横領・背任 占有離脱物横領と窃盗のどちらが成立するのかが争われた判例 2026年10月8日 放置自転車が占有離脱物であるとされた判例 この事案は、被告人が拾ったA所有の自転車に対して窃盗罪が成立するのか、占有離脱物横領罪が成立するのかについて争われた事案です。 この事例では以下のような事実が認定されています。 所有者Aは酩酊のため路上に自転車を放置して立ち去った 交番に届け出たが酔っているため相手にされなかっ...
その他の犯罪 信書開封罪とは?警察に逮捕される?成立要件や時効を解説 2026年10月8日 信書開封罪(しんしょかいふうざい)とは、正当な理由がないのに、封をしてある信書を開けた場合に成立する犯罪です。刑法第133条に規定されています。罰則は1年以下の懲役または20万円以下の罰金です。信書開封罪は、秘密漏示罪(刑法第134条)とともに刑法第13章の「秘密を犯す罪」の章に規定されており、信書の内容を秘匿する利益...
窃盗・強盗 窃盗罪の有名判例を弁護士が解説 2026年10月8日 ①被害者に占有があるか否かの判断基準を示した判例 事案の概要 この事案は、被害者がバスを待つ間に写真機を身辺約30センチの箇所に置き、行列の移動につれて改札口の方に進んだが、改札口の手前約3.66メートルの所に来たとき、写真機を置き忘れたことに気づき直ちに引き返したところ、既に被告人によってその場から持ち去られていたと...
横領・背任 遺失物横領はバレない?バレる前にすべきことを解説 2026年10月8日 遺失物横領罪とは、他人の占有を離れた物を自分のものにした場合に成立する犯罪です。罰則は、1年以下の拘禁刑または10万円以下の罰金もしくは科料です。占有離脱物横領罪、拾得物横領罪ともいいます。 ※拘禁刑とは、2025年6月1日に施行された改正刑法により、従来の懲役刑と禁錮刑が一本化された刑罰のことです。 ここで、 「落ち...
横領・背任 横領罪の時効は何年?いつから進行するかを弁護士が解説 2026年10月8日 「横領の時効は何年で、いつから数えるのか」「このまま待てば逃げ切れるのか」。罪を犯してしまい、そうした不安を抱えている方もいるのではないでしょうか。 刑事の時効は、単純横領罪が5年、業務上横領罪が7年、占有離脱物横領罪(遺失物横領罪)が3年で、犯罪行為が終わった時から進行します。もっとも、この期間が過ぎても、被害者にお...
窃盗・強盗 使用窃盗とは?どこからが窃盗罪でどこまでが使用窃盗? 2026年10月8日 使用窃盗とは、他人の物を一時的に無断で使用し、あとで返すつもりだった場合の行為を指します。原則として窃盗罪は成立せず、不可罰として扱われます。ただし、使用した時間の長さや物の価値などによっては窃盗罪が成立するケースもあり、その境界線は決して明確ではありません。 「返すつもりだったのに窃盗罪で捜査されている」「どこまでが...
横領・背任 横領で返済できないとどうなる?2つの対処法を弁護士が解説 2026年10月8日 「横領したお金を返済できないと、逮捕されてしまうのだろうか」と不安を抱えていませんか。返済できなくても返済義務は消えず、自己破産をしても原則として免除されません。放置すれば、刑事告訴(被害者が捜査機関に処罰を求めること)や逮捕に進むおそれもあります。 もっとも、無理のない分割返済の計画を示して会社と合意できれば、告訴や...
横領・背任 業務上横領の示談金相場は?示談を成功させる5つのポイント 2026年10月8日 「横領が会社にばれたけれど、示談で済ませるにはいくら必要なのか」と不安を抱えている方もいるのではないでしょうか。業務上横領の示談金は、横領したお金の全額が土台になり、そこに遅延損害金や迷惑料が加わることもあります。 示談が成立すれば、会社が被害届を出す前なら刑事事件化を回避できる可能性があり、すでに捜査が始まっていても...
横領・背任 横領で刑事告訴されたらどうなる?流れと取り下げのための対応 2026年10月8日 「横領で刑事告訴されたら、このまま逮捕されてしまうのか」「会社に告訴すると言われたが、どうすればいいのか」と不安を抱えていませんか。 横領で刑事告訴されても、必ず逮捕されるわけではありません。警察は告訴を受理すると捜査を始め、起訴するかどうかは検察官が決めます。被害者との示談(話し合いによる解決)で告訴を取り下げてもら...
刑事事件の基礎知識 刑事事件の時効は何年?公訴時効を一覧表で犯罪別に解説 2026年10月8日 「あの事件の時効は、もう過ぎただろうか」「自分が犯してしまった罪は、何年で時効になるのだろう」。ふとした拍子に、こうした不安が頭をよぎる方もいるのではないでしょうか。 刑事事件の公訴時効は、軽い罪の1年から殺人などの「時効なし」まで、犯罪ごとに大きく異なります。自分に関わる罪が何年で時効を迎えるのかは、年数の決まり方を...