デリヘルから電話が来ても出てはいけない理由と無視NGのケース

デリヘルの利用後に風俗店から電話が入った場合、「大抵は良くない知らせ」です

もちろん、営業、サービス終了後のアンケート、女の子が自宅に忘れ物をした、こういった電話であることもあるでしょう。

しかし、アンケートについてはサービス開始前にお客の了承を得てから行いますし、営業や忘れ物についての電話も滅多にあるものではありません。そのため、デリヘルから電話がかかってきた時点で、「プレイ中に起きた問題で電話してきた」と受け止めた方が良いかもしれません。

そこでこの記事では、風俗トラブルに強い弁護士が、

  • 何が原因で電話してきたのか
  • 無視・着信拒否して良いケースと悪いケース
  • 電話がかかってきたときに取るべき行動

について解説していきます。

記事を最後まで読んでも問題解決しない場合には、全国無料相談の弁護士までお気軽にご相談ください。お力になれると思います。

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何が原因でデリヘルから電話してきたのか

デリヘルから電話がかかってくるほとんどのケースが、「本番トラブル」です

電話に出ると、風俗店の男性スタッフから「女の子が泣いて帰ってきましたよ。本番強要したそうですね。」「話がしたいので会えますか?それとも警察に被害届を出しましょうか?」こういった流れになることが多いでしょう。

なぜ、デリヘルは”後から”電話してくるの?

本番トラブルが起きると、女の子がその場でお店に電話して、男性スタッフに駆けつけてもらうこともあります。

しかし、デリヘルは無店舗型性風俗という名の通り、店のスタッフが側にいないホテルやお客の自宅でサービスを行います。密室内で男性客ともめ事になって、女の子の身に危険が及ばないとも限りません。

その場では何事もなかったかのように装い、お客と別れてから店に連絡するように女の子に教育している風俗店も少なからずあります

こういった理由から、事後的にデリヘルから電話してくることもあるのです。

身に覚えがないのですが?

自分では本番強要をしていないと思っていても、女の子がどう受け止めているかは別です

たいして嫌がっていなかった、拒否しなかった、何も返事がないので暗黙の同意だと思った、滑って誤って挿入してしまった。お客がそう思っていても女の子はそれを本番強要されたと感じていることもあります。

男性客としては悪いことをした意識が一切なかったとしても、女の子の方は非常に強い被害感情を抱いていることもあるのです。

デリヘルからの電話、無視して大丈夫?

女の子から本番行為を誘ってきた、または、明確な同意があった場合には、たとえデリヘルから電話があっても完全に無視して構いません

これは、店と風俗嬢が結託し、本番行為をしたお客に手当たり次第に電話して「強姦された。警察に通報する」と恐喝する手口です。

何度もしつこく電話が来る場合は、その電話番号を着信拒否しましょう。同時に非通知拒否設定もしておくべきです。

※ただし、後述しますが、警察から電話がかかってくることもありますので、「登録外着信拒否」の設定はしないよう注意してください

以下では、無視して放っておいてはいけない電話のケースをお伝えします。

無視がNGのケース

明確な同意があったとしても、挿入したことで女の子の陰部が傷ついた、途中でゴムが外れてしまうアクシデントが起きることがあります。この場合、女の子によっては、「手荒な扱いを受けた」「妊娠したらどう責任とってくれるのだろう」等の被害者意識を持つことがあります。そして、本番強要された、無理やり中に出されたなどと店に嘘をついて事態を大きくすることもあります。

また、明確な同意がないのに、勝手な思い込みで本番OKと判断して挿入したり、プレイの最中に誤って入ってしまった場合も、女の子からすると「強要された。強姦被害にあった。」と受け止めることもあります。

これらのケースでは、冤罪での家宅捜索・逮捕、民事訴訟のほか、風俗店に携帯番号から身元を割り出されて追い込みをかけられることもあります。

そのため、女の子の明確な同意があっても本番行為の最中にアクシデントがあった場合や、女の子の明確な同意がなく本番行為をしてしまった場合には、デリヘルからの電話を絶対に無視をしてはいけません

警察からの電話も無視は厳禁

見知らぬ固定番号から着信があった場合は、ネットで電話番号検索をして、警察署の番号かどうかを確認しましょう

警察が電話してくる場合は、通常は、留守電や伝言メモに「〇〇警察署 〇〇課の〇〇(氏名)です。折り返しお願いします」といった伝言を残してくれますが、携帯の設定によってはメッセージを残せない場合があります。

デリヘルからの電話だと思い込んで無視してしまうと、「無視するのはやましいことをしたからではないか」と警察に勘繰られる可能性もあります。

また、無視すれば、アナタの反論を聞く機会がないわけですので、風俗嬢の被害主張だけが警察の耳に入ることになります。

連絡がつかないため、警察が自宅に突然訪ねてきたり、最悪のケースでは冤罪で逮捕される怖れもあるでしょう

電話帳に登録していない固定電話番号から着信があった場合は、必ずネットの番号検索で確認するようにしてください。

デリヘルからの電話には出ない。折り返しをしない

無視してはいけないからといって、安易にデリヘルからの電話に出たり、不在着信に対して折り返してはいけません

電話に出たり、様子伺いのために折り返しすれば、デリヘルのオーナーや店長といった責任者から強い口調で詰問されることは目に見えています。

また、「示談金(慰謝料・解決金等)を払うかどうか今すぐ決めろ。断るなら電話を切った直後に警察に被害届を出しに行く」とその場で2者択一を迫られてしまいます。

「警察に行く」というキーワードでアナタは冷静な判断能力を失い、店側が提示した法外な金額で示談に応じる旨の回答を電話口でしてしまうこともあります。

示談は口頭でも成立するため、相手がスマホの録音アプリ等で会話を記録していたら、その法外な金額で示談が成立してしまうリスクもあります。

どうしても気になって仕方ないのであれば、こちらも通話を録音できる準備をしたうえで電話し、風俗店の主張や要件を聞くだけに留めましょう。

間違い電話等、無用な心配であったならそれに越したことはないのですが、本番トラブル(その他、盗撮トラブルなど)に関するものであれば、「弁護士に相談して改めて連絡します」と一方的に電話を切って構いません

デリヘルから電話があったら弁護士に相談

デリヘルから電話があったら、出たり折り返しする前に弁護士に相談しましょう。

本番行為に至った経緯や具体的状況から、性犯罪に該当するかどうか、損害賠償といった民事的責任を負うのか、法律家の視点で判断してもらえます。また、ケースバイケースでの妥当な示談金相場や、店への受け答えなどのアドバイスを貰うこともできます。

なお、自分での対応は困難と考えた場合や、既にデリヘルと電話してしまい、会う約束や金銭支払いの話をしてしまった場合には、弁護士に依頼して全てを一任することも一つの方法です。

弁護士は代理交渉をする権限がありますので、デリヘルからの金銭請求の拒否や、(依頼者にも非がある場合は)正当な金額での示談締結の交渉を進めることができます。また、弁護士が介入することで、デリヘル店は依頼者や依頼者の自宅・勤務先への連絡を禁止されます。風俗トラブルを家族や勤務先に知られることを防ぐことができるのです。

当法律事務所では、誰にも知られずに風俗トラブルを解決することを最も得意としております。刑事事件になることを防止し、親身誠実に弁護士が依頼者を全力で守り抜きます。全国どこからでも無料で弁護士に相談できますので、お困りの方はお気軽にご相談ください。

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