
「マッチングアプリで知り合った女性から投資を勧められたけれど、これって詐欺勧誘なのだろうか」「やり取りしている女性がすぐにLINE交換したがるのは、いわゆるLINE詐欺女ではないか」といった不安を抱えている方もいるのではないでしょうか。
マッチングアプリは交際や結婚のきっかけとして広く利用されていますが、その一方で、男性の恋愛感情につけ込んで金銭を騙し取ろうとする詐欺女が潜んでいるのも事実です。投資勧誘・結婚詐欺・国際ロマンス詐欺・デート商法・副業勧誘など手口は多岐にわたり、被害額が数百万円から数千万円に及ぶケースも珍しくありません。
この記事では、詐欺被害の返金に強い弁護士が、
- マッチングアプリの詐欺女が使う5つの手口
- 怪しい女性を見分ける特徴とプロフィールの兆候
- 当事務所に寄せられた実際の被害相談事例
- 騙されてお金を取られた場合の返金方法
などについてわかりやすく解説していきます。
なお、マッチングアプリで女性から詐欺被害に遭ってお困りの方は、この記事をお読みいただいた後、全国どこからでもご利用いただける当事務所の無料相談をお気軽にご利用ください。
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マッチングアプリで詐欺女が使う手口
投資詐欺
マッチングした相手に「誰でも簡単に稼げる投資先がある」などと持ちかけ、金融商品や暗号資産(仮想通貨)を買わせたり、高額な情報商材の購入を勧めたりする「投資詐欺」は女性がよく用いる手口の一つです。
マッチング後、聞いてもいないのに女性側から投資を勧誘してきたり、投資や仮想通貨取引で儲けていることをアピールしてきたりする場合は、投資詐欺の可能性が高いです。特に、「今買っておけば数年後に倍以上の値段になる」などと甘い言葉でお金を要求してくることがあります。
さらに、「結婚資金を増やすため」として投資を勧めるケースや、架空の投資アプリを使って利益が出ているように見せかける巧妙な手口もあります。存在しない投資サイトに入金させ、お金を騙し取る手口が典型的です。
また、マッチングアプリ内での投資勧誘行為は規約違反とされることが多く、そのリスクを回避するために別のメッセージアプリ(例:LINE)に移動したいと要望してくる女性にも気をつけましょう。
投資詐欺の被害を防ぐには、マッチングアプリでの投資勧誘は全て詐欺だと思うくらいの心構えが必要です。「元金は保証」、「絶対に儲かる」などの甘い話には注意し、投資に確実な保証はないことを理解しましょう。また、直接的な投資勧誘だけでなく、投資セミナーや情報商材の購入を勧める場合も警戒が必要です。
結婚詐欺
マッチングアプリで詐欺を働く女性の手口として多いのは、「結婚詐欺」です。
「結婚詐欺」とは、結婚する意思がないにもかかわらず、恋人や婚約者のように振る舞い相手に恋愛感情を抱かせて、最終的には被害者から金銭などを騙し取る詐欺のことを指します。
マッチングアプリを悪用した結婚詐欺の場合、女性はマッチング直後から熱烈に好意を伝えてきたり、すぐに結婚の話を持ち出してきたりします。なぜならできるだけ早期にターゲットに恋愛感情を抱かせて、交際や結婚を餌に自分の思うようにコントロールしようとしているからです。
交流が深まりある程度仲良くなったところで、以下のようにお金が必要となる事情やトラブルが頻発することも結婚詐欺の特徴です。
- 病気や怪我をして治療を受けなければならないが医療費が高額で支払えない
- 会社や事業で損失を出してしまったが、穴埋めのための現金が手元にない
- 借金があるので、清算するまであなたと結婚できないと思っている など
結婚詐欺の具体的な手口や詐欺師の見分け方については「女性による結婚詐欺の手口と特徴|被害を防ぐための法的対策」で詳しく解説しています。
マッチングアプリにいる結婚詐欺師の女性は、結婚への強い希望や焦りを抱えている人を狙います。結婚式場の下見やウェディングドレス選びといった具体的な行動で信頼を得て、結婚を口実に金銭を要求します。「親が病気」や「借金の返済」といった同情を誘う理由や、「新居購入」や「結婚式費用」といった名目でお金を求めてくることが多いです。
国際ロマンス詐欺
マッチングアプリ詐欺には、外国人女性による「国際ロマンス詐欺」という手口もあります。
「国際ロマンス詐欺」とは、外国人を騙る人物からマッチングアプリなどを通じて連絡が入り、ターゲットの愛情や恋愛感情を利用して、金銭などを騙し取るタイプの詐欺です。
被害者の恋愛感情や結婚願望などを奇貨として財産を騙し取る点は結婚詐欺と共通していますが、国際ロマンス詐欺の最大の特徴は、実際に「相手方に会うことなく」お金を騙し取られてしまう可能性がある点です。警察庁もこの手口を「SNS型ロマンス詐欺」として注意喚起しており、被害は年々深刻化しています。
結婚詐欺の手口の場合には直接会ったりデートをすることもあります。しかし、国際ロマンス詐欺の手口では出会いから金銭交付までの「すべての過程がインターネットを通じたオンラインで完結してしまう」という特徴があります。
国際ロマンス詐欺では、外国に在住しているという設定でメッセージを送ってくるため、簡単には会うことができないという前提が被害者にも刷り込まれています。
このような国際ロマンス詐欺の事例として、紛争地帯に派遣された外国籍の女性軍人や医師などを名乗り、日本人男性をターゲットにしたものがありました。
プレゼントや荷物を日本に送るという名目で、氏名・住所、電話番号などの個人情報を聞き出そうとする手口も多数報告されています。国際ロマンス詐欺の実態については「国際ロマンス詐欺の手口と見分け方|被害事例3選」もあわせてご確認ください。
デート商法詐欺
男性の恋愛感情を利用して、貴金属や高級ブランド品などを買わせるタイプの詐欺を「デート商法詐欺」と言います。
マッチングアプリにいる詐欺師の女性は、最初から交際や結婚する意思などないにもかかわらず、それがあるように装い男性側が断り切れない状況に追いやります。
かつては絵画や宝石、毛皮などの高級品を購入させる詐欺手口が主流でしたが、最近では不動産や金融商品・仮想通貨などを購入させる事案も発生しており、被害額が高額にのぼるケースも報告されています。事案によっては、マッチングした女性が、店舗とグルになって被害者に商品を購入させるという事例も存在しています。
恋愛中は誰もが「好きな人に嫌われたくない」「信じたい」という気持ちを抱くため、デート商法は被害に気づくのが遅れることが多いです。また、恋愛感情の有無は当人しか分からないため事後的に詐欺であることを立証することは非常に難しいという特徴があります。
もっとも、デート商法の被害に遭ってしまった場合、特定商取引法(訪問販売など特定の取引を規制する法律)によるクーリングオフや消費者契約法に基づく契約の取消しができる可能性もあります。契約後できるだけ早急に、弁護士や国民生活センターに相談するようにしましょう。
副業詐欺
「副業詐欺」も、投資詐欺と同様「誰でも簡単に稼げる副業案件がある」と勧誘して金銭を騙し取るタイプの詐欺です。
マッチング後に割のよさそうな副業案件や副業で稼ぐノウハウを知るためと称して情報商材の購入などを迫られます。
中にはマッチングアプリで接触をしてきた女性が詐欺組織のメンバーで、あなたをセミナーや勉強会などに誘い出すためのおとりとして行動しているケースもあります。マルチ商法やネットワークビジネスへの勧誘が背後にあることも多く、このような手口の場合には、マッチングした相手ではなく、別の第三者から副業詐欺の勧誘を受けることになります。
マッチング後にLINEやFacebookのグループなどに誘導したり、しきりに第三者に会わせたがるような女性には警戒が必要です。副業詐欺の具体的な見分け方や返金方法については「副業詐欺の手口・見分け方と返金させる方法を弁護士が徹底解説」をご参照ください。
マッチングアプリにいる詐欺女の特徴
プロフィール写真がモデル並み
プロフィールやアカウントにモデル並みの女性の写真を使っている人は、詐欺目的でアプリを利用している疑いがあります。
マッチングアプリで詐欺を行う女性は、多くの相手に声をかけてその中から騙せそうな人に狙いを定めていきます。そのため、プロフィール写真に美女の写真を設定しておくと、多くのマッチングアプリのユーザーから声をかけてもらえる可能性が高まります。
マッチングアプリを利用している人は、アプリを通じて交際相手や結婚相手を探しているため、見た目が良く容姿端麗な人物である方が相手から接触してもらえる確率が高まります。
しかし、このようなモデル並みに美しい女性の写真は、当然詐欺師自身の姿ではありません。ネット上から拾ってきた無関係な女性の写真を無断で利用したなりすましのアカウントであったり、アプリで加工した写真を載せていたりすることもあります。また、最近は画像生成AIを活用して架空の美女の画像を作成することも容易にできます。
マッチングアプリで知り合った女性と実際に会ってみると、プロフィール写真と全く異なる容姿の人物が登場する、いわゆる「写真詐欺」の被害にあえばまだ"マシ"です。美女の写真で男性に恋愛感情を抱かせ、実際に会わずにネット上で「投資詐欺」や「国際ロマンス詐欺」の手口で金銭をだまし取るケースも少なくありません。
投資や副業で稼いでいるアピールをしている
投資や副業で稼いでいることをアピールしている女性にも警戒が必要です。
交際相手や結婚相手を探す際、経済的に成功している人物は非常に魅力的に見えます。投資や副業で大きく稼いでいる人物を装うことで、大きく稼ぐ秘密の知識やノウハウを知っていると思わせることができます。
人には、お金を持っている人の所に集まる傾向があるため、男性詐欺師のみならず女性詐欺師も自身がお金持ちのフリをすることが多いのです。また、投資詐欺や副業詐欺に勧誘しやすくなるため、詐欺師は自分が投資や副業の必勝法を知っているように振舞います。
さらに、ターゲットとなっている人も、自分よりもお金の知識や金融リテラシーが高い人物が、まさか自分からお金を騙し取ろうとしているとは考えないため、詐欺師にとっては一石二鳥だといえます。
プロフィールにLINE IDが記載されている
プロフィールにLINE IDが記載されている場合にも、マッチングアプリ詐欺である可能性があります。
マッチングアプリ上で詐欺や勧誘行為を続けた場合、被害を受けたユーザーから規約違反の迷惑アカウントであると運営に報告されてしまう可能性があります。この場合、マッチングアプリのアカウントを停止・抹消されてしまうリスクがあるため、引き続き当該マッチングアプリを利用したターゲット漁りができなくなってしまいます。
他方で、マッチングアプリで詐欺を働く女性は、プロフィールにLINE IDを記載して男性とLINEでやりとりするよう誘います。なぜならLINEでの個人間のやり取りは、マッチングアプリの運営会社による監視やパトロールが及びにくく、詐欺行為が発覚しにくいからです。そのため、被害者を騙して財産を騙し取ったあとは、相手のアカウントをブロックしてしまえば連絡手段を断つこともできます。
知り合って間もないのにLINEを交換しようとしてくる
また、マッチして間もないにもかかわらず、LINEを交換したがる女性(いわゆるLINE詐欺女)にも警戒してください。
上記のとおり、詐欺目的でアプリを利用する人は、アカウントの停止のリスクを回避するためにマッチングアプリ内でのメッセージのやり取りを嫌がります。
「アプリよりもLINEの方が慣れてるから」「LINEの方があなたとやり取りしやすい」など、もっともらしい理由をつけてLINEに誘導しようとしてきますので、安易に応じないようにしましょう。
他のサイトに誘導してくる
他のサイトにしきりに誘導しようとする女性にも気をつけましょう。
誘導されたサイトに登録したところ、登録料を請求されてしまうという被害も多数報告されています。
また、誘導されたサイトに個人情報を登録してしまうと、その情報を奪われて悪用されてしまうおそれもあります。
「今後はこっちのサイトでやり取りを続けませんか?」とURLを指定して送付してくる相手は、マッチングアプリ詐欺をする女性である可能性があるため、URLは絶対にクリックしないようにしましょう。
金銭的問題を抱えていることを相談してくる
やり取りをしていると、金銭的な問題を抱えていることを打ち明けてくる女性にも注意が必要です。
マッチングアプリ詐欺では、マッチングによって仲良くなった相手にお金に困っていることを相談して、お金を騙し取る手口を用いる女性も存在しています。
「会社で損失を出してしまい穴埋めをしないとクビになってしまう」や、「姉妹が難病で治療費が足りなくて困っている」など、相手からの同情を誘うような文言で騙してお金を受け取った途端、音信不通になってしまうという被害も発生しています。
マッチングアプリで詐欺女から被害にあわないための対策
美人・魅力的な経歴の女性には注意する
マッチングアプリを悪用した詐欺師は、容姿端麗な女性の写真や魅力的な経歴をアピールしてターゲットを漁っている可能性が高いです。
そのため美人すぎる女性の写真がアイコンとして設定されている場合には、詐欺師を疑いましょう。画像検索にかけると全く異なる第三者がヒットする可能性もあります。社長や投資家、女医など一般的に収入が高い職業についていて派手な生活をアピールしている相手にも注意しておきましょう。
詐欺師が経済的に余裕があると思わせるのは、交際相手に最適だという以外にも「この人が自分からお金を騙し取ろうとしているわけはない」と被害者に思わせることができるからです。
信頼できるマッチングアプリを利用するようにする
マッチングアプリ詐欺を避けるために、信頼できるマッチングアプリを利用することも重要です。
本人確認を厳しく求めるアプリや監視システムや通報システムが充実しているアプリであれば、勧誘目的の業者や詐欺師が少ない可能性が高いです。
また、マッチングアプリを運営するためには出会い系サイト規制法(「インターネット異性紹介事業を利用して児童を誘引する行為の規制等に関する法律」)に基づく届出が必要です。信頼できるマッチングアプリか否かを判断するために、運営元が適切に届出をしている事業者かどうかを事前に確認しておくこともおすすめです。
個人情報はできるだけ開示しないようにする
詐欺師はマッチングアプリを離れてLINEやその他のメッセージアプリを利用したがる傾向が強いです。なぜなら、個人間でのやり取りに移行することで運営会社の監視の目を逃れて、証拠をできるだけ残さないようにすることができるからです。
そのため、マッチング後にすぐにLINE IDの交換をしたがる相手には注意しておく必要があるでしょう。相手が信頼に足る人物か否かは、じっくりと時間をかけてやり取りをして見極める必要があります。
したがって、信頼関係も構築できていない出会って数日間のうちに、個人情報を教えることはできるだけ避けるようにしておきましょう。
マッチングアプリで詐欺女から被害に遭った方の相談事例
ここでは、当事務所に寄せられたマッチングアプリで女性から詐欺被害に遭った男性の相談事例を紹介します(プライバシーの観点から一部内容を変更しております)。
暗号資産を送金させられた事例
マッチングアプリで出会った女性に暗号資産(仮想通貨)を送金してしまったとして、事務所に相談に来られた方のケースです。
この事案の被害者(50代・会社員・男性)はマッチングアプリを利用して出会った自称イギリス人の女性と仲良くなりました。2人の仲が親密になると、女性は男性のことを「恋人」や「夫」などと呼ぶようになりました。
男性がこの相手との結婚を意識するようになった頃、相手から「結婚生活のために資金を出しあって投資しよう」と誘われました。男性は、女性から「結婚」という言葉が出てきたことに喜び、女性に言われるがまま相手が指定した暗号資産取引所の口座に約150万円分の暗号資産を送りました。
さらに、会うための費用として約50万円を送金したものの、理由をつけて実際に会うことはできませんでした。その後も、結婚資金用の積立として仮想通貨を相手に送っていましたが、やがて連絡が取れなくなってしまいました。この段階で、男性ははじめてマッチングアプリの女性に騙されていたと気づきました。
暗号資産はお金の流れを追うことが困難であるため、詐欺師を見つけて被害金を回収することが困難です。なお、当事務所が実際に投資詐欺の被害金を取り戻した事例については「SNS投資詐欺で騙し取られた200万円を全額返金させた事例」でご紹介しています。
FXの利益の出金が出来なくなった事例
マッチングアプリで知り合った女性からFX取引を勧められ、大金を騙し取られてしまったという相談を受けたケースです。
この事案の被害者(40代・自営業・男性)は、マッチングアプリで中国人の女性と知り合い、この相手はFX取引で成功して中国で富裕層として生活しているということでした。
毎日のように女性の裕福な生活の報告を受けていたため、男性もFX取引で利益を出したいと思うようになりました。女性は男性のFX取引専用アプリの準備を手伝い、専属のアドバイザーとチャットワークでやり取りができるように取り計らってくれました。
このアドバイザーの指示にしたがって投資をしたところ、アプリ内で利益が出ました。これに味を占めた男性は、追加で約500万円の投資をしたところ、その後、アプリの操作ができなくなり、出金しようとしてもできなくなっていました。
この事案では、フェイクの投資アプリを導入させられて、投資した資金を騙し取られていたと考えられています。
デート商法で投資用マンションの契約をさせられた事例
親密な関係になった女性から投資用マンションを契約させられてしまった、という男性からの相談事例です。
この事案の被害者(30代・会社員・男性)は、マッチングアプリを利用して出会った女性と仲良くなり、一緒に旅行に行く約束をする仲になりました。ある日、相手の女性から投資用マンションの購入を勧められました。男性は金額も高額であることから、気が進まなかったものの、女性から「毎月賃料が入ってくる」「これで2人の結婚生活も安泰」などと言われ、彼女に恋愛感情を抱いていた男性は、マンションの購入契約に署名・押印をしてしまいました。
その後、相手は都合が悪くなったとして旅行をキャンセルし、まったく連絡がとれなくなってしまいました。
このようなマッチングアプリの詐欺は、被害者の恋愛感情を悪用して高額な物品の購入をさせるというデート商法による詐欺事案であると考えられます。
マッチングアプリで詐欺女から被害にあった時の対処法
できるだけ証拠を残しておく
マッチングアプリで女性から詐欺被害にあったのではないかと不安になった場合には、まずは証拠を残すように努めましょう。
マッチングアプリ内やLINEやその他のメッセージアプリ上での女性とのやり取りの記録を残しておきましょう。LINEのように事後的にメッセージの送信を取り消すことができてしまうものもあるため、スクリーンショットなどを利用して相手女性とのやり取りを保存しておくことが大切です。
またICレコーダーやスマホの録音アプリで、実際に交わされた会話内容の録音についても重要な証拠となることがあります。さらに実際に相手方に金銭その他の財産を交付している場合には、金融機関の振込明細やクレジットカードの利用履歴、ATMでの引き出し記録などを残しておくことが被害を立証するために必要です。
クーリングオフ制度を利用する
マッチングアプリで知り合った女性に騙されて、ネットワークビジネス・デート商法詐欺、詐欺商材の購入契約をしてしまった場合にも、クーリングオフ制度を利用できる場合があります。
クーリングオフとは、一定期間内であれば無条件に申込みの撤回や契約の解除ができる制度のことをいいます。
マッチングアプリで女性から騙されて商品の購入や契約の申し込みをしてしまったが、具体的にクーリングオフができるか、やり方が分からないという方は、消費生活センターや弁護士に相談することでアドバイスを受けることもできます。
消費生活センターに相談する
マッチングアプリで詐欺被害を受けた場合には、消費生活センターに相談できます。
消費生活センターは地方公共団体が設置する行政機関で、事業者に対する消費者の苦情や相談のほか、消費者啓発活動や生活に関する情報提供などを行っています。
消費生活センターに相談することで、商品やサービスなどの契約で事業者とトラブルとなっている内容について専門の相談員に相談することができます。
警察に相談する
マッチングアプリで詐欺被害に遭った場合には、警察に相談することが可能です。
マッチングアプリで出会った相手にお金を騙し取られた場合には、詐欺罪に該当する可能性があります。そのため警察に被害届・告訴状を提出することで、事件として立件・捜査され相手女性が逮捕される可能性があります。
もっとも、警察は犯人を逮捕することが仕事であって、お金を取り戻してくれるわけではありません。そのため、女性から騙し取られたお金を返金させることが目的である場合には次で説明する弁護士への相談をおすすめします。
弁護士に相談する
マッチングアプリで詐欺被害に遭ってお金を取り戻したい場合には弁護士に相談することがおすすめです。
実際にお金を取り戻すには、相手方に対して返金請求や損害賠償請求をしていく必要があります。
弁護士に依頼しておくことで、相手方との取り戻し交渉や裁判手続になった場合の対応を一任できます。裁判所への出廷から主張書面の作成、証拠の収集・提出についてもすべて適切に主導してくれます。詐欺被害の返金を弁護士に依頼する際の費用やメリットについては「詐欺の返金を弁護士に依頼するメリットと費用相場・注意点」で解説しています。
当事務所ではマッチングアプリで知り合った女性から詐欺被害に遭ってしまった場合の返金交渉・返金請求を得意としており実績があります。親身誠実に弁護士が依頼者の大切なお金を取り戻すために全力を尽くしますのでまずはご相談ください。お力になれると思います。
マッチングアプリの詐欺女に関するよくある質問
マッチングアプリでサクラの見分け方はありますか?
サクラは、アプリ運営側が課金を促す目的で会話を長引かせる架空アカウントを指すのに対し、詐欺女は実在するユーザーが金銭や情報を騙し取る目的で活動している点で異なります。
一般的なサクラは、返信のテンポが不自然に一定であったり、話題が課金誘導につながる話ばかりで、実際に会う話には決して進みません。優良なマッチングアプリ運営会社では雇用の実態は確認されていないため、身元確認が厳格なアプリを選べば遭遇率は下げられます。もっとも、実際に金銭被害へ発展するのは詐欺女のケースが大半であり、こちらへの警戒のほうが優先度は高いと言えます。
マッチングアプリでまともな女性を見分けるポイントはありますか?
恋愛や結婚を真剣に考えている女性は、初期のメッセージでいきなり投資・副業・お金の話を持ち出すことはほとんどありません。恋活・婚活が目的の一般ユーザーは、写真や職業をあえて派手に演出せず、自然な自己紹介文で相手の趣味や価値観を尋ねる傾向があります。
「相手からの返信テンポが自然」「実生活が想像できる会話が続く」「連絡先の交換をこちらのペースに合わせてくれる」といった点が積み重なる相手は、比較的まともなユーザーである可能性が高いです。逆に本記事で紹介した「特徴」に複数当てはまる相手は、恋愛目的ではないと考えて距離を置くのが安全です。
女性のほうから積極的に誘われたら詐欺を疑うべきですか?
女性から積極的に連絡してくることがすべて詐欺というわけではありませんが、真剣な出会いを求めている女性は初対面の相手に急接近することを避ける傾向があります。
マッチングから数通のやり取りで「LINEを教えてほしい」「すぐに会いたい」「投資の話を聞いてほしい」といった要求が重なる場合は、相手の目的が恋愛ではない可能性を疑うべきです。特に、相手の生活実態が見えないまま感情的な言葉ばかりが送られてくるときは、国際ロマンス詐欺や結婚詐欺の入り口である恐れがあります。
LINEを悪用した詐欺女の代表的な例を教えてください
マッチングアプリからLINEに誘導された後は、運営の監視が及ばないため、詐欺女による被害が集中しやすい場面となります。
代表的な例としては、投資アプリのインストールを指示して入金させる投資詐欺、「困っている家族のために送金してほしい」と繰り返し金銭を要求するロマンス詐欺、投資グループへの参加費や情報商材を購入させる副業詐欺、外部の詐欺サイトへ登録させて登録料や個人情報を騙し取る手口などがあります。いずれもLINE上での長時間のやり取りで信頼関係を築いた上で金銭を要求してくるため、LINE移行の時点で相手の目的を冷静に見極めることが被害回避の鍵となります。
マッチングアプリの詐欺女に騙されてお困りの方は当事務所にご相談ください
マッチングアプリで女性から投資や結婚を口実に金銭を騙し取られたとき、警察に相談してもお金は戻ってきません。騙し取られた財産を実際に取り戻すためには、相手方への返金請求や損害賠償請求など、民事上の手続きを弁護士が主導する必要があります。
被害を受けた直後は、恋愛感情の残滓や自分を責める気持ちで一歩を踏み出しにくいものです。しかし、時間が経つほど相手が姿を消したり、口座からお金が引き出されたりして、回収は難しくなっていきます。すでに数百万円以上を送金してしまった場合、暗号資産や海外送金が絡んでいる場合、相手と連絡が取れなくなっている場合ほど、初動の速さが返金の成否を分けます。
当事務所はマッチングアプリを介した投資詐欺・結婚詐欺・国際ロマンス詐欺の返金請求を数多く取り扱ってきた実績があります。相手方との交渉から法的手続きまで弁護士が一貫して対応し、依頼者の負担を最小限に抑えながらお金を取り戻すために全力を尽くします。全国どこからでもご利用いただける無料相談を設けておりますので、まずはお気軽にご相談ください。
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この記事の監修者
詐欺被害の返金交渉に豊富な実績を持つ。一般社団法人 詐欺・不当要求対策協会の代表理事として、詐欺被害の撲滅に向けた研究・啓発活動にも取り組んでいる。投資詐欺、情報商材詐欺、占い詐欺など多様な手口に精通し、被害者の大切なお金を取り戻すために迅速に行動する。警察が動かないケースでも、弁護士による返金交渉や刑事告訴で解決に導いている。

