【事例紹介】美人局 自宅まで来られた事案

 

 皆さま、当サイトにご訪問いただきましてありがとうございます。

 本日は出会い系サイトで起きたかなり激しい美人局の事件について話をしたいと思います。

 様々な場所で述べてきたところですが、出会い系サイトは気軽な出会いの場を提供するものであって便利さはあるものの、他方で不特定多数の方が気軽に会える場であるがゆえにトラブルも多く起きております。
 弊所にお寄せいただくご相談においても、相手方と接点を持った場が出会い系サイトであることはよくあることです。
 
 そんな出会い系サイトですが、趣味の合う相手を探す、交際相手を探す、結婚相手を探すといった通常のカテゴリからやや外れた、援助交際の相手を探すサイトとなると、より多くのトラブルが報告されております。
 こういったサイトでは、大々的に援助交際の相手探しが展開されているわけではないのですが、書き込み内容を見ると「サポ」(サポート)とか「ホ別」(ホテル代別)などの造語で書き込みされており、見る人が見ればすぐに援助交際の相手を求めている書き込みと分かるようになっています。

 さて、過去にご依頼を受けたケースなのですが、こういった援助交際のやり取りが多数なされているサイトでトラブルが起こりました。
 サイトで出会い、その後、個人的にメールを交換してやり取りを開始、双方の目的は明確になっているため、とんとん拍子で話が進んだようです。

 待ち合わせをすると自称の年齢よりも若く見える女の子がやってきたので、少し気にはなったようなのですが、それでも当初の話のとおり、女の子の案内するホテルへ行き、性行為をして、お金を払ったようです。

 ホテルを出て、車で自宅に帰るまで、特に誰かが話しかけてくることもなく、トラブルにならず終わったなあと思った矢先、いきなり自宅に人が訪問してきたとのことでした。
 訪問者はいきなり「わかっていますよね」と話しかけてきました。
 依頼者はすぐに援助交際のことだと思い至ったのですが、自宅まで来られたことで気が動転し、そのままドアを閉めて、呼び鈴を押されても無視を続けたそうです。
 なお、依頼者は奥さん及びお子さんと同居しており、家族にはこのことを知られたくないと思っていました。
 ですが、自分も援助交際をした手前、警察には相談することができないと考え、狼狽えた結果、弊所にご相談にいらっしゃいました。

 こちらは自宅を知られているが、相手方の素性が分からないという状況だったので、相手方の特定ができず(既に、出会い系サイトで知り合った女の子の情報はサイトから消えていました)、今は状況を見るしかないという話をしたのですが、その日の夜に、再度事件は起こりました。

 なんと出会い系サイトで知り合った女の子との性行為時の画像(動画のキャプチャー)が家のドアに張り付けられていたのです。貼り付けられた紙には、金銭の要求をするかのようなメッセージもありました。
 また、帰宅した奥さんにも不審な人間が話しかけてくるなど、執拗に相手方からの接触行為が続きました。
 さらに、この日から依頼者宛に知らない番号から連絡が入るようになり、留守番電話には一度直接話をしたいという内容のメッセージが入っていました。

 この時点で既に奥さんにも知られてしまったこともあり、腹を決めて、警察に被害相談をするように指示を出しました。
 警察に相談すると、もちろん援助交際をした点についてはこっぴどく叱られましたが、相手方の手口が悪質であることや自宅が知られていたことから、すぐに人員を配置し、自宅付近の警戒を開始してくれました。
 また、相手方の素性を電話番号等から調べた結果、相手方の逮捕を検討しているとのことで、準備を進めてくれました。

 ただ、なかなか相手方の所在がつかめないということで、弊所と協働で動くことになりました。
 具体的には、相手方にまず代理人という立場で連絡し、示談をするかのように持ち掛けて呼び出し、呼び出したところを通常逮捕するというシナリオです。

 当職が連絡をすると、電話口でだいぶ乱暴な口調で話をしていましたが、示談を検討しているという話をしたところ食いついてきました。
 そこで、示談をするならば書面をきちんと作成する必要があるし、案件の内容上、外で話をするのには向かないから、事務所の会議室で話し合いをしようという提案をすると、警戒しながらも了承してきたのです。

 すぐに警察に相手方が来る日時を連絡すると、逮捕状を取るとのことでした。
 いよいよ捕り物です。

 当日、相手方はお金が受け取れると思ってか、何の警戒もせずに事務所に現れました。
 会議室に通した後、警察に連絡すると、刑事が数人会議室に踏み込んで、令状を示して逮捕となりました。

 逮捕後の相手は大人しかったですね。
 脅すつもりはなかったということで弁解をしていましたが、さすがにその話は通りませんでした。
 ただ、援助交際がきっかけとなっていたという点もあったことから、検事が事件化に若干の難色を示していたようで、相手方が保有している画像の削除や今後の接触をしないという旨の条項を設けた合意書を取り交わして終わりとなりました。

 自宅に来て嫌がらせをするというような古典的な恐喝はなかなか少なくなりましたが、それでも時々「行き過ぎた」トラブルが起きます。
 恐喝や脅迫への対応は早期介入が重要です。
 相談しにくいとお考えの方もいるかもしれませんが、どんな経緯があろうと皆様を可能な限り守ります。

 まずはお気軽にご相談ください。

 

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