業務妨害とは、他人の業務を妨害することです。業務妨害に関する罪は3種類あり、虚偽の風説を流布し又は偽計を用いて業務を妨害すると「偽計業務妨害罪」、威力を用いて人の業務を妨害すると「威力業務妨害罪」、人の業務に使用する電子計算機若しくはその用に供する電磁的記録を損壊させたり不正な指令を与えるなどして人の業務を妨害すると「...
刑事事件コラム
興味本位で、あるいは、パートナーの浮気を確認したり浮気の証拠を確保するなどの目的で、勝手に人のスマホを見てしまう方がいます。しかしここで、 「人のスマホを勝手に見ると罪になるのではないだろうか…」 「人のスマホを勝手に見ることが違法であれば、違法な手段で入手した証拠は裁判で通用しないのではないだろうか…」 このようにお...
「会社の商品を横流しするとどんな犯罪にあたるのだろう…」 このようにお考えではないでしょうか。 「横流し」とは、物資を、正規のルートを経ずに転売することです。従業員が会社の商品を横流しする行為が、具体的にどのような犯罪に該当するのか気になっている方もいることでしょう。 結論から言いますと、会社の商品の横流しは「業務上...
「不正アクセスをしてしまったらどんな罪で逮捕されるのだろう…」 「不正アクセスで逮捕されたらその後どうなってしまうのだろう…」 「不正アクセスで逮捕されたらどう対応すればいいのだろう…」 このようにお考えではないでしょうか。 結論から言いますと、不正アクセス行為をすると不正アクセス禁止法違反で逮捕される可能性があります...
「不正アクセスをしてしまった…警察は動かないだろうか…それとも検挙・逮捕に向けて動くこともあるのだろうか…」 このようにお考えではないでしょうか。 結論から言いますと、令和4年度における不正アクセスの検挙率は約23%あり、逮捕の要件である「逃亡・証拠隠滅のおそれ」があると捜査機関に判断されれば逮捕される可能性も十分あり...
「身元引受人が必要となったけど、家族や親には心配かけたくないし、友人・知人・職場の上司には警察沙汰になっていることを知られたくない…身元引受人を弁護士に頼むことができるのだろうか…」 このようなことでお悩みではないでしょうか。 結論から言いますと、身元引受人を弁護士に頼むことはできます。弁護士に頼むことで、親族や職場の...
接見とは? 弁護士の接見とは? 一般人の接見と弁護士の接見の違いはなに? 弁護士接見でを依頼する方法や費用は?何をしてくれるの? この記事では、刑事事件に強い弁護士がこれらの疑問を解消していきます。 この記事を読むことで、接見、とくに弁護士接見が大切な方にとっていかに重要かがわかります。 接見とは 接見とは、弁護士ある...
「会社のお金に手を付けてしまった…業務上横領は初犯なら執行猶予がつくのだろうか…それとも懲役実刑になるのだろうか…」 このようにお考えではないでしょうか。 結論から言いますと、初犯であることは犯人にとって有利な要素として働きますので、業務上横領が初犯であれば執行猶予付きの判決を得やすいといえます。もっとも、初犯である...
業務上横領における示談とは、被害者に対して謝罪の意思を示すと伴に横領金を返済し(または返済を約し)和解することです。示談成立により逮捕回避、不起訴となる可能性が高まりますし、その場合、罰則(10年以下の懲役)を科されて前科がつくこともありません。示談金相場は横領額をベースとして被害者の処罰感情等により変動します。 この...
業務上横領罪とは、業務上自己の占有する他人の物を横領した場合に成立する犯罪です。法定刑は10年以下の懲役です(刑法第253条)。 この記事では、横領事件に強い弁護士が以下の項目などについてわかりやすく解説していきます。 業務上横領罪の構成要件(成立要件) 横領と窃盗との違い 業務上横領の逮捕事例や判例 業務上横領をして...