刑事事件 その他の犯罪 脅迫罪の有名判例を弁護士が解説 2026年10月2日 ①遠まわしな表現であっても加害の告知を認めた判例 事案の概要 この事案は、2つの派の抗争が熾烈になっている時期に、一方の派の中心人物宅に現実に出火もないのに「出火御見舞申上げます。火の元に御用心」、「出火御見舞申上げます。火の用心に御注意」という趣旨の文面の葉書を発送し、これを配達させたことが脅迫罪にあたると判断された...
刑事事件 その他の犯罪 キセル乗車・無賃乗車等の不正乗車は逮捕される?適用犯罪と罰則 2026年10月2日 キセル乗車や無賃乗車などの不正乗車は、鉄道営業法違反だけでなく、悪質な場合には電子計算機使用詐欺罪(10年以下の拘禁刑)や建造物侵入罪が成立する可能性があります。「その場では見逃してもらえた」「バレていないはず」と思っていても、防犯カメラやICカードの履歴から後日発覚し、逮捕に至るケースも少なくありません。 この記事で...
刑事事件 その他の犯罪 結婚詐欺で逮捕されたらどうなる?成立要件や罰則を弁護士が解説 2026年10月2日 結婚詐欺は刑法上の「詐欺罪」に該当し、10年以下の拘禁刑が科される重い犯罪です。「結婚詐欺罪」という独立した犯罪は存在しないものの、結婚をちらつかせて金銭を騙し取る行為は詐欺罪の成立要件を満たす可能性があります。 「自分の行為が結婚詐欺にあたるのだろうか」「逮捕されたらどのような刑罰を受けるのだろうか」と不安を感じてい...
刑事事件 その他の犯罪 詐欺罪とは?成立要件・欺罔行為の意味・罰則・詐欺の種類を解説 2026年10月2日 詐欺罪とは、人を欺いて財物を交付させる犯罪で、刑罰は「10年以下の拘禁刑」です。罰金刑の規定がないため、起訴されて有罪判決を受けると、執行猶予が付かない限り実刑となります。 「詐欺罪で逮捕されるかもしれない」「家族が逮捕されてしまった」——このような状況では、今後どうなるのか、どう対応すべきか不安を感じる方も多いでしょ...
刑事事件 その他の犯罪暴行・傷害 DVで逮捕される基準は?問われる罪と早期釈放の方法を弁護士が解説 2026年9月29日 「DVで逮捕されてしまうのか」「家の中のことで警察が動くのか」。配偶者や交際相手に手を上げてしまい、そんな不安を抱えていませんか。 DVは家庭内の出来事でも、暴行罪や傷害罪にあたれば逮捕されることがあります。特に、同居していて再び暴力をふるうおそれや、被害者に口止めをするおそれがあると判断されると、逮捕に踏み切られやす...
刑事事件 その他の犯罪 法定刑が死刑のみの外患誘致罪とは?過去の適用実例や判例はなし 2026年9月29日 外患誘致罪(がいかんゆうちざい)は、外国と通謀して日本に武力を行使させる罪で、刑法81条が定める法定刑は死刑のみです。もっとも、外患誘致罪で裁かれた人は今まで1人もおらず、この罪が適用された実例や判例は存在しません。外患に関する罪の適用が検討されたゾルゲ事件でも、実際には別の法律で起訴されています。 ニュースやSNSで...
刑事事件 その他の犯罪 特別公務員暴行陵虐罪とは?成立要件や罰則を弁護士が解説 2026年9月27日 特別公務員暴行陵虐罪(とくべつこうむいんぼうこうりょうぎゃくざい)とは、裁判官や検察官、警察官、刑務官などが、職務中に被疑者などへ暴行を加えたり、辱めや苦痛を与えたりしたときに成立する罪です(刑法195条)。刑罰は7年以下の拘禁刑(懲役・禁錮に代わる刑)で、公訴時効(起訴できる期限)は5年です。 殴る・蹴るといった暴行...
刑事事件 その他の犯罪 過失傷害罪とは?成立要件や事例、傷害罪との違いを解説 2026年9月26日 「不注意で人にけがを負わせてしまった。過失傷害罪で罰せられるのだろうか」と不安を抱えていませんか。過失傷害罪は、不注意(過失)で人にけがを負わせたときに成立する罪です。刑罰は30万円以下の罰金か科料(1,000円以上1万円未満の金銭の納付)に限られ、刑務所に入る刑は定められていません。 また、被害者の告訴(犯人の処罰を...
刑事事件 その他の犯罪 内乱罪とは?構成要件・刑罰と過去の事例をわかりやすく解説 2026年9月25日 内乱罪(ないらんざい)とは、国の統治機構を破壊するなど、憲法の定める統治の基本秩序の壊乱を狙って暴動を起こしたときに成立する、刑法77条の罪です。暴動の中での役割によって刑が分かれ、首謀者には死刑または無期拘禁刑が科されます。 ニュースで「国家転覆」や「クーデター」という言葉を見聞きし、日本にも内乱罪はあるのか、実際に...
刑事事件 その他の犯罪 電子計算機使用詐欺罪とは?構成要件や具体例、詐欺罪との違い 2026年9月25日 電子計算機使用詐欺罪とは、ATMやネットバンキングなどのコンピューターをだまして預金残高などのデータを不正に作り出したり、変造したカードなどを読み込ませたりして、財産上の利益を得る犯罪です。詐欺罪と名前は似ていますが、欺く相手が「人」ではなく「コンピューター」である点で、詐欺罪とは別の犯罪として処罰されます。 「システ...