マッチングアプリ詐欺の手口一覧と見分け方|事例・対処法も解説

マッチングアプリで知り合った相手に投資を勧められて振り込んでしまった、結婚をほのめかされて現金を渡してしまった。こうした詐欺被害が、性別や年代を問わず広がっています。警察庁によると、令和6年のSNS型投資・ロマンス詐欺の被害額は約1,272億円にのぼり、前年から大幅に増加しました。これらの詐欺では、犯人がSNSやマッチングアプリ上で被害者に近づく手口が多くみられます。

「信じていた相手だけれど、もしかすると詐欺かもしれない」「すでに振り込んでしまったお金は、もう取り戻せないのだろうか」と不安を抱えている方もいるのではないでしょうか。

早い段階で証拠を確保し、適切な手続きをとれば、騙し取られたお金を取り戻せる可能性は十分にあります。一人で抱え込んで諦めてしまう前に、まずは詐欺の手口と対処法を知っておきましょう。

この記事では、詐欺被害の返金に強い弁護士が、

  • マッチングアプリ詐欺によくある手口
  • 怪しい相手の見分け方
  • 実際に起きた詐欺の被害事例
  • 騙し取られたお金を取り戻す方法

についてわかりやすく解説します。

なお、マッチングアプリ詐欺の被害についてお悩みの方は、この記事をお読みいただいた後、全国どこからでもご利用いただける当事務所の無料相談へお気軽にご連絡ください。

詐欺被害に強い弁護士に無料相談
  • 全国どこからでも24時間年中無休でメールや電話での無料相談を受け付けております。
  • まずは詐欺被害の相談だけしたい方でもお気軽にご連絡ください
  • 詐欺の返金実績が豊富な弁護士が親身誠実に対応させていただきます

マッチングアプリ詐欺の主な手口

「警察庁・SOS47特殊詐欺対策ページ」によると、SNS型ロマンス詐欺の当初接触ツールとしてマッチングアプリが最も多く利用されています。

SNS型ロマンス詐欺。当初接触ツールの割合

警察庁・SOS47特殊詐欺対策ページ

また、消費者庁の「マッチングアプリの動向整理」によると、マッチングアプリの利用者の中には、実際に詐欺の被害に遭った人のみならず、ネットワークビジネスや投資の勧誘を受けるなど、詐欺の被害に巻き込まれそうになったという利用者も相当数にのぼります。

マッチングアプリで被害に遭わないためにも、まずはどのような手口があるのかを把握しておきましょう。マッチングアプリで行われる詐欺には、主に次のような手口があります。

  • 投資詐欺
  • 結婚詐欺
  • 国際ロマンス詐欺
  • デート商法
  • ぼったくり詐欺

投資詐欺

投資詐欺の手口としては、マッチングアプリといった出会い系サービスで知り合った相手に、「必ずもうかる投資方法を教える」などとメッセージを送り、SNSに誘導し、投資に関するメッセージのやりとりを重ねて被害者を信用させ、最終的に「投資金」や「手数料」などという名目で、ネットバンキングなどの手段により金銭等を振り込ませる手口です。

サクラアカウントが多数いる投資グループに加入させられると、サイトの画面上では利益が出ている様子を見せられ、著名人のアシスタントを名乗る者とのやり取りを重ねるうちに、相手の言うことをなんでも信用してしまう心理状態になってしまいます。

このような手口で、相手に言われるがまま指定された口座に振り込み、電子マネーカード数百万円分を購入してコード番号を相手に送信してしまい、合計1億円以上を騙し取られたという被害も発生しています。

結婚詐欺

結婚詐欺とは、結婚するつもりがないにもかかわらず、あたかも結婚するかのように相手を騙してお金や資産を奪い取る詐欺の手口のことをいいます。

マッチングアプリのような出会い系サービスは、交際相手や結婚相手を探すことを主な目的として利用しているユーザーがほとんどですので、結婚詐欺師にとっては獲物を探すのに最適な場といえます。

結婚詐欺の場合には、交際開始から恋愛関係・結婚の話までが非常にスピーディーに展開していく傾向にあります。少額の金額から貸し借りを繰り返し、「この人はお金を貸しても必ず返してくれる人だ」と信用させてから、高額な金額を交付させて詐欺の被害に遭うというケースも存在しています。

結婚詐欺の詐欺師が被害者からお金を騙し取るための口実としてよくあるものに、以下のようなものがあります。

  • 結婚前に借金を完済しておきたい
  • 親が急病で入院して治療費が捻出できない
  • 交通事故に遭ってしまい急に手術費が必要になった
  • 事業を開始するために開業資金が必要
  • 結婚後の生活費を賄うために積立投資をしよう など

結婚詐欺の詐欺師は、結婚という動機を口実に、何かと理由をつけて被害者からお金を騙し取ろうとします。結婚詐欺の具体的な見分け方や対処法については「結婚詐欺とは?5つの特徴と見分け方・手口・対処法を解説」で紹介しています。

国際ロマンス詐欺

この詐欺は、出会い系サービスで知り合った相手が、恋人や結婚相手になったかのように振舞い、最終的には金銭を騙し取るものを指します。他の詐欺の手口とは異なる国際ロマンス詐欺の手口として、相手が「外国籍の人物を装っている」場合や「国際的な恋愛(ロマンス)を積極的に利用」して被害者に金銭を交付させるという点が挙げられます。

また、国際ロマンス詐欺の場合には、詐欺師は外国籍の軍人や医師(軍医)、弁護士、個人事業主などのふりをして被害者に接触してくることが多く、相手方のマッチングアプリのプロフィール写真にも一見して外国人だとわかる顔写真を設定しているケースが目立ちます。国際ロマンス詐欺の実際の被害体験談については「国際ロマンス詐欺の手口と見分け方|被害事例3選」で詳しく解説しています。

デート商法

悪徳商法の一種で、被害者の恋愛感情を悪用して高額な商品やサービスの契約を結ばせる手口です。マッチングアプリで仲良くなった相手と実際に会うと、宝石店や不動産事業者に連れていかれ、「資産価値があるので購入しておくべきだ」「将来の経済不安を軽減できる」などとお店とグルになって購入を勧めてきます。

被害にあったことに気づいた際には、交際相手だと思っていた相手とは連絡もとれなくなり、高額な支払義務だけが残ってしまうということになってしまいます。デート商法では、クレジット契約がとおりやすい数十万〜数百万円の価格帯の商品の購入を勧められることが多く、例えば、宝石・絵画、投資用マンションなどの不動産を購入させる手口も確認されています。

ぼったくり詐欺

マッチングアプリや出会い系サイトで出会った男性を、女性がぼったくりバーや飲食店に連れていき法外な代金を支払わせるという手口を「ぼったくり詐欺」といいます。

この詐欺の場合、ぼったくり店舗と女性が裏で繋がっており、被害者を店に誘導するためにマッチングアプリや出会い系でターゲットを探していたことになります。

相手の女性が「前々から行ってみたい店がある」と言って店を指定してくるような場合には、ぼったくり詐欺の疑いがあります。女性が頑なに特定の店舗やバーにこだわる場合には、別の店を提案して相手の態度を見てみたり、実際にその店舗を検索・調査してみて事前評判を確認しておくことも重要です。

このほか、自社商品の販売員として勧誘してネットワークを広げる「ネットワークビジネス」や「マルチ商法」の勧誘にマッチングアプリが使われるケースもあります。マッチングアプリで知り合った相手から物品の購入や会員登録を勧められた場合には、こうした勧誘も疑っておきましょう。

マッチングアプリ詐欺の見分け方

マッチングアプリをはじめとする出会い系サービスで詐欺被害に遭わないために、詐欺師にありがちな特徴を見ていきましょう。

写真が美男・美女すぎる

プロフィール写真の人物が美男・美女すぎるという場合には、マッチングアプリ詐欺の疑いがあります

詐欺師は、マッチングアプリを悪用して騙せそうなユーザーを漁っています。まず最初に被害者と接触するためには、相手の目に留まる必要があります。そこで、容姿端麗な人物の画像をプロフィール写真に設定しているケースが少なくありません。

実際は、ネット上から無関係な第三者の顔写真を無断で流用していたり、画像生成アプリによって架空の美男・美女を作り出していたりするおそれがあります。女性による詐欺の手口や特徴については「マッチングアプリ詐欺女の手口と特徴!投資詐欺や結婚詐欺に注意」で詳しく解説しています。

メッセージがテンプレすぎる

マッチングアプリで出会った相手からのメッセージがあまりにテンプレすぎる場合には、詐欺師の可能性があります。テンプレとは、定型文・ひな形のことです。

マッチングアプリを悪用する詐欺師は、被害者に送るためのメッセージについてはひな形・定型文を作成しておき、それをコピー&ペーストして多用していることがあります。詐欺師は多くのユーザーに対してメッセージを一斉送信している可能性が高く、また相手からの返信には目を通していないケースもあります。

最初に送ってくるメッセージが、定型文のコピペのように感じる場合には、やり取りを続けるのは危険です。違和感や不安を感じた場合には、その相手とはやり取りしないようにしてください。

すぐに他のSNSでやり取りしようとする

すぐに他のSNSでやり取りしようとする相手も詐欺師である可能性があります。特に、マッチングアプリ詐欺の場合には、被害者をLINEに誘導することが多いと言われています。

マッチングアプリを悪用して被害者と接触する場合、そのままマッチングアプリで連絡を続けていると、詐欺被害に遭った利用者から詐欺アカウントであると運営側に通報されてしまい、アカウント停止・凍結されてしまうおそれがあります。これに対して、LINEは他のSNSアプリとは異なり一対一でのやり取りを基本としたツールであり、アカウントが停止されたり凍結されたりするリスクが小さく、相手のアカウントをブロックしてしまえば連絡を絶つこともできます。

このように、LINEなどのSNSは詐欺師にとって非常に都合の良い連絡ツールであるため、執拗にLINEに誘導してくる場合には、決して応じてはいけません

「警察庁・SOS47特殊詐欺対策ページ」によると、マッチングアプリやSNS等で詐欺被害に遭われた方の9割以上が、LINEを被害時の連絡ツールとして使用していたことがわかっています。

詐欺被害時の連絡ツール

警察庁・SOS47特殊詐欺対策ページ

話に矛盾が多すぎる

プロフィール内の情報ややり取りの間に矛盾が多い場合には、詐欺師を疑うべきです。相手の職業・経歴、居住地などについて、発言内容が一貫していないことも詐欺師の特徴です。日本の大企業に勤務しているはずが、いつの間にか海外で事業を行っている実業家になっていたり、発言内容に食い違いや矛盾が目立つ場合には、距離を置く必要があるでしょう。詐欺アカウントの場合には、複数の設定を使いまわしていたり、AIによって自動生成したりしてメッセージを送ってきているものもあります。

したがって、相手の話に矛盾が多すぎる場合には、それ以上の連絡は控えるのが賢明です。

アプローチが積極的すぎる

アプローチが積極的すぎたり、情熱的な言葉を何度もかけてくる相手にも注意が必要です。

詐欺師の中には、明らかに出会いを求めている人を引き付けようと、やり取りが始まって比較的短い期間であっても、甘い言葉や結婚を匂わせる言葉を多用して積極的に口説いてくることがあります。「愛している」「今すぐ会いたい」など熱烈な言葉を頻繁にかけてくる相手には十分警戒が必要です。

マッチングアプリで出会った顔も知らない相手から積極的に恋愛や結婚のアピールをされた場合には、距離を置いて警戒しておきましょう。

すぐに会いたがる/まったく会いたがらない

マッチングアプリで出会ってすぐお互いあまり知らないにもかかわらず、すぐに会いたがる場合には、美人局などの可能性があります。

逆に、いくらやり取りを続けてもまったく会いたがらない場合にも、ロマンス詐欺である可能性があります。テレビ電話などで顔を見せて通話することも頑なに拒否する相手も、素性を偽っている可能性があります。

このように「すぐ会いたがる」または「まったく会いたがらない」という両極端である場合には、詐欺師である可能性があります。

お金に関する話題やお金の相談が多い

マッチングアプリを悪用している詐欺師は、最終的には被害者からお金を騙し取ろうとしています。そのため、お金にまつわる話題が多くなりがちです。

以下のようなお金の話題を頻繁にしてくる場合には、詐欺師が、被害者がどれくらいお金を持っているのか品定めしている可能性があります。

  • 年収/月収の金額
  • 勤務先の情報
  • 預貯金額
  • 株式投資への関心の有無
  • 副業に対する興味 など

さらに、マッチングアプリで出会った相手から実際にお金の相談を持ちかけられた場合には、詐欺師である疑いが極めて高いといえます。事故や医療費などお金にまつわるトラブルの相談をして、助けてあげたいという被害者の親切心を悪用しようとします。国際ロマンス詐欺などでは、プレゼントを航空輸送する運賃や、荷物の一時預かりなどを依頼して、その手数料名目で被害者からお金を騙し取るケースもあります。お金の相談が出た時点で詐欺師であると考え、それ以上のやり取りは控えてください

マッチングアプリ詐欺の被害事例

実際にどのような被害が起きているのか、代表的な事例を確認しておきましょう。

【事例①】結婚資金を貯めようと誘われ多額の振り込みをしてしまった

この事例は、マッチングアプリで知り合った男性から「結婚資金を貯めよう」と誘われ、多額のお金を騙し取られる典型的な結婚詐欺の事例です。被害にあった流れは以下の通りです。

  1. 結婚したいと思い、マッチングアプリに登録。
  2. 知り合った男性からマッチングアプリを退会してメッセージアプリで連絡を取るよう提案される。
  3. 一緒に結婚資金を貯めるために暗号資産の取引所のアプリをダウンロードし、カスタマーセンターに問い合わせるよう指示される。
  4. 指示通りに取引所へ連絡すると、個人名義の振込口座を知らされる。
  5. 2カ月間で10回に分けて、家族の貯金やキャッシングで合計3,000万円を振り込む。
  6. 友人から騙されているのではないかと言われ、調査すると暗号資産の取引所のアプリが偽物だと判明。
  7. 財産をほとんど使い果たし、キャッシングや他のローンの返済ができない状況に陥る。

参考:練馬区ホームページ

この女性は、マッチングアプリの登録には身分証明書が必要だったので安全だと思い込んでしまい、また、「コロナの感染拡大が収束したら会いに行く」と男性に言われ信じてしまったことからこのような詐欺被害に遭っています。

詐欺師はマッチングアプリの登録時に偽の身分証を使うこともありますので、身分証が必要なアプリであっても必ずしも安全とは限りません。そもそも会ったこともなく信頼関係を築けていないような相手から結婚やお金の話が出た時点で詐欺と疑うようにしましょう。当事務所で実際に解決した類似の事案については「国際ロマンス詐欺で騙し取られた400万円を全額回収した事例」をご参照ください。

【事例②】勧められたFX取引で儲けが出たため追加振込をしたがその後返信がこなくなった

投資経験のない男性が、外国人女性の口車に乗せられてFX取引を始めた事例です。アプリ内で利益が出たため追加投資したところ、その後は連絡をしても返信が来なくなりました。被害にあった流れは以下の通りです。

  1. 中国人女性とマッチングアプリで知り合う
  2. 仲良くなり、無料通話アプリで頻繁にやり取りを開始
  3. 彼女はFX取引で成功し、「叔父がプロの投資家で教えてもらっている」と話す
  4. 投資経験がなかったが、彼女を信じて外国のFX取引アプリをインストール
  5. 彼女からアドバイザーを紹介され、無料通話アプリでやり取り
  6. FX口座開設のために運転免許証の写真を送付し、外国人名義の口座に10万円を振り込む
  7. 毎晩彼女からの指示を受け売買を行い、アプリ内で利益が出る
  8. 数日後さらに200万円を振り込む
  9. それ以上は入金できなくなる
  10. もうけ分の出金を依頼したが、返信が来ない

※参考:国民生活センター

マッチングアプリで知り合った人物から投資話を持ち掛けられ、インストールするよう指示されたアプリや、紹介されたアプリは、データ上は利益が出ているかのように見せかける架空のアプリである可能性が高いです。「簡単に利益が出せる」「もっと儲けることができる」と思い込ませ、多額のお金を振り込ませた後に連絡を断つ詐欺師の常套手段です。

うまい儲け話をマッチングアプリで知り合っただけの見ず知らずの人に教えるお人よしはいません。投資には必ずリスクが伴います。「指示した通りにすれば必ず儲けられる」といった甘い言葉に騙されないよう注意してください。投資詐欺の被害金を取り戻した実例については「SNS投資詐欺で騙し取られた200万円を全額返金させた事例」もあわせてご確認ください。

【事例③】デート商法でダイヤモンドを購入させられた

マッチングアプリで知り合った女性に誘われて訪れた宝石店で、断りにくい雰囲気のなか複数人から勧誘を受け、ダイヤモンドを購入してしまった事例です。被害にあった流れは次の通りです。

  1. マッチングアプリで知り合った女性とSNSでやりとりをし、好意を持つようになった。
  2. その女性と会うことになり、彼女の勤務先の宝石店に案内された。
  3. アクセサリー購入の勧誘を受け、「後に結婚するときに使える」と言われた。
  4. 複数人からの勧誘や断りにくい雰囲気の中で、ダイヤモンドを購入した。

参考:国民生活センター

被害者の恋愛感情を利用して高額な商品の契約をさせる「デート商法」の典型例です。もちろん女性と宝石店はグルで、複数人で被害者を取り囲むなどして帰りづらい雰囲気にさせ、宝石の購入をしつこく勧誘してきます。マッチングアプリ上の関係でしかないのに、さもあなたに恋愛感情があるかのように振舞う異性とは実際に会わない方が賢明です。

マッチングアプリ詐欺の被害に遭った場合の対処法

では、マッチングアプリで詐欺被害に遭ってしまい、お金を取り戻したい場合はどのように対処すればよいのでしょうか。以下で解説していきます。

まずは証拠を確保する

マッチングアプリ詐欺の被害に遭った場合には、被害の事実を立証するために証拠を保存しておくことが重要です。

詐欺の証拠として有効なものに、以下のようなものがあります。

  • 相手とのやり取りがわかるスクリーンショット
  • 会話の内容を録音したデータ
  • 相手が金銭の交付を求めたことがわかるやり取り
  • 相手に送金した金額・日時・支払方法がわかる記録
  • 購入時のレシートや領収書 など

詐欺の被害に遭ったことが分かる証拠は、詐欺師を刑事告訴する際や、相手方に対して返金請求する場合にも重要なものとなります。なお、運営への通報や相手のブロックによってこれまでのやり取りのデータが消えてしまうおそれもあるため、通報やアカウント削除を行う前に、やり取りをスクリーンショットで保存しておくことが重要です

アプリの運営元に通報する

マッチングアプリ詐欺の被害に気づいたら、すぐにアプリの運営元へ通報してください。

運営に通報・報告する場合には、あなたが受けた被害の内容や具体的なやり取り、詐欺師の疑いがある相手のアカウント情報や相手の行動などを詳細に報告しましょう。

アプリの利用規約に違反している場合や、詐欺などの不正行為が発覚した場合には、運営が問題のユーザーのアカウントを停止・抹消してくれる可能性があります。ただし、運営元がお金を取り戻すために動いてくれるわけではありません。お金を取り戻したい場合には、別途、弁護士への相談が必要です。

契約トラブルは国民生活センターに相談する

デート商法などで事業者と契約をさせられた場合には、国民生活センターに相談することができます。契約の種類によっては、一定の期間内であればクーリング・オフ(一定期間内なら無条件で契約を解除できる制度)によって契約を解除できる場合もあります。「国民生活センター」とは、消費者問題に関する情報提供や調査研究を行っている、消費者庁管轄の機関(独立行政法人)のことをいいます。

また全国共通の電話番号で電話相談できる「消費者ホットライン」を設置しており、「188」番をダイヤルすることで住んでいる地域の相談窓口(市区町村の消費生活センターや消費生活相談窓口など)を案内してくれます。

ただし、国民生活センターと消費生活センターは消費生活に関する相談窓口ですので、個人と事業者間のトラブルに関する相談が基本になっている点は理解しておく必要があります。また、騙し取られたお金を取り返すための具体的な手続きを代行してくれるわけではありませんので、その際には弁護士への相談が必要でしょう。

警察に被害申告をして事件化する

マッチングアプリを通じて詐欺師にお金を騙し取られた場合には、警察に相談しましょう。

被害届や告訴状を作成して提出することで、事件として捜査され犯人が逮捕される可能性もあります。

しかし犯人がどこのだれか全く手掛かりがない場合や、犯人が外国に住んでいる場合には、日本の警察では対応できない可能性があります。また、証拠関係や事実関係から、事件性があるとは言えない場合も警察は介入してくれないおそれがあります。

なお、警察が動いてくれた場合であっても、お金を取り戻してくれるわけではありませんが、相手方から示談の申入れがなされた結果、被害金が回収できるという可能性はあります。

お金を取り戻したいなら弁護士に相談する

詐欺の被害にあって現金などを騙し取られた場合には、弁護士に相談するようにしてください。

実際に詐欺師からお金を取り戻すためには、不法行為に基づく損害賠償請求や不当利得返還請求を行う必要があります。そのため法律のプロである弁護士に依頼しておくことがおすすめです。弁護士に依頼した場合の費用感やメリットについては「詐欺の返金を弁護士に依頼するメリットと費用相場・注意点」をご参照ください。

相手方に関する情報がない場合であっても、弁護士に事件を依頼すれば、弁護士会照会などを活用することで、相手方の個人情報を特定できる場合があります。特定した相手との交渉事項が発生した場合でも、代理人弁護士に依頼しておけば、和解交渉や示談書の作成などを一任しておくことができます。

さらに、相手方が返金に応じない場合には、裁判所に民事訴訟を提起して被害者の請求の可否を判断してもらう必要が出てきます。そのような場合であっても弁護士に訴訟代理人となってもらうことで、出廷対応や書面・証拠の作成・提出についてはすべて任せておくことができます。

当事務所では、マッチングアプリ詐欺の返金交渉などの対応を得意としており実績があります。親身誠実に弁護士が依頼者の大切なお金を取り戻すために全力を尽くしますので、マッチングアプリ詐欺の被害に遭われた方はまずは当事務所の弁護士にご相談ください。

マッチングアプリ詐欺の被害でお困りの方は弁護士にご相談ください

マッチングアプリ詐欺は、投資詐欺や結婚詐欺、ロマンス詐欺など手口が多様化しており、時間が経つほど相手の特定や送金したお金の回収は難しくなります。被害に気づいたら、できるだけ早く動くことが何よりも大切です。

弁護士に依頼すれば、相手の情報がほとんど残っていない場合でも、弁護士会照会などを活用した相手方の特定から、返金に向けた交渉、必要に応じた民事訴訟まで、被害回復に必要な手続きをまとめて任せることができます。警察や消費生活センターへの相談だけではお金が戻らなかったケースでも、弁護士が間に入ることで解決の糸口が見つかることは少なくありません。

「騙された自分が恥ずかしくて誰にも言えない」「相手の素性が分からないから、もう諦めるしかない」と感じている方もいるかもしれません。しかし、泣き寝入りをしてしまう前に、まずは一度状況を専門家に話してみることで、取れる手段が見えてくることがあります。

当事務所は、マッチングアプリ詐欺をはじめとする詐欺被害の返金交渉を数多く手がけてまいりました。全国どこからでもご利用いただける無料相談を設けておりますので、お一人で抱え込まず、まずはお気軽にご相談ください。

詐欺被害に強い弁護士に無料相談
  • 全国どこからでも24時間年中無休でメールや電話での無料相談を受け付けております。
  • まずは詐欺被害の相談だけしたい方でもお気軽にご連絡ください
  • 詐欺の返金実績が豊富な弁護士が親身誠実に対応させていただきます

この記事の監修者

若井亮 弁護士

若井 亮

代表弁護士

弁護士法人若井綜合法律事務所
東京弁護士会所属(登録番号:47827)

弁護士紹介ページ

詐欺被害の返金交渉に豊富な実績を持つ。一般社団法人 詐欺・不当要求対策協会の代表理事として、詐欺被害の撲滅に向けた研究・啓発活動にも取り組んでいる。投資詐欺、情報商材詐欺、占い詐欺など多様な手口に精通し、被害者の大切なお金を取り戻すために迅速に行動する。警察が動かないケースでも、弁護士による返金交渉や刑事告訴で解決に導いている。

投資詐欺 情報商材詐欺 占い・霊感商法 サクラサイト詐欺 不動産投資詐欺 返金交渉
メディア掲載 フジテレビ「とくダネ」/ ダイヤモンド・オンライン / @DIME / サイゾー 他多数
講演実績 「犯罪組織によるマネー・ロンダリングと投資詐欺への法的処置」「取り込み詐欺の法的処置」等
詐欺でお金を騙し取られた方へ

弊所では、全国どこからでも24時間、無料相談を受け付けております。

弁護士に相談したこともないし身構えてしまう…
騙されたお金を取り返したい…でもどうやって取り戻せばいいのだろう…方法だけでも聞いてみたい。

そのような方は、当法律事務所にお気軽にご相談下さい。
気楽なお気持ちでまずは詐欺被害の解決方法だけでもご相談してみてはいかがでしょうか

詐欺で騙されたお金は時間がたてばたつほど返金させるのが困難になります
弁護士の立場から、返金させるには”今なにをすべきか”、適切なアドヴァイスをさせていただきます。