された「強制性交等罪」に吸収される形で廃止されています。 この記事では、強姦事件に強い弁護士が以下の点につきわかりやすく解説していきます。 法改正後の...
横領・背任 横領した人と家族はその後どうなる?人生終了?弁護士が解説 2024年8月7日 「横領が会社に発覚した…自分や家族は今後どうなってしまうのだろう…」 「家族も横領の責任を負うことはあるのだろうか…」 このように悩まれているかたもいるのではないでしょうか。 実際、会社のお金を横領をしてしまい弊所に相談される方の中には「人生終了しました。家族にも顔向けできませんし、もう死ぬしかないとも考えています…」...
横領・背任 横領で返済できないとどうなる?返済義務はある?対応方法を解説 2024年8月7日 「横領したお金を返済できない場合や逃げた場合はどうなってしまうのだろう…」 「横領したお金の返済義務はあるのだろうか…家族が返済義務を負うことはあるのだろうか…」 「横領したお金の返済ができない場合はどうすればいいのだろう…」 このようなことでお悩みではないでしょうか。 この記事では、横領事件に強い弁護士が 横領したお...
その他の犯罪 私用文書等毀棄罪とは?わかりやすく解説 2024年8月6日 私用文書等毀棄罪(しようぶんしょとうききざい)とは、権利又は義務に関する他人の文書または電磁的記録を毀棄した場合に問われる罪です。刑法の第259条に規定されています。罰則は5年以下の懲役です。なお、私用文書等毀棄罪の公訴時効は5年です。また、私用文書等毀棄罪は、検察官が起訴するにあたって被害者の告訴を必要とする親告罪で...
刑事事件の基礎知識 他人の前科・犯罪歴を調べる4つの方法【公的機関からは不可能】 2024年8月5日 過去に逮捕・起訴され刑事訴追された経験がある方の中には,前科・前歴(犯罪歴)がどのような場合に第三者に明らかになるのかを気にされている方もいらっしゃるかもしれません。 そこでこの記事では, 一般の方が他人の前科・前歴(犯罪歴)を調べる方法にはどのようなものがあるのか という疑問点について弁護士が解説していきます。 前科...
横領・背任 横領を認めない場合にとるべき5つの対応方法を弁護士が解説 2024年8月3日 横領をやってないのに会社から疑いをかけられた…あらぬ疑いとはいえ、横領を認めないと何かしら不利益があるのでは… 横領をしてしまったが、認めないととどうなるのだろう… このような悩みや疑問をお持ちではないでしょうか。 そこでこの記事では、横領事件に強い弁護士が、 横領をやっていないのに疑いをかけられ、横領を認めない場合の...
刑事事件の基礎知識 警察から電話が来る10の理由!無視するリスクと対処法を解説 2024年7月27日 「警察から電話が来た…なぜかけてきたのだろう…」 「警察からの電話を無視するとまずいのだろうか…折り返しすべきだろうか…」 「警察からの電話についてどう対応したらよいのかわからない…」 このようなことでお悩みではないでしょうか? ある日突然、警察から電話がかかってきたら、なんら身に覚えがない場合でも身構えてしまう方も多...
その他の犯罪 刑法199条の殺人罪とは?構成要件・刑罰・関連する罪の種類 2024年6月8日 殺人罪とは、故意に人を殺すことで成立する犯罪で、刑法199条に規定されています。刑罰は、死刑または無期もしくは5年以上の懲役です。 (殺人) 第百九十九条 人を殺した者は、死刑又は無期若しくは五年以上の懲役に処する。 刑法 | e-Gov法令検索 以下では、殺人罪の構成要件(成立要件)、殺人罪と関連した犯罪について、刑...
刑事事件の基礎知識 刑事事件で弁護士をつけない7つのデメリットとは? 2024年6月3日 「刑事事件で弁護士をつけないことはできるのだろうか…」 「刑事事件で弁護士をつけないとどうなるのだろう…」 弁護士費用が払えない、あるいは事実関係に争いがないために弁護士をつける必要がないと考える方もいるでしょう。 まずお伝えしますが、どのような事件を起こした場合でも、起訴されるまでは弁護士をつけないという選択が可能で...